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そういえば、スケッチブックのピクチャードラマたるものがあったらしく、先日のガイドブックもそうですが、同人誌のネタ集めするならこっちも引っ張ってくればよかったなあと・・・しかも栗ちゃんレギュラーだったし・・・
そんなこんながあったので、今更ながらDVDを全巻買いました。映像は録画したものが全話あり、ピクチャードラマも動画サイトを巡って見つけたのですが、まあせっかくなので。
当然のようにDVD-BOXなんてないので、全6巻をそれぞれ単品で買うわけですが、そんな人気がある作品でもないため(※あくまで客観的に)、Amazonなら40%OFFとかになってるだろーなんて思っていました。
4巻まではそこそこの値段であったのですが、5巻は在庫なし。6巻は一応見つかったものの中古品で10000円(※1月19日現在)。
プレミアというか希少価値みたいなのがついているせいでしょうか・・・まあ、一部の層が好むモノだと価格によって需要は変化しずらいので、そういう価格の付け方もありといえばありですけど・・・。
ただ、定価ならまだしももともと5000円前後のものに10000円出すというのはどうにも腑に落ちません。10000円という額自体は飲み会を2回すればなくなりますし、月単位で見れば1日300円ケチれば事足りますし、競馬で考えると(以下略
と言う事で、用事のついでに秋葉原あたりで少々その手の店を探索しました。
見つかったのが5件中3件。しかしながら、どこも1巻しか置いておりません・・・
しかも全て地味ーな場所に。というか作品順に並べるより、今の花澤香菜さんレベル(※ヒロインの声優)なら声優で特集みたいな形で並べておいた方が売れる可能性が高い気もします。まあ、「この声優が出てるから作品購入」という方がどのくらいの割合いるかにもよりますが。
仕方がないのでAmazon以外の通販を調べましたところ、5・6巻を定価で見つけられたので即購入。アニメ関連のネット通販はAmazonと楽天の寡占市場かと思ってましたが、他にも結構あるのですね。
ガサガサやってると大抵集まってくるネコ達。(←ゆず むぎ→)
初回限定モノなのかは分かりませんが、作中の出来事(誕生日・イベントなど)の時系列順(?)のカレンダーが入ってました。原作では時期を表記してはいなかったと思いますので、誕生日・文化祭など時期が確実なもの以外は適当にはめ込んだ感じですかね・・・(※栗ちゃんの寝癖のネタ(3巻84P)が4月22日など)
まあ何が言いたいのかといいますと、スケッチブック2期やらないかなと(※今度は原作濃度強めで)。
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今更ながら、スケッチブックパーフェクトワークブックというアニメ化をすると大抵発売されるガイドブック(?)たるものを買いました。届いた瞬間の感想は「薄っ!」だったんですが、同人誌のネタになりそうなものが幾つか見つけられたので、もっと早く気付くべきだったなあと・・・
さて、無理やり同人誌に話を持っていったところで、冬コミで出したスケッチブック本の委託販売が【とらのあな】様で開始されたようですのでご連絡です。
※正式には1/19からみたいですが、購入手続きは可能かと思います
『ジャンルが「その他」なので上記リンク以外から辿り着くのは至難の業』なんて書こうと思っていたのですが、どういうわけか「同人誌ページTOP」の「入荷予定商品一覧」のトコにサムネイルが出てます。(※1/17(月)20:00現在)
明日には更新されてそうなので記念にキャプチャーを。ジャンルごちゃ混ぜのせいか、ひとくくりに18禁とかなってますが、私のは一般向けですので、何卒よろしくお願い致します。
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唐突に、昨年(2010年)公開かつ劇場で見た映画の個人的ランキングを。
好きな馬の単勝10000万円以上購入した馬券(主にハズレ)を大事にとっておくが如く、映画の半券を財布に詰め込んでいるため、何を見たかは明確です。
ただ、2010年3月に財布を消失したため、それ以前のは抜けがあるかもしれません。
◎かなり面白い。2回見てもいい
○面白い。劇場で見てよかった
※ここの順位はだいぶ適当です4位 アイアンマン2
5位 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
6位 十三人の刺客
7位 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
8位 パリより愛をこめて
9位 プレデターズ
10位 インセプション
11位 特攻野郎Aチーム
12位 エクスペンダブルズ
▲面白いけど。レンタルでもよかった
△後悔16位 タイタンの戦い
主に重火器で物理的に人が死ぬ映画ばかりです。というかアニメ3つとインセプション以外はそれですね。
並べるだけというのもアレですので、少々短評を。
◎かなり面白い。2回見てもいい
■1位 第9地区
同人誌でもネタにしたりしましたが、どう考えてもコレが2010年ベストです。涙するような感動があるわけではありませんが、この香ばしいまでのB級映画臭、全体のテンポ、ブラック&アメリカンジョーク。こういう映画をもっと作って欲しいです。
■2位 ナイト&デイ
公開直後ではなく、しばらく経ってから観にいったと言う事で格別期待をしていたわけではないのですが、コレも非常に面白いです。トム・クルーズ&キャメロン・ディアスという美男美女をそろえた単純ストーリーではありますが、上級な話のテンポとジョークの仕上がり方に加え、フラグ回収もきっちり。アクション映画というよりはラブストーリー(少々ヤンデレ気味)に近いのかもしれません。人は結構死にますが、頭が吹っ飛ぶとかそういうのはないので、そういう耐性がない方でも楽しく見られるはずです。
■3位 涼宮ハルヒの消失
会社の人・地元の友人・高校の友人でかれこれ3回も見てしまいました。流石に3回目は飽きましたが、ストーリー・演出共にしっかり出来ていて原作を知らない事もあって1回目は引き込まれました。最低限の作品知識が必要なので、万人にオススメはできませんが、ハルヒを知ってて見てないのであれば是非見るべきです。
○面白い。劇場で見てよかった
■4位 アイアンマン2
まあこの辺はもうお約束。1番人気がきっちり1着をとる感じで、格別驚く事もありませんが、こういうお金かけたアクション映画は劇場で見てよかったと思えます。アイアンマンスーツがカチャカチャ変形するだけで楽しいじゃないですか!あと、「別れた妻」できっちり笑いましょう。エンドロール後のシーンは「ソー」という映画の布石だとか。まあ、このシリーズは毎度無難に楽しめそうです。
■5位 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
期待度だけだったら間違いなく一番でした。テレビシリーズは何回も見てますし、ゲーセンのVSシリーズでもお世話になりました。
特に1期ではグラハム・エーカーの活躍に心奪われ、毎度活躍をブログで更新し、「GNフラッグ」でGoogle検索が一番上に来た時もありました。2期もなんだかんだで毎週楽しみに見てましたし、今でも酔っ払うと「君の視線を釘付けにする」「変わるんだー」とか口走るくらい影響を受けています。
しかしながら、流石にガンダムっぽくなくなり過ぎたかなと。見方を変えれば面白いんですが。それと、敵の性質上仕方ないのですが、近接戦闘が少なかったのもちょっと残念でした。
映画じゃないですが、「ガンダムUC」は素晴らしいので有無を言わさず見たほうがいいです。
■6位 十三人の刺客
邦画って滅多に見ないのですが、何か評判よかったのと友人が結構前から薦めていたので。稲垣吾郎がいい意味で非常に気持ち悪いです。殺人描写が結構エグいのでその辺苦手な方は厳しいのかもしれません。「切って切って切りまくれー」な展開になるのは予告から分かるので、そこに向かっていく盛り上げ方に旨さを感じました。戦略はまあ・・・勝つことだけが目的ならもっと卑劣な事できるような気もしますが、そこは上とは違って「正しい」ミスターブシドーということで。
ガンダム以上に視聴者を選びますが、そういう偏見抜きで見ればよく出来た映画だと思います。友人宅でブルーレイを見たのですが、副音声でStrikerS(3期)のメンバーがキャラとして喋ってるんですね。最近この手の趣向流行ってるんでしょうか(化物語もそうだった気がしますが)。
■8位 パリより愛をこめて
ベストオブ娯楽作品。ジョン・トラボルタ無双と相方の慌てっぷりが楽しめます。ナイト&デイとノリは同じですが、こちらはちょっとジョーク部分が弱い印象です。
■9位 プレデターズ
エイリアンとかプレデターとかその辺が好きなら是非見ましょう。AVPシリーズよりは面白いと思います。
■10位 インセプション
集中してみないとよく分からなくなりますが、よく出来てます。マトリックスの世界観とか好きなら楽しめます。
■11位 特攻野郎Aチーム
ベストオブ娯楽作品その2。
■12位 エクスペンダブルズ
ベストオブ娯楽作品その3。ただ、全体的に落ち着きすぎた印象があります。それでも、シルベスタ・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスが一画面におさまる瞬間は興奮せざるをえません。
▲面白いけど。レンタルでもよかった
■13位 ロビンフッド
グラディエーターのスタッフ+ラッセル・クロウという事で期待していたのですが、人物描写なども分かりにくく、ちょっと期待外れでした。あと、タイトルとしてはロビンフットゼロが適格かと思います。でも、金曜ロードショーとかで見たら多分最後まで見てますね。
■14位 バイオハザード4 アフターライフ(※レンタル鑑賞)
3Dの弊害で見にいかなかったのですが、先日借りて見てみました。アクションは確かにお金かかってる感じが伝わってきますし、ミラ・ジョヴォヴィッチはステキなのですが、それだけかなあと。もう開き直ってプレデター的なノリでハンターとかタイラントとか暴れさせた方が楽しいと思うんですけどね。
■15位 グリーン・ゾーン
ロビンフッドと同じように、ボーンシリーズのスタッフ+マット・デイモンという事で期待してましたが・・・こんなものかなあと。悪くはないんですが、これといった推しが分かりませんでした。
△後悔
■16位 タイタンの戦い
この年最大の汚点です。「僕は友達が少ない」のニュアンスで残念な点をまとめてますので以下リンクからご覧下さい。
結構長くなりました。16本ということは月1ペースより見てるんですね。レンタルを入れればもっとたくさん見てますが、もう覚えてません。最近見た「パーフェクト・ワールド」「ファーゴ」「ミッド・ナイト・ラン」が面白かったと言う印象だけ残ってます。
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12月30日の取り急ぎ更新で既にオチはついているわけですが、初サークル参加もしたコミケ話でも。
初サークル参加とは言ったものの、売り子も含めると今回で4回目。割と経験豊富になってきましたため、特に変わったこともないと、そう思ってました。
そんなワケありませんでした。
自分がメインで描いた本が目の前で読まれるとか・・・ましてや笑ってくれるとか・・・いい緊張感といいますか、諭吉複数人を複勝にかけてその馬以外全て障害物にしか見えなくなった感覚といいますか、この気持ち・・・まさしく愛だ!
最初に売れたのは開始約10分後、丁度席を外していたのか非常に悔やまれます。売り子曰く「普通の人だったよ」と、それはそうだろうと。その後は平均ペースを刻むがごとく、順調に売れていきました。しかし、何か速いんです。
JBCや東京大賞典のスマートファルコンとまではいきませんが、想定していたペースの約3倍の速度。
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■時間は少し前:売り子をしてくれた友人との会話
友「そういえば、同人誌はどのくらい刷るの?」
私「まあ○部くらいかな」
友「数字の根拠は?」
私「前にあずまんが大王(morichan)とFFタクティクス(ユンスクさん)の同人誌の売り子をした時の部数を参考に。オフセだから主にmorichanの方かな。ただ、作品自体の知名度はもちろん、著者の知名度、規模感もあるから、その辺を考慮してだな・・・」
友「なるへそ」
私「まずは作品の知名度『あずまんが大王』と『スケッチブック』だ。日常系四コマというカテゴリ、アニメ化などの共通点はあるが、規模がだいぶ違う。ゴルディコヴァとサプレザくらい違う」
友「違いがわかんねえよ」
私「フリーダムとストライク・・・いや、シグーくらい、またはユンケルとリポビタンDの値段くらい違うな」
友「ふむ・・・」
私「加えて著者の違いがある。morichanの方は圧倒的合同誌。morichan含め、中には商業で活動中のガンダムマイスター級もいる。それに対して私はせいぜい人革連のMSJ-06II-A:ティエレンの掃除係。おっぱいマイスターのmorichanはいるが、この差は大きい。」
友「確かにそうだな」
私「そうなると、そこで売れた部数に対して少なく刷るのが人情。大体1/3くらいが妥当じゃないかと見積もった」
友「随分と弱気じゃないか」
私「売れ残ると持って帰るの大変だし、「完売しました」というのもちょっと書いてみたい」
友「ふむ。まあ俺には『あずまんが大王』の凄さが分からんが、あまり見たことないし」
私「何だって?じゃあ『よつばと!』も知らないのか」
友「名前は知ってるけどさ」
私「じゃあ『スケッチブック』は?」
友「読んだ事すらないね」
私「・・・分かった。Amazonで全巻注文してアンタの家に届けてやる」
友「そんで結局結論は?」
私「まあ・・・どうせだからさっきの想定部数の1.5倍にするかね」
友「つまりは45%か」
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そう、適当に決めたわけではなく一応考えたうえで決めた数字でしたが、まさかの昼過ぎ完売。嬉しい誤算ではあるのですが、完売後にいらした方にはホント申し訳なかったなと・・・
見積もり値とギャップがあった要因としては以下が挙げられます
■スケッチブックのサークルが一つだけ(市場独占)
■原作7巻発売のタイミングがよかった(需要上昇)
■pixivでの宣伝効果(母数上昇)
■麻雀大会で大敗していた(運気上昇)
■morichanのせい(morichan効果)
難しいところですが、morichan効果と言うことにしておきます。
ということで、前回も書きましたが再販しようかと思います。
注文時、「スケッチブックというジャンルが存在しなかった」ため、少々心配だったのですが、「とらのあな」様でお取り扱いして頂けるようですので、詳細決まりましたらまたココかpixivでアップします。(※ただ、最速でも1月3週目あたりかと思います)
※あと、12月25日までに通販のご連絡をして頂いた方々すみません。モノはあるのですが案の定郵便局が閉まっていたため、まだ郵送ができておりません。明日の早い段階で送付できるかと思いますので、今しばらくお待ち下さい
ともあれ、初の同人誌作り・初サークル参加では出来過ぎた結果だったように思います。買って頂いた方はもちろんのこと、スペースまで来て頂いた方全てに感謝です!今後ともよろしくお願い致します。
本を読んだ方はコレが一番面白かったなど、メールで頂けると非常に嬉しいです。pixivでアップしたサンプルでもそうでしたが、意図した方と違う方がうけていたりしますので、次回以降作る時の参考にもなります。
その後は、morichanと目があったので夏コミ3日目と同じく「私・私の友人(売り子)・morichan」という組み合わせで浜松町のモノレール乗り場地下街の飲み屋に入店。
ハッピータイム中(※15時過ぎだったので)と言う事で色々と安かったはずなのですが、かれこれ6時間位飲んでいたらハッピータイム終了後の補正で結構な額になっていました。
酔っ払いとかホント駄目ですね。競馬知らない人に東京大賞典のラップタイムの話とか痛々しい限りです。
その後、微妙に体調崩したので2日目・3日目は参加しませんでした。あと、コレは夏コミの時も書いたかもしれませんが、作る方が買う方より面白いのです!
と言う事で、夏コミも受かればまた『スケッチブック』で出したいと思います。今度はもう一つくらいスケッチブックサークルがあるといいのですけど。
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久々に競馬場に行きました。
おそらく競馬を知らなくても名前は有名な「有馬記念」です。
この馬は特に有馬記念とは関係なく、「8R グッドラックハンデ」の勝ち馬ドリームゴスペル。一緒に行った会社の人が一口馬主だったのでなんとなく撮ってしまいました。なかなか強い勝ち方でしたので、準オープンなら全然やれそうです。
休養に入らないなら中1週で同条件の「迎春S」、短期放牧なら2月京都の「松籟S」(※初関西遠征ですが)、3月ならまた同条件の「サンシャインS」なんてのもありますがどうなりますか・・・身近にいるとつい応援してしまうのでこんな妄想ローテを考えがちです。
馬券はと言いますと、9月1週目の中山以来全く買っていなかったので、実に3ヶ月ブランクがありました。というか勝馬投票券の購入はいつ以来か記憶にございません。
実に面白味のない馬券ですが、一番上のが2.6倍で的中したため、+5000円で終われました。(※単勝にしていれば7万ほど儲かってましたが、その辺はいつも通りの仕様です)
PATにお金は入れていないので、またしばらく馬券を買わない日々となりそうです。
何だかんだで、やっぱ競馬は面白いですね。
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えらく久々の更新になります。
pixivの方で先にアップしましたが、冬コミの入稿が終了致しました。
11月末・・・最終〆切まで2週間ちょっとという、京都コースでいうところの3コーナーから4コーナーの坂の下りにさしかかる勝負どころで、会社で色々と面倒な事がありまして、1週間程あまり描けない期間があり少々慌てましたが、スケジュールとしては12月頭に終わる計算でしたので、その分ズレ込んだ形で間に合いました。
入稿自体は12/10(金)に済んでいましたが、そこから昨日までちょっと色々あったのと飲み会続きで間が空いてしまいました。
しかしながら、ここ1ヶ月位は今まで生きてきた中で最も絵を描いたなと・・・酒は毎日欠かせませんが、飲み会は極力控え(※)、アニメもあまり見ず、競馬も中止し、家にいる時のほとんどを漫画に費やしておりました。
※控えてると思ってましたが、家計簿によると8回飲み屋(or 家飲み)にいってるようでした
さて、「漫画に費やす」と一言で言いましても、実際は各フェイズが存在すると思います。
仕事でも何でもそうですが、実際見積もりを出してみて正体がある程度分かっている状態ですと色々とやりやすいものです。
「徹夜するぞ」と思っていれば実際徹夜しても意外といけますが、「もう帰ろう」と思っていたところに上司から「ちょっとエラーが出ちゃってさ」とか言われたらやる気が下がるのと同意です(※)。
※まあ、私のとっての漫画は仕事とは違いますので、ゲームとか飲み会とかで徹夜になったりするのと同じノリなのかもしれませんが
話を戻しまして、要は「30本の4コマ漫画を描くのにフェイズ毎に概算でどれくらい時間がかかるのか」というのを把握をしておけば、計画的に進められるなと考えたわけです。
去年あたりに書いたような気もしますが、画力等の違いこそあれど、基本的に漫画というのは「ネタ出し」→「ネーム」→「下書き」→「ペン入れ」→「仕上げ」の5フェイズ構成かと思います。
ページ数こそ少ないですが、以前描いた経験があったため、おおよその時間構成比を出しますと以下のようになりました。
■(15%)ネタ出し
→文字通り。アニメ見たり漫画読んだり携帯のメモを見たりします。
■(10%)ネーム
→ラフです。棒人間レベルで人の向きとか表情とかを簡単に決めておきます。
■(30%)下書き
→文字通り。今回改めて思いましたが、ココが一番重要です。
■(20%)ペン入れ
→時間は結構かかりますが、一番楽しい時間かもしれません。
■(25%)仕上げ
→セリフ入れたり、トーン入れたりの作業。地味に時間かかります。
ここで、過去の経験則から4時間(240分)で4コマ1本完成と仮定しますと、以下の構成になるわけです。
■(36分)ネタ出し
■(24分)ネーム
■(72分)下書き
■(48分)ペン入れ
■(60分)仕上げ
これが30本となりますと以下の時間配分になります。
■(1080分=18時間)ネタ出し
■(720分=12時間)ネーム
■(2160分=36時間)下書き
■(1440分=24時間)ペン入れ
■(1800分=30時間)仕上げ
これはあくまで目安です。ペン入れが24時間で終わる計算とはいえ、30本一気に24時間描いてたらそれはそれはおかしな事になると思いますし。
ともあれ、これで全体の時間としては把握できるわけです。更に、1日に漫画で使える時間を平日○時間、休日○時間等と設定すれば、〆切日から逆算することで各フェイズの『阻止限界点(ここを過ぎるとコロニー(新刊)が落ちる)』というものが見えてきます。
ただ、人間毎日マシーンのように正確に生きているわけではないのと、このネタは拘りたいなどもあると思いますので、「予備日」を全体の2〜3割入れると丁度いい塩梅になります。
・・・まあこんな事してる人は少数派だと思いますが、〆切日のかなり前から「やらなくちゃいけない感」が出るのはいい事なんじゃないかと個人的には思います。
と言いましても、私の場合『表紙』が計算に入ってなかったりした事もありまして、色々と課題も見つかりました。とりあえず大量に描いて思ったのは、下書きは超重要ということです。(※下書きまではアナログなので尚更)
内容につきましては以前書きました通り、月刊ブレイドにて連載中の『スケッチブック』の4コマ漫画本(24P・300円)となります。
【サンプル】
※pixivに飛びます
リンク先にも書いてありますが、ゲストには毎度お世話になっているmorichanをお呼びしました。
サイト名等からもお分かりになりますように、成分のほとんどが「あずまんが大王の大阪」で構成されているmorichanによるスケッチブック絵は、初期の頃を含めましても記憶の限りでは初ではないかと思いますので(※とりあえずpixivにはなかったです)、これだけでも見る価値アリです!
ネタは「原作っぽいネタ7割・パロディネタ3割」といった感じです。上記サンプルは全て原作テイストのものを選びましたが、実際の本では原作にはありえない内容も盛り込んでおります。
何か本の話というより本を作るまでの個人的見解の話になってしまいましたが、当日お暇な方がいましたら是非起こし下さい。
『むぎネコ屋』12/29(水)1日目 西す-26b
※pixivに飛びます
あと、当日は行けないけど本は欲しいなんていう物好きな方がいましたら以下メールアドレスにお知らせ下さい。個人的に通販致します。(12/25あたり迄でお願い致します)。
yuzuneko613@yahoo.co.jp
※メーラーが立ち上がります