前の続き。ちょっと長くなったので、まだ引き伸ばします。



シャングリ・ラ

ピンクの短髪で格闘派のヒロインというと、割と前にやっていた「MEZZO -メゾ-」というアニメを思い出します。

炭素税やらアトラスやら、造語が多数出てきて理解する事が色々あったり、緑髪の女に踏みつけられて喜ぶ福山潤がいたり、インデックスとベッキーを足して2で割ったような天才少女がいたり、大塚芳忠中田譲治的なニューハーフがいたりと色々見どころがあります。

現時点(3話)では物語の目的がさっぱりな状態ですが、話が進むに連れて面白くなっていきそうな雰囲気はあります。



中田譲治的ニューハーフ。劇場版クレヨンしんちゃんに出てきそうなノリです。



戦場のヴァルキュリア

ゲームが原作だそうで。戦闘メインの背景・ヒロインの性格と声から図書館戦争の時代が違うヴァージョンに見えなくもないですが、

最初は主人公ウェルキンがマイペースな上に軽すぎるので、物語に締りがないなあと思っていましたが、実は感情的な状況に流されず、色々と客観的視点を持っていて、判断も早いできる男でした。

ただまあ、驚嘆するほどかと言われるとそうでもないので、今のトコは普通な作品に思います。今後、井上麻里奈演じるアリシアがデレてくるのは間違いないので、その辺が好きな人は見るべきです。



何かドージンワークのヒロユキ先生が書くキャラに見えるんですよね。同人誌で描いてた月姫の志貴(変態)のような。



スターウォーズ〜クローンウォーズ〜

クローン戦争という背景はあるものの、1本1本のエピソードがあまり繋がってなく、完全な短編集に見えます。ただ、グリーヴァス将軍の存在が知られていて、まだ咳をしていない様子を考えるとエピソード2・3の間としてやっていたカートゥーンアニメの更に細かな話とも見られるでしょうか。




ハイポリの戦い(カートゥーン前編の最後ジェダイ5人を圧倒した初登場シーン)
※存在が知られる

今回

コルサントの戦い(カートゥーン後編の最後:メイス・ウィンドウに内臓を潰されるシーン)
※咳込むようになる



Wikiには別軸の話と書いてありましたので、もしかするとドラゴンボールの劇場版みたいなもので全く関係ない話なのかもしれません。

そして内容とは関係なく、最初のタイトルコールが若本さんというハヤテのごとく!!な感じです。まあ、ヨーダを筆頭とするジェダイの宗教っぽい言い回しや、グリーヴァス将軍が好きなら見て損はない作品です。



5話まで見た感じだと、敵では一番よく出てきます。さりげなく、シスもどきのヴェントレスより立場が上なのに驚きです。



東のエデン

ノイタミナ枠って事とハチクロの絵の人だったので、「原作に忠実な少女漫画」かなと思って見てなかったのですが、友人がイチオシしてくるので先日見てみました。

・・・意外なダークホース。完全なオリジナルアニメで、ハチクロの人はキャラ原案だけだったようです。近未来というか1年後位の話で、地域名等はそのまま出てきます。

都市にミサイルが落ちてきたのに誰も死んでなかったり、2万人のニートがいきなり消滅したりと、何か陰謀めいたものが動いている事だけは確かですが、主人公が周りの状況を理解していないだけでなく、記憶まで無くしているため、同じような視点で次々と秘密が明らかになるのが結構楽しいです。

4話でかなり補足説明が入るので、概ねここで理解できます。アニメなら「とある魔術の禁書目録」の「上条当麻」、映画なら「ボーンシリーズ」の「ジェイソン・ボーン(これは本編でもチラッと言ってました)のように、記憶を無くした状況でも頭のキれる主人公というのは見ていて面白いものです。

上記2作品より入りやすいっぽいので、退屈している人にはオススメです。



キーアイテムは携帯電話。



余談ですが、作中でよく出てくる単語「ノーブレスオブリッジ=高貴な義務」「セレソン=選ばれし者」

いや、まんまそういう意味なんでしょうけど、ノブレスオブリッジエアセレソンとすぐ馬が浮かぶ脳は職業病としか言いようがありません。