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実は、先週からＰＡＴを始めました。ＰＡＴとは、「馬券場や競馬場にいかなくてもネットや携帯電話でお手軽に馬券が買える！」・・・そういうものです。

ホントは先々週から始められたはずなのに、入金し忘れたというのはどうでもいい話。

とりあえず、手始めとして100000円を入れました。100000円・・・諭吉10枚、実に大金です。

飲み会ならおよそ40回分、漫画なら200冊、150円ペットボトルだと666本でネロカオス。

毎月、忙しいなりの収入があり、「10万円くらい」なんて偉そうな言い回しをする事もありますが、私とて昼ごはん代4桁配当に臆する一般人。この10万円は大切な存在です。

そう・・・実際目の前にすると実に大きな存在なのです。

しかし！いざＰＡＴに入れますと・・・

このように、「数字の列」として表示されます。

なんと言いますか・・・お金に見えないのです。

妹「何してんのー？」

私「聞いて驚け」

妹「見て笑え」

私「我ら・・・じゃなくて、これはインターネットで馬券が買えるという素晴らしいシステム。もう馬券場で、オヤジの群れを書き分ける必要もない」

妹「へー。なんか、ポイントみたいに見えるね」

私「あっ・・・」

まあこういうことです。

新聞片手に人が群がる机のスキマを我先にと陣取り、「くそっ！単式じゃないフォーメーションだ！マークカード・・・赤のマークカードはどこだ！」「くっ、締め切り3分前・・・前のオヤジ早くどけ！ちゃんと財布の整理をしておかないか！」「馬鹿なっ、100円足りないだと！」など、さながら武器を使い分けるモビルスーツのように、競馬場・馬券場という戦場で、私は戦っていました。

それが・・・クリック一つ、ないしは携帯のボタン一つで変えてしまうという事実。

理性が保てません・・・札・硬貨といった現ナマが見えず、暑苦しい馬券場という状況下からの脱却。そして競馬馬鹿が1人・・・

画像からもお分かりのように、先週は全体で2万円負け（5万→3万）。途中から、「今日は負けてもいいや」と開き直ったとは言え、毎週5千円しか賭けない人間が10倍の5万円投資・・・・・・しかも、私が競馬において一番やってはいけないと思っている即興予想（馬柱を見て10〜20分ほどで予想すること）、さらには人の買い目への丸のり。

予想にかける時間と的中率が比例するとはもちろん思っていませんが、自分なりに最低限考えて予想しないと、外れた時に何も得るものがありません。

いや、ただ適当に予想するのもそれはそれで面白いんですけど・・・それは100円とかそういうので遊べばいいと思うわけです。

そしてＰＡＴの恐ろしい点は、「ついつい」賭けてしまうところ。100000ポイントだから1000ポイント位いいじゃんというありえない思考が・・・

そんなわけで、先週は散々でした。

という事で、ＰＡＴを何か違う物と勘違いしないように気を付けたいと思うのでした。