ＮＨＫマイルＣ
こういう3連単最低倍率が万馬券なレースなんて買わないのがベストなのですが、まあ色々あるわけです。とりあえず、割り切らないとまともに予想ができないと思われますので、血統で最低限の足切りをば。
過去11年の１〜３着馬を眺めていますと、去年こそサンデー系で決まっていますが、外国系の血統が多いことが分かります。一時期は○外ダービーなんて言われていたので当然といえば当然ではありますが。そんな中、目立たないのがロベルト系とリファール系、リファール系に至っては馬券対象にすらなっていない現状です。
ロベルト系も、父・母父含め馬券に絡んだのはタニノギムレットとシンコウエドワードのみ。タニノギムレットは人気を裏切る形なので実質1頭とも取れます。
リファール系はすべて調べたわけではありませんが、母父で持っているマイネルラヴやペールギュントが人気を裏切っていますので、マイナス材料としては十分です。東京1600mというとタフなレースな気がしますが、例年開幕週から間もない時期ということもあり、そこまでパワー、スタミナが必要なレースではないようです。逆にミスプロ系やストームバード系の好走が多い点は頭に入れておきたいところ（特にミスプロは過去33頭中16頭が父・母父にミスプロ系があった）。
そんなわけで、最低限の足切りとしては、「リファールを血統内に持っている馬」「ロベルト系を父に持ち、尚且つストームバード系やミスプロ系の血をもっていない馬」（シンコウエドワードは母父ストームバード）
以上でいなくなるのが
アサクサキングス（父ホワイトマズル）
マイネルレーニア（父グラスワンダー）
ローレルゲレイロ（父キングヘイロー）
ムラマサノヨートー（父キングヘイロー）
長い割に消えた馬が少ないですが、消しにくい馬が消えたのはやりやすいです。
という事で予想です。
初芝だった前走は出遅れから大外を回されてしまいました。それでも、最速の上がりで6着まで追い込んできた辺り、芝の適性能力を感じさせる1戦だったと思います。外枠に入った事で、前走よりスムーズな競馬が可能で、今回は能力をフルに活かせると見ます。サクラバクシンオー産駒という点が気になる方も多いと思いますが、03年のエイシンツルギザン(2着)はサクラバクシンオー×Fappiano(その父Mr.Prospector)で同馬と似た血統構成でした。そして母父ガルチが父としてイーグルカフェ（1着）、ブレーブテンダー（2着）・母父としてサマーキャンドル（3着）と当レースで好走馬を3頭出していますので、血統的な相性は申し分ないと言えます。
○ダイレクトキャッチ
1勝馬ですが、東京コースであのフサイチホウオーに迫った実力は馬鹿にできません。間隔は空いた影響か、若干調教は動いていませんでしたが、グロリアスウィークもそうでしたが、スペシャルウィーク産駒は気性ゆえに調教で走らないことが結構あります。さらに当初から予定されていたローテーションと言うことで、この辺は無視したいと思います。
休養明けとなりますがが、戦績からも能力は証明済みです。しかもダイレクトキャッチと同じくスペシャルウィーク×ストームキャットで、東京コースをこなせる要素も十分秘めていると言えます。まあマルカシェンクみたいになる可能性もないとは言えないですが・・・
△イクスキューズ
中1週続きの詰まったローテですが、堅実な成績を評価したいところ。これだけ使っていながら馬体重を減らしていない点は調子がいい証拠と思います。
戦績からも輸送に左右されるタイプと見れます。後の重賞勝ち馬2頭（イクスキューズ・ショウナンタレント）を下した菜の花賞は実力の証であり、押さえておきたいです。
押さえとした牝馬2頭ですが、正直今年は牝馬＞牡馬と見ています（時計等から見ても）。ウオッカのダービー参戦もその辺があるような気がしてなりません。その他、押さえたい馬は多々いますが、キリがないのでこれまでです。
・買い目
【3連複】
◎→各印（6点）各500（3000）
【馬連ＢＯＸ】
各印（10点） 各100（1000）
計4000
