リビングルームにいるのは私・母・妹。そこでとある女優が出ているCMが流れている時のコト。



私「あ、夏目雅子だ」

母「白血病のねえ・・・」

妹「夏目!?5千円札の人か!?

私「何もかもが違う!」

妹「嘘だ!

私「いやいやいや」

母「夏目雅子は知らなくても仕方ないけどね」

私「まあ俺も名前しか知らないけどさ・・・でもそれを除いても3箇所は間違ってる

母「『夏目』っていう単語からお金しか浮かばないんだね・・・」

私「もう・・・どうしようもないみたいだね」(CV:キラ)

妹「え、今のお札って夏目いるでしょ?」

私「お前・・・お金好きなくせになんで知らないんだよ」

妹「おかしいなあ・・・」

私「じゃあほら、今の千円札・五千円札・一万円札言ってみろよ」

妹「まずは一万円札YUKICHIでしょ」

私「また随分発音がいいな・・・」

妹「えっと・・・千円札が・・・野沢雅子

私「どこのサイヤ人だ!!

妹「あれ・・・あ、漱石か・・・我輩は猫である

私「いや・・・野口英世なんだけどね」

妹「あーそれだそれ」

私「『野』口英世と夏目『雅子』が混ざったか・・・」

妹「まあそんな感じ」

私「じゃあ五千円札は?」

妹「イナゾーじゃなくて・・・えーっと」
















妹「ええぃ!狙う男は福沢諭吉のみなんだよ!

私「ダメなセリフだな」

妹「はあ・・・そんなコトより宝くじ当たらなねえかな・・・」

私「当たったらどうするんだ」

妹「当たったらお母さんに半分あげる

私「俺には?」

妹「はあ?お前にはこの間の350円返すだけだよ!」

私「いつかホントに当てそうで怖いな・・・」






『我輩は妹である。給料日はまだない』

卒業式も終え、大好きなお金のためにバイトばかりしてる妹ですが、給料日が来月(始めたのが絶妙にギリギリの時期だった)でまだ1円も金が入っていないとかなんとか。