12月30日の取り急ぎ更新で既にオチはついているわけですが、初サークル参加もしたコミケ話でも。



初サークル参加とは言ったものの、売り子も含めると今回で4回目。割と経験豊富になってきましたため、特に変わったこともないと、そう思ってました。



そんなワケありませんでした。

自分がメインで描いた本が目の前で読まれるとか・・・ましてや笑ってくれるとか・・・いい緊張感といいますか、諭吉複数人を複勝にかけてその馬以外全て障害物にしか見えなくなった感覚といいますか、この気持ち・・・まさしく愛だ!



最初に売れたのは開始約10分後、丁度席を外していたのか非常に悔やまれます。売り子曰く「普通の人だったよ」と、それはそうだろうと。その後は平均ペースを刻むがごとく、順調に売れていきました。しかし、何か速いんです。

JBC東京大賞典スマートファルコンとまではいきませんが、想定していたペースの約3倍の速度


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■時間は少し前:売り子をしてくれた友人との会話

友「そういえば、同人誌はどのくらい刷るの?」

私「まあ○部くらいかな」

友「数字の根拠は?」

私「前にあずまんが大王(morichan)とFFタクティクス(ユンスクさん)の同人誌の売り子をした時の部数を参考に。オフセだから主にmorichanの方かな。ただ、作品自体の知名度はもちろん、著者の知名度、規模感もあるから、その辺を考慮してだな・・・」

友「なるへそ」

私「まずは作品の知名度あずまんが大王』と『スケッチブック』だ。日常系四コマというカテゴリ、アニメ化などの共通点はあるが、規模がだいぶ違う。ゴルディコヴァとサプレザくらい違う」

友「違いがわかんねえよ」

私「フリーダムとストライク・・・いや、シグーくらい、またはユンケルとリポビタンDの値段くらい違うな」

友「ふむ・・・」

私「加えて著者の違いがある。morichanの方は圧倒的合同誌。morichan含め、中には商業で活動中のガンダムマイスターもいる。それに対して私はせいぜい人革連のMSJ-06II-A:ティエレンの掃除係おっぱいマイスターのmorichanはいるが、この差は大きい。」

友「確かにそうだな」

私「そうなると、そこで売れた部数に対して少なく刷るのが人情。大体1/3くらいが妥当じゃないかと見積もった

友「随分と弱気じゃないか」

私「売れ残ると持って帰るの大変だし、「完売しました」というのもちょっと書いてみたい」

友「ふむ。まあ俺にはあずまんが大王の凄さが分からんが、あまり見たことないし」

私「何だって?じゃあよつばと!も知らないのか」

友「名前は知ってるけどさ」

私「じゃあ『スケッチブック』は?」

友「読んだ事すらないね」

私「・・・分かった。Amazonで全巻注文してアンタの家に届けてやる

友「そんで結局結論は?」

私「まあ・・・どうせだからさっきの想定部数の1.5倍にするかね」

友「つまりは45%か」

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そう、適当に決めたわけではなく一応考えたうえで決めた数字でしたが、まさかの昼過ぎ完売。嬉しい誤算ではあるのですが、完売後にいらした方にはホント申し訳なかったなと・・・



見積もり値とギャップがあった要因としては以下が挙げられます


■スケッチブックのサークルが一つだけ(市場独占)
■原作7巻発売のタイミングがよかった(需要上昇)
■pixivでの宣伝効果(母数上昇)
■麻雀大会で大敗していた(運気上昇)
■morichanのせい(morichan効果)

難しいところですが、morichan効果と言うことにしておきます。



ということで、前回も書きましたが再販しようかと思います。

注文時、「スケッチブックというジャンルが存在しなかった」ため、少々心配だったのですが、とらのあな様でお取り扱いして頂けるようですので、詳細決まりましたらまたココかpixivでアップします。(※ただ、最速でも1月3週目あたりかと思います)

※あと、12月25日までに通販のご連絡をして頂いた方々すみません。モノはあるのですが案の定郵便局が閉まっていたため、まだ郵送ができておりません。明日の早い段階で送付できるかと思いますので、今しばらくお待ち下さい



ともあれ、初の同人誌作り・初サークル参加では出来過ぎた結果だったように思います。買って頂いた方はもちろんのこと、スペースまで来て頂いた方全てに感謝です!今後ともよろしくお願い致します。

本を読んだ方はコレが一番面白かったなど、メールで頂けると非常に嬉しいです。pixivでアップしたサンプルでもそうでしたが、意図した方と違う方がうけていたりしますので、次回以降作る時の参考にもなります。






その後は、morichanと目があったので夏コミ3日目と同じく「私・私の友人(売り子)・morichan」という組み合わせで浜松町のモノレール乗り場地下街の飲み屋に入店。

ハッピータイム中(※15時過ぎだったので)と言う事で色々と安かったはずなのですが、かれこれ6時間位飲んでいたらハッピータイム終了後の補正で結構な額になっていました。

酔っ払いとかホント駄目ですね。競馬知らない人に東京大賞典のラップタイムの話とか痛々しい限りです。






その後、微妙に体調崩したので2日目・3日目は参加しませんでした。あと、コレは夏コミの時も書いたかもしれませんが、作る方が買う方より面白いのです!

と言う事で、夏コミも受かればまた『スケッチブック』で出したいと思います。今度はもう一つくらいスケッチブックサークルがあるといいのですけど。