そういえば学生までの方々は夏ホリデイなんですよね・・・

羨ましいとかそういう感情が浮かぶ前に、平日なのに何で電車内に子供がたくさんいるんだろう→あ、夏休みか・・・という気付き方をしたので、季節や月単位ではなく、1週間という単位を基に生活しているのだなあとしみじみ感じたわけです。

・・・ということはコミケももうすぐじゃないか、なんて思ったのは大きな声で言えない話です。



さて、前回の日記にも書きましたが、代休を3日間行使して火曜〜木曜と北海道に行ってきました。既に代休が増えていたりするのは悲しい現実ですが、大方の社会人が仕事中に旅行というのはなかなか気分がいいものです。まあ、会社の惨状を考えると若干やりにくい面はありましたが、決め打ちしないと休めないので深く考えるのはやめました。






・1日目

例によって前日3時頃まで飲んでいたので若干2日酔い気味。本来のものよりもメンタル面(=思い込み)での効果が期待されるソルマックを流し込んで羽田空港へ。約1名遅れていましたが、彼は「今から行く」というメールを残して来なかった事もある兵なので予測の範疇。


「うお!?飛ぶ気だ!!」

「機長!?」

「おおっ!!凄いパワーだぁ!!」

「これなら飛ぶ!!飛べるぞ!?」


などと、私だけでなく友人もお約束のフレーズが浮かんだらしく、そんなこんなしながら東京を後に。しかしまあ、飛行機だと近いですな北海道。



到着。月並みですが涼しすぎです

それでも、この日はこの夏1番の暑さだったとか・・・まあ冬が−10℃らしいのでバランスは取れているわけですが。時計は午後3時。とりあえずビールということで、新千歳空港KIOSKで購入し、移動中に乾杯。



このサッポロクラシックは実にいいです。コクはあるけどあっさりしていて実に飲みやすいと言いますか、ビールが駄目な人でもコレは結構いけるんじゃないかと思います。



そしてこの「じゃがですよ!」も素晴らしいです。一見「じゃがりこ」のまがいものに見えますが、いもの味が濃くサッポロクラシックとの相性が抜群です。



北海道の中心(?)である札幌駅に到着。待ち合わせをしていた南米辺りで観光客相手にマジックマッシュルーム等を販売しているかのような風体の北海道友人と合流、「すみれ」というラーメン屋の本店の場所を聞き出し、友人とは一旦お別れ。

実のところ、彼は3日間とも仕事。こちらが確認を怠っていたのが原因ですが、1日くらい腹が痛いとかでサボればいーじゃん、すげーじゃんと指摘したのに対し「いや、それは出来ない」と社会人っぽいことを言って断固たる姿勢を示しました。

・・・しかし、そんな彼は女を追っかけるべく、仕事を辞めて東京に戻ってきます(9月)。果たして男らしいのか・・・判断に困るところです。



すみれ本店の味噌ラーメン。生姜味が特徴的で普段ラーメンを食べない私でも美味しく感じました。カップラーメンになるくらい有名だそうで、店のラーメンとかよく分かりませんが、人気があるということは他のラーメン屋にない魅力的なものがあるのでしょう。



ここで一旦ホテル(すすきの駅付近)へ移動。飛行機代含め3万円の格安旅行、男4人部屋ということもあり、呼吸をするのも困難な狭苦しい部屋に押し込まれると思ってましたが、意外に普通のところでちょっと残念でした。



特に面白いこともなかったので、すすきのの街を探索することに。



こっち系とは正反対の街と思ってましたが、まああるトコにはあるようで。



探していたわけじゃないのに、これも運命かと(札幌競馬場が近いんですけどね)



夜に北海道友人オススメのジンギスカンの店に行く予定だったので、時間潰しにアドアーズ狸小路店」さらには「タイトーステーション札幌」へ。

「会いたかったぞ、ガンダム!」



友人と合流後、ジンギスカンを堪能。知る人ぞ知るような店の雰囲気で、味も値段もビールも実に素晴らしいものでした。

その後、ドンキホーテで酒を購入しホテルで酒盛りして1日目は終了。






・2日目

2日目は小樽へ。画像は中央の「ひらがな」が他人とは思えなかったので撮っておきました。2回ほど苦しんだ身としては、苦しい方の「かいよう」にしか見えません・・・



ウロウロしていましたが、昨晩の反動と普段やらない早起き、さらに空腹も重なってもはや体力の限界・・・半ば妥協した形で海鮮丼の店へ。



この旅行では、食べたものを写真に撮るという趣向で行っていたのですが、つい我を忘れて少し飲んでしまいました。



上に同じ。

店頭にいたオヴァちゃんに200円引きでビール1杯つけるよ〜などと言われてホイホイついて行ってしまいましたが、2000円の海鮮丼は値段の割に微妙な出来栄えでした。(サービス抜いても圧倒的に利益が出ている気がします)



小樽ビール・ヴァイスヴァイスリージェントとかヴァイス陸曹が浮かんだので本能的に購入したわけですが、のどごしはいいものの個人的に味はイマイチ。フルーティなビールって言いますか、キリンの「スパークリング・ホップ」に近い系統に思います。苦味を楽しむ身としてはちょっと違うかな〜と。



その後、オルゴール館・ガラス館と回って小樽終了。札幌に戻り、各自適当に自由行動の後、北海道友人と合流するまで「クラブセガ札幌」へ。

「会いたかった・・・会いたかったぞ!ガンダム!!」

各々ゲームは違うものの(私はVSシリーズ)、「時間潰し=ゲーセン」というのがセオリーとなっています。

闘劇格闘ゲームの大会)出場経験のある友人はこうも言ってました「北海道はレバーが固いよ」。「レバー」とはビールを飲んだときに分解してくれる内臓のことではなく、ゲームをコントロールする「レバー」のこと、「固い」とは操作性の意味。大抵負けたときの言い訳として使われることが多いそうですが、彼は10連勝くらいしていたので本当に固かったのだと思います。



そんなこんなで北海道友人と合流。2泊目の地である彼の家に行くことに。



もう彼の家の記憶はここが始まりで終わりです。(ちなみにこの右側に翠星石のがあります)

前日のホテルと同様の流れとなり、2日目終了。






・3日目

家の主はらき☆すたすいんぐ」を3つ装備した鍵を預けて仕事へ。我々は、結局12時過ぎまでだらだらと。



北海道名物(?)のスープカレー。味がいいのはもちろんのこと、辛さで悪いものが出たのか、胃が少しスッキリした気がしました。



飛行機の時間もあったため移動はできず、昼休憩で出てきた友人に鍵を渡し、新千歳空港へ。



おみやげも一通り買い、少々胃が寂しかったのでサッポロクラシックロング缶初体験。どんなタイミングでもビールは裏切りません。






ということで結局、ビールに始まりビールに終わる北海道旅行なのでした。