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暦通りのGWだったので、1日〜2日は普通に会社。若干人がいなくて過ごしやすかったものの、どうせなら連休にして欲しいところです。
ただ、もし9連休もしてしまったら、仕事を完全に忘れて2度と会社に行かなくなりそうなので、コレくらいのバランスが丁度いいのかもしれません。
GWは相変わらず酒ばかり。というか出社した1日も、上司に誘われ終電までメルヘンロード。胃炎の薬を飲みながら酒を飲むというのは色々間違っている気がしますが(先日病院で胃炎と言われ、現在薬服用中)、これも宿命。
『わざわざ誘ってくれた上司をどうして断れるだろうか、いや断れない!』って感じです。
さて、酒の話はコレ位にしまして・・・
仕事が終わった5月2日の夜。友人に連絡をし、その足で映画を見てきました。(最近は映画もオールナイトでやっているから便利です)
世間の評価がどうなのかはこの際無視するとしまして、スパイダーマン1&2(特に2)は私の中でかなり上位の部類の映画です。映像はもちろんのこと、一般人が突然ヒーローになるというストーリーも好きです。
2で「何で僕がこんなことしなくちゃいけないんだ」というヒーローにあるまじき正統な意見に妙な共感を覚えた事は記憶に新しいです。自分がヒーローだったらどうするかといった間抜けな妄想心もかきたてられ、映画を楽しんだ後はDVDも買ってしまいました。
2の終了時点で3の公開は決まっていたものの、時期は3年後。
3年後と予定がきっちり決まっていたくらいです。「色々やってくれるのだろう」「やってみるさ」と期待していました。
※以下ネタバレあり
案外でした。
期待し過ぎたせいなのか・・・どうなのか。しかし同じくらい期待していたスターウォーズエピソードⅢは、いくつかツッコミどころはありましたが楽しめましたので、そういう問題ではなかったように思います。
映像は文句なしです。問題はストーリー・・・
全てに説明をつけろとはいいませんが、いくらなんでも詰め込みすぎな気がします。
友人とも話していましたが、グリーンゴブリンで1話。サンドマン&ヴェノムで1話できた気がします。前半はまだ問題なかったのですが、中盤から後半にかけての流れに盛り上がりがなく、平坦コースでそのままなだれ込んだ開幕週のローカル開催のようでした(競馬の話)。
一番のツッコミどころはオズボーン家の執事。復讐を誓ったハリーが2回ほどパーカーを殺そうとし、2回目で負った傷が痛々しい中で「お父さんの傷は自分のグライダーで傷つけたものです、自分で死んだのですよ」って何故そのタイミング!?(色々裏話があるのかもしれませんが、映画では全く分かりません)
まあMJは相変わらずMJなので仕方ないんですが、自分の夢が微妙になって落ち込んでいたとはいえ、気持ちが変わり過ぎでひどい有様でした。もうパープルトン(紫豚)MK-Ⅱの称号をあげてもいい位です。
調子こいてたパーカーは別にいいと思うんですよ、そこはやはり一般人であるピーター・パーカーであるわけで・・・まああの背景の星条旗とかちょっとアレでしたけど・・・
そんなわけで、かなり期待はずれに終わってしまったわけですが・・・
昨日2回目を見に行ってるわけです。(もともと2回見る予定だったのですが・・・
私「えっと、スパイダーマン行く?」
友1「あー、行こうか」
友2「そうね」
私「実は我慢できずに昨日もう見ちゃったりしてるけど」
友1「そうなの?どうだった」
私「えーあーうん、まあ・・・」
友2「何か噂ではやばいって聞いたんだけど」
私「まあ観てから話そうじゃないか」
2回目終了。
友2「やってくれたね」
友1「ちょっと強引だったなあ」
私「ちょっとね・・・映像はいいけどさ」
友2「でもほら、普通の映画に比べたら全然いいでしょ」
私「そうね・・・デビルマンとかも映画なわけだし」
友1「期待しすぎちゃった面はあったかもね」
友2「いい酒のサカナができたって事で」
私「あーもう、早くビール飲みたい!」(←運転手
友2「2回見たゆずネコちゃんがすげえと思うよ」
私「スパイディ自体は好きだから・・・」
そんなわけで、そんなわけでした。
これだけ書いておいてアレですが、あのアクションは映画館でこそと思いますので、スパイダーマンのアクションが好きな人は見て損はないと思います。ダメと思って行くと逆にいいなんて事もありますので、あくまで映画・アニメ等の批評なんて個人の主観によりけりです。