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引き続き就活中の妹です。
大学3年時(短大だと1年になりますか)、私自身も就活していたかと言われますと、教師目指してたり、卒論と言う題目でコオロギを大量虐殺したりしていたため、所謂スーツ着て『就活』というのはあまりしていませんでした。
そんな私ですが、形から入ろうと『エントリーシート』というのはちゃんと書いていた気がします。データは残っていたので改めて見直してみると、漫画の原稿見られる位恥ずかしいものですが、一応それらしい事が書かれていました。
いきなり面接の企業ならまだしも、書類選考の企業相手にはコレしか示すものがないわけで、嘘を書くのは後々よくないと思いますが、表現を変えてそれと似たような事を書くのは全然ありなわけです。
そんなこんなで、その辺りで悪戦苦闘中の妹なわけです。
妹「兄者!自己PRってどうすればいいんだ!」
私「中学校の校庭に『私は、ここにいる』という意味の絵をだな・・・」
妹「そういうのいいから!」
私「書き方自体はネットっていう便利なものがあるじゃないか」
妹「見たけどどれも同じような事が書いてあって」
私「苦労とか挫折とかその辺書いとくと文章に起伏が出来ていいと思うけど」
妹「今まで苦労も挫折もしてないよ」
私「・・・ないの?」
妹「多分」
私「・・・少しも?」
妹「おそらく」
私「・・・忘れてるとか?」
妹「あ」
私「・・・まあ、感じ方は人それぞれだからな。特にお前は他人が辛いと感じることも辛いと感じなそうだ」
妹「違うな、間違っているぞ兄者。苦労がどうとかと言う発想だけでは、この就活戦争には勝てない!」
私「何!?・・・じゃあ何だって言うんだ」
妹「辛いことからは全て逃げてきた・・・どんな手を使ってでも!」
私「・・・もう駄目なのはいいとして、それは『逃げる』という苦労してるんじゃないか?」
妹「いや、苦労すると分かった時点で逃げるのよ」
私「まあある意味逃走経路を確保してるんだから、それもスキルの一つと言えなくもないかな」
妹「寿司が買えなくて助六でごまかしたとか」
私「えらく規模が小さいがそんな感じにしておこう」
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妹「結局、兄者の自己PRを参考にさせてもらうのか」
私「・・・何か釈然としないな」
妹「卒論の研究が単純作業で辛かったって・・・バカか!」
私「参考にしておいて何という言い種だ!」
とか何とか言いつつも、バイト経験豊富な妹は「飽きやすい」→「興味対象が多い」→「好奇心旺盛」みたいな表現でとりあえず自己PRは何とかなったようです。
次は多分志望動機で悩むんだと思います。