エボリューション的なドラゴンボールを見ました。

仕事も日常もPCに張り付いている生活なので否応がなしに情報が入り、危険が危ないとかそういうのは十分承知していましたが、「何かが起きます」というボタンがあったら押したくなりますし、ドラゴンボールは全巻持ってますし、1000円程度でネタを買えるならいいんじゃないかと思って見たわけです。






・・・期待通りというか、ヤフー評価1点台は伊達じゃないというか、実に悩ましい作品でした。

とりあえず、原作との共通点は固有名詞が一致しているという点のみです。ドラゴンボールをダイヤモンドにしたり、キャラ名を違うものにすれば、多分他作品として成立します。

ただ、「それはそういうもんなんじゃね」と割り切ったとしてもだいぶ厳しいものでした。テンポも悪く、動機もよく分からず、セリフの意味もほとんど皆無(ピッコロと悟空が対峙するシーンはホント逸材です・・・えぇっ!?みたいな感じで)。

悟空が強いとか弱いとかそういう次元ではなく、これは映画としてどうなのかと・・・正直、ハウスオブザデッド2とかそういうレベルだと思います。(☆5で☆2くらい)



唯一救いだったのは、「吹替版」を見たこと(本当は間違ってしまったのですが)。原作とは違いますが、安定勢力ばかりでした。

でも今考えるとアニメはともかく、吹替えで小清水亜美平野綾さんとかはちょっと微妙なのかもしれません。男性陣は勝平さんを除けば、洋画吹替えで主役を張ってる人ばかりでしたけど。

内容でのいいトコは、ピッコロとの戦闘シーンがかろうじて・・・くらいしか浮かびません。




デビルマン」と違って演技は普通なので「もう見てられない」ような作品ではありませんが、割り切って見られる方のみ推奨です。というか、劇場で見る必要は全くないと思います。






・・・にも関わらず、続編を作ろうとしているのが恐ろしいところです・・・ええホント、これからが本当の地獄なのかもしれないです。