先日、会社でちょっと考えさせられる事がありました。



私がしている企画っぽい仕事。一言では説明しにくいですが、何をするにあたっても、基本的には色々と資料が必要です。ネット・書籍から拾ってきたり、それらを元にして新しい資料を作ったりと・・・・・・地味な作業ですが、これを疎かにしては基盤ができません。POGだと赤本チェック、アニメ鑑賞だと番組表チェックと言ったところです。まあとにかく、非常に大切な作業なわけです。

とある企画書を作るにあたり、大方資料は揃っていたのですが、一部分が足りませんでした。別になくても大きな問題はないのですが、あると尚いいという内容、ジェダイが上に羽織ってる黒いマントみたいなもんです。

しかしその足りない部分は、私周辺の部署外の情報。上司に聞いたところ、◎◎部署の○○さんが分かるんじゃないかという事。一度も関わった事のない部署・人でしたが、基本的にどの方も親切に教えてくれるので(あまり時間を取りすぎるのはアレですが、)、いつもと同じような感じで聞きに行きました。



私「○○さん、お疲れ様です。今お時間よろしいですか?」

○「あ、大丈夫ですよ」

私「えっと、どうして最近のアニメはパロディーがやたら多いのか聞きたいんですけど」(内容は一部フィクションです)

○「はい、それはですね・・・」


パソコン操作を後ろで見つつ2〜3分後


私「あ、ちょっと時間かかっちゃいますかね。それでしたらお手すきの際で問題ありませんので・・・情報源が分かれば、集計はこちらでしますし。よろしくお願い致します」

○「はい、分かりました」



席に戻り、先に他の作業をしていると、上司と私宛に一通のメールが。相手は私が話した○○さんの上司(その部署の偉い人)。

『私の部署は厳密なタスクにより動いていますので、イレギュラーな依頼は私を通して頂かないと困ります』(もうちょっと丁寧だった気がしますが、このような内容)



・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・



厳密なタスク・・・まあ、その部署がどれだけ忙しいのか詳しく知りませんし、もしかしたら分刻みのスケジュールで動いているのかもしれませんので、『作業依頼書も書かずに』直接聞いたこちらが悪いのかもしれません・・・・・・が、何と言いますか・・・・・・



そんなことを思っていると、上司が私の席に。

上「お疲れ様です。ちょっとよろしいですか?」

私「お疲れ様です。このメールの件ですよね・・・すみませんでした」

上「ああ、あまり気にしなくていいですよ。ちょっと向こうは考え方が違うみたいで・・」

私「はあ・・・しかし効率悪いと思うんですけどね・・・小さいことが聞きにくいと言いますか・・・」

上「まあその辺はうまい具合に・・・」

私「分かりました。このメールの返信はどうしましょうか」

上「私がやっておきますので大丈夫ですよ」

私「すみません。お忙しい中、お手数おかけしました」



上司がこう言ってくれたのが救いでしたが・・・何もかも『作業依頼書書いて』何もかも『会議(MTG)を設定』なんかしてたら仕事進まないと思うんですけどね・・・『作業依頼書』って大体忘れた頃に戻ってきますし。

もしかすると、たまたま○○さんがその時非常に忙しくて、上司に相談したら・・・・・・って展開も考えられますが。とりあえず、その部署の忙しさ云々を無視したとしても、こういった内容をメールで送ってくる辺りで、この○○さんの上司とは合わなそうです。



とまあ長々とした愚痴なのでした。会社ってどこもこうなのかと・・・ちょっと気になるところではあります。