・12/1 阪神7R 2歳新馬 芝1600m

ファリダット 13頭立て1番人気1着

スタートは五分。そのまま自然な流れで中団やや先行グループで待機、直線に入ったところでやや外に出し、追い出してからラスト200mで先頭、そのままほとんど追うことなく3馬身差の圧勝。時計はごくごく平凡ですが、スローな流れとは言え持ったまま先行して34秒で上がっているのですから相当な器だと思います。とりあえず、今期見た2歳馬ではサダムイダテンに並ぶ大物感を感じました。血統面から見ても大舞台で活躍できそうなので、これは期待せずにはいられません。ビリーヴの仔という事で距離面が課題になりそうですが、とりあえず2000mまではどうにかなるんじゃないかと。



・12/2 中京4R 2歳未勝利 芝1800m

マイネルインゼル 12頭立て3番人気6着

好スタートから先行グループへ。折り合いもついていましたが、勝負どころで先行グループにやや置いていかれ、そのままなだれ込んで6着。休養明けも影響してか、ややちぐはぐな競馬でした。最後までしぶとく伸びてはいるので距離は特に問題なさそうです。反応が鈍いようなので、もう少し強気に先行できればよさそうかもしれません。年内もう1走くらい見てみたいところです。



・12/2 阪神11R 阪神JF(G1) 芝1600m

トールポピー 18頭立て3番人気1着

スタートはそこそこで、エイムアットビップをマークするような位置取り。そのままの位置取りで直線コースへ、直線で内にいたエイムアットビップにぶつけられますが、怯むことなくそこから伸び、大外のレーヴダムールを凌いでクビ差の1着ゴール。切れる脚はないのですが、平均的なラップを刻む競馬では持ち前の底力が活きたようです。戦績を重ねる毎にレース振りが充実してきています。使い減りするタイプらしく、この後休養だそうですが、血統面からも早熟(あくまで春までの意)とは思えませんので、牝馬クラシック路線での安定した活躍が期待できそうです。



・12/2 阪神11R 阪神JF(G1) 芝1600m

レーヴダムール 18頭立て8番人気2着

デビュー戦に引き続き、スタートは出負けして後方グループからの競馬。4コーナー手前でやや仕掛け、直線に入るところでは大外へ。トールポピーのやや外からしぶとく伸びてきました。最後交わせるかというところでゴールでしたが、その実力は十分見せてくれました。阪神外回りでは珍しくペースが速くなり、展開がはまった感じはありますが、まだまだ絞れそうな馬体でここまでやれるのですから、将来を期待せずにはいられません。賞金が加算された事で桜花賞までは問題なく出走できるはずですので、トールポピーと合わせて牝馬クラシックで期待です。ややこちらの方が期待度は高めです。



いやー、2頭とも抽選を通っての初重賞出走だったのですが、まさかワンツーフィニッシュとは思いませんでした。トールポピーはグループによっては敵でもあるので複雑ですが、独占しているレーヴダムールが頑張ってくれて満足です。来週、朝日杯に出走はありませんが、エリカ賞にはキングスエンブレムとランチボックスが出走予定、POG馬ばっかり注目してていわゆる「POG厨」みたいでなんとなく嫌ですが、こう活躍してくれるとやっぱり面白いです(笑)