遅くなりましたが、アニメの感想をば。今回は妹も少し絡めて。



School Days(10話)

後夜祭。対極的な立場になってしまった世界と言葉。ただ、現時点においても、誠くんと言葉は建前の上では「恋人同士」です。



次の日。一応謝る誠くん、「今更何を言っているんだ」といった感じと思いますが、言葉はそれだけで嬉しいらしく、表情を緩めます。



妹「これは・・・ないと思うけど」

私「こういう形で人を好きになっちゃうってのは怖いな」

妹「分からなくはないけどねえ」

私「お前も結構だらしないからな」



澤永くんの卒業話(性的な意味で)やちゃんの学園祭苦労話などが展開。話の流れから、「誠くんがサボっていた」みたいな話になりますが、誠くんは本能のままに世界の尻を触って、乙女と○×していたにも関わらず、「俺だって色々気をつかってから・・・」とよく分からない言い訳。

とりあえず、この辺のやりとりを見ている限り、誠くんと世界は中身の上ではもう「付き合っている」関係の模様。



学園祭の1件で自信のついた澤永くんは言葉を誘いますが、言葉は、朝誠くんに言われた一言効果で「何を言っているのか分かりません」「私は誠くんの恋人です」「何度も言わせないで下さい」等と一蹴。



妹「何度も言わせるって事は

私「無駄なんだ・・・無駄だから嫌いなんだ無駄無駄・・・

妹「ここでこれが浮かんだ人は何人かいそうじゃね」

私「多数派ではないと思うぞ・・・」



「お前まだ桂さんと付き合ってるつもりなのか?」「俺にはもう分からん」と誠くんを追及。「知るかよ」と対応するものの、「二股かけてるのか?」の一言には反応。

2股の事実(実際は3股ですけど)は、流石の誠くんも気付いているようで、「俺と言葉はもうなんでもなくて・・・」と得意の曖昧さを混ぜながらも、言葉と恋人でない事を否定。



相変わらずの乙女率いる4人組。昨日「誠くんの愛人止まり」と認めた乙女はやや複雑な様相。一方の3人は、「伊藤にフれれたのを認めなよ」的な事を言葉に追求しますが、誠くんに言われた一言効果により、「フられてなんかいません、誠くんの彼女は私なんです」と強気な発言。言い返せない3人組は脚をひっかけるなどの嫌がらせが精一杯・・・(余談ですが、こういう3人組ってエロ漫画によくいそうな気がするのは私だけでしょうか)

乙女のこの表情を見ると、「誠くんと『世界』がフォークダンスをした事実」を知らないように思われますが・・・まあ結局自分のものじゃないわけであまり関係ないんですかね・・・



掃除をしている誠くん。そこに刹那が現れ、ふと目に入ったメールから、「伊藤もまだ桂さんの事を・・・」と二人の関係を追及。すると誠くん「もう言葉とは・・・別れたって・・・」とおそらく初めてはっきりしたセリフでその関係を否定。しかし「今は言葉の気持ちの整理ができてないから・・・」というのは・・・本人に言ってないのに口にする辺りが流石と言いますか・・・

刹那は相変わらず「世界を見守ってくれ」と誠くんに懇願。可哀想ですが、完全に相手を間違えてしまいました。まあ刹那は優しい部分が第一印象なわけで、まさか色々やらかしてるとは知りませんからね・・・この後も色々誠くんはすべてを他人のせいにする無責任発言を連発、もはや止めようもありません。

妹「こいつもう駄目だろ」

私「おそらく誰もがそう思っている」



言葉の話をしているところで言葉登場。

アレだけの事がありながら・・・朝の一言が彼女を支えているのか、誠くんをデートに誘います。しかし、誠くんは「俺達もう会わない方が言いと思うんだ」等と断ります。しかし、言葉は知っている情報が少ないため、「世界が刹那に命令して誠くんと私の仲を邪魔している」と認識しているようで、事実を認めない様子。しかも「刹那のキス事件」は知っているため、余計複雑に・・・・・・

そこで言葉は、キス事件をこの場でバラそうとします(今バラしても刹那と世界の関係がまずくなるだけで、言葉に特にメリットはないように思いますが・・・)



その瞬間、刹那は誠くんに再度・・・

刹那としては、キス事件の事実を誠くんに知られないように、とりあえず言葉を追い払いたいという考えがあったようで、最良かどうかは分かりませんが、今付き合っているという「嘘」を言葉に見せました。誠くんもこういう事には合わせるようで「もう、言葉のことあまり好きじゃないから」とトドメを差します。言葉はこれで諦めればよかったのですが、今までの行動を見ていると、怖いぐらいに一途なわけで・・・(腑に落ちない一方的な別れ方だったのは事実ですし)

しかし誠くん・・・本人の前で自ら別れの言葉を口にしたのは大きな一歩ですが、あまりに言うのが遅すぎました。



妹「言葉は可哀想だね」

私「まあ・・・誠くんが面倒になる気持ちも分からなくはないけど、アレはないな」

妹「てかこんな女いないって、そもそも可愛い娘が1人でいるという事が考えにくい」

私「男もだけど、女子は特にグループ的なものを作るしね」

妹「可愛い娘ってのは大体どこかしらに属しているのが普通」

私「これを言っちゃ元も子もないが、ギャルゲーだから細かい設定は気にするな」



先ほど世界をフった誠くんは、乙女と○×していた模様。刹那は、先ほど目に入った誠くんのメール+世界の会話から、事実を確かめに来て一部始終を目撃。

妹「またヤってんのかよ!」

私「バレないと思っているのがすごいな・・・」



一方自宅にいる言葉。意味深にズームされる包丁がR−15を物語っているのがなんとも言えず恐ろしいです。



誠くんに他のスケがいる事を知った刹那は、出発の前日に誠くんの家へ。「体育倉庫の女とも別れて」という刹那に対し、「清浦には関係ないだろ・・・世界のこと嫌いになったわけじゃなくて・・・アレはただの・・・」と体だけの関係を認めてくれない刹那に苛立つ誠くん。

そして、刹那が世界にバラしていない事を知ると、「実は清浦も俺のこと好きだったりして」「嫌いでもないだろ」と襲い掛かる誠くん(世界のためという事は誠くんも知っているはずなので、明らかに本能行動)。涙を流しながら、「他の娘と別れるなら何をしてもいいから」(世界だけを見ての意)のセリフには一瞬ためらったようですが、まあヤってしまったと考えるのが普通でしょう。(描写はなし)





次の日。バスケ部の打ち上げという事で誠くんの女同士が遭遇(1回学際で会ってますけど)。事実を知っているのか、乙女は複雑な表情。(となると、昨日乙女が言葉を攻めなかったのはもうどうでも良かったって事ですかね)



さて、肝心の打ち上げはというものの、例の休憩室の盗撮上映会・・・・・・誠くんの下衆加減にばかり目を取られていましたが、この学校自体もだいぶおかしいようです。(まあ学園祭の伝統の時点アレですけど・・・)

世界の友人が泣き崩れたのはまあ通常の反応としまして、やけに冷静な乙女は一体・・・とにかく、世界に「誠のスケである乙女」の存在がバレます。



事実を確認しようと、誠くんのところへ急ぐ世界。一方、貞操を奪われたであろう刹那は、誠くんの家から空港へ。仲のいい友達なのに何も言わずに行っていいのかとも思いますが・・・まあそれはそれとして。



・・・向かう途中、歩道橋の上で世界は言葉に遭遇します。「清浦さん知りませんか?今日・・・誠くんと一緒のはずなんです・・・」と鞄から金属がスれる音を鳴らしながら世界を追及。





まあ種が割れるのは別の作品ですが、決定的な何かが切れてしまい、目に光がない言葉。おそらくというか、間違いなく鞄に入っているのは包丁で、会話から察するに、ターゲットは刹那の模様。(今頃空港ですが)

一応誠くんに直接フられたので、諦めてしまうのもありと思いますが、一途過ぎる言葉には納得できない事が多すぎたようで・・・



妹「ちょ、怖いってマジで。なんで最後にひぐらしみたいになるんだよ」

私「これが人気の秘密だとか」

妹「これじゃ怖くて眠れない!」

私「しかし残念ながら、11話は明日なのだ」

妹「あーもう、何か明るい歌とか流してくれ、ゆずとかさ」






エンドロールの後、世界と刹那の昔話。世界は「最初から誠が好きだった」という事が分かります。何故好きになったのかは分かりませんが、「きっかけ」ってのは別に外見から入ったっていいわけで。ここでは、世界の今までの行動が少し分かってくるかなってところでしょうか。



私「世界が誠くんを好きってのはすぐ分かるけどさ、だいぶ回りくどい行動をとったよな」

妹「世界は自分から相手に言って欲しかったんだよ」

私「あー」

妹「自分から言っちゃうとさ、後で立場が弱くなるじゃない

私「まあ確かに、告白した側だと別れる時とか面倒っぽいな。一応誠くんなんかはそうだし」

妹「まあ世界は色々やり過ぎではあるけど、一旦突き放しといて・・・とかその辺は分かる気がする」

私「そうか・・・なかなか難しいものだな」



無駄に長くなってしまったので、11話は火曜分として夜中にでもアップしたいと思います。