日曜日。競馬に負けてから映画「ジャンパー」を見てきました。

※以下ネタバレあります












・・・・・・さらに負けた気分になりました。

ブレイド」「アイロボット」など、いい意味でのB級映画並の期待はしていたのですが、あまりに残念な内容でした。

簡単に内容を言いますと・・・少年時代、テレポート能力に目覚めたアナキン・スカイウォーカーことライスは家を出て、その能力を使って遊び回ります。人助けなどはせず、ただ自分のために銀行の金庫でいたずらしたりして、そのまま大人になっていきます。

しかしある時、宗教上の理由でジャンパーを抹殺しなければならないメイス・ウィンドウことローランドに殺されかけます。その事件をきっかけに、他のジャンパーの存在彼らを抹殺するパラディン、さらにその組織があることまで知っていき、彼らと戦うことになります。



とまあ映像や設定は結構面白かったと思うんですよ・・・なんですかね、話にまとまりがなくて唐突過ぎるんです・・・

とりあえず、主人公とヒロインの行動があまりに適当です。ツッコミ体質な私でなくとも「何でだよ!ほっとくのかよ!誰が死ぬことになるのかちゃんと考えたのかよ!」といったものが多々浮かぶと思われます。

さらに不親切なことに、説明がほとんどありません。ジャンパー能力に関しては、見ていれば条件・制限があることがいくつか想像できますが、組織・人物に対する説明・描写がほとんど皆無、誰がどんな目的で動いているのかが大雑把にしか分からず、「戦いの意味」に疑問符がつきます。



映画の感じ方などは人それぞれで、面白いと言う方もいるとは思いますが、個人的にはかなり厳しい映画でした。

まあアナキンとウィンドウの戦いが見たい人にはオススメでしょうか・・・(笑)