競馬の話しか書いてなかったので、最近劇場で見た映画の話でも。

「グリーンゾーン」「パリより愛をこめて」「アイアンマン2とかも見てたんですが、書き忘れと言いますか、何か機会がなくてそのままになっておりました。

ちなみに、上記3つはどれも面白いです。

スパイダーマン」とか「ウルヴァリン」とか好きな人は「アイアンマン2マクレーン刑事の不死身っぷりとか「バッド・ボーイズ」「メンインブラック」「ラッシュアワー」辺りが好きな人には「パリより愛をこめて」、マットデイモン見てるとスネーク的に持て余してしまう人には「グリーンゾーン」がオススメです。






さて、最近見たのは以下2本。

プレデターズ

まずはもうタイトルを見ただけでお約束的要素満載のコチラ。

事前の知識としてプレデターシリーズ(※AVPはどちらでもいいいです)を見ておくことを強く推奨致します。

そしてプレデター作品に見られる「お約束」を容認できる寛大さを持って観ることを更に強く推奨致します。



1のリメイクという事らしいですが、シュワちゃんの活躍らしき事が語られていたので、続きとして見た方が違和感ないです。

主人公ロイス含め、各国の戦闘のプロ8人が拉致され(ワープ?)、プレデター星のジャングルにパラシュートで投入されるというところから始まります。

途中からというか予告編で大体想像はつきますが、ここはプレデターが狩りをするためのジャングルで、主人公達はその狩りの標的として送り込まれたいわば「餌」。

プレデター星にはそういった狩りのシーズンがあるらしく、特に「武器を持った人間」が一番彼らにとってエキサイティングな標的との事です。(それ故に、彼らは銃などの武器を一式持っています)

主人公達はそりゃ死にたくはないのでまずは生き残るために色々奮闘し、相手が宇宙人だと分かった際には奴らの宇宙船を奪ってこの星から逃げ出そう・・・なんていう結論に至ります。

大筋のストーリーとしてはそんな感じ。



後はもう、如何に「お約束」を楽しむかにあります。

新型プレデターが出てきたり、プレデター同士で争ってたり、いつものプレデターの顔を見て安心したり、各人の死亡フラグを楽しんだり、モーフィアスことローレンス・フィッシュバーンにもてあましたり、飛び道具をわざわざ捨てて日本刀を構えたヤクザにタイマン勝負を挑むプレデターにちょっと萌えてみたりと・・・・・・・プレデター+アクション映画好きなら見て損は全くない作品と言えます。

でも、ほとんどチンピラ風味なヤクザがあんなに銃や日本刀をうまく扱えるとは思えませんけどね・・・多分あそこはブラックジョーク(日本のソルジャー=ヤクザという点からも)というか、笑うところです。ブラックといえば、BLACKLAGOONの銀次なら、プレデターにも勝てた気はします。



続編作る気満々なラストでしたので、今後に期待です。






インセプション

何故か家族で見に行きました。家族で行くならトイス○ーリーだったりアリ○ッティな気もしますが、そういう話題はありませんでした。

ダークナイト」の監督クリストファー・ノーランということと、地面が折れ曲がる予告編からとりあえず観てみようという気はありました。

内容としては上記のプレデターズと違って、集中して見ていないとよく分からない事になります。



簡単に言えば、主人公のレオ様ことコブは他人の夢の中から潜在意識に入り込み、そのアイディアを盗むプロフェッショナル

ギアス能力や禁書目録の能力のように「個人の能力」ではなく、眠るときに夢を共有する装置が日常化(一部の人間ではあると思いますが)しており、それを使う事で「他人と夢を共有」し、その夢の中で相手の秘密を調べる(※秘密が金庫等の入れ物として存在したりしています)といった事ができる世界になっているため、極端な話誰でもできるのですが、レオ様はその中でも優秀な人材という事です。

私の潜在意識に入り込んでも「実はファブ○ーズの容器にリ○ッシュの詰め替えを入れてるんだぜ」とかそういうものしか得られないと思いますが、企業の大物・政治家とかが相手だと商売にもなるといった世界観です。

それだけではなく、「夢の中で夢を見る」という行為をし、更なる潜在意識を探るという事もできます(夢の中に装置を具現化して持ち込む)。

そして夢の中では「時間の進み方が通常の12分の1」になり(現実世界の5分=夢の1時間)、夢の階層を下げるごとに12分の1になっていくため、仮に第3階層までいくと、現実世界の5分が第3階層では6日間(5×12×12×12分)になります。

そうした設定がある中、レオ様はケン・ワタナベに依頼を受けます。それは潜在意識から情報を得る事ではなく、他人に情報を植えつける「インセプション」という難しい依頼でした。



・・・なんて感じです。そしてそのミッションとは別にレオ様にはプロフェッショナルゆえに失敗した過去があり、ミッションを進めつつ、その苦悩も並行して進行していきます。

あんまり簡単になってませんでしたが、ファンタジーもののラノベみたいな設定とも見れますので、そういうのが好きなら楽しめると思います。

そして映像的に面白いのは「現実世界に影響があると、夢の中にも影響がある」という点。具体的には、現実世界で水を被ると夢の中で水が大量に出てきたり、イスから落ちると夢の中でも落ちたりするって事です(目覚めればそれで終わりですが)。

結構設定があるので、少々分かりにくい感はありますが、話的には大したことやっていない(この消しゴムが机から落ちたら世界滅亡とかそういった規模ではありません)ため、「夢の中って結構適当な事言ってるよなあ」とかそういった感覚で見ればいいと思います。



世間の評価ではインセプションのようですが、正直私はプレデターズの方が好きです(笑)