フィリーズレビュー(GⅡ)
人気どころ・注目馬についてあれこれ。
デビューから最低体重だった前走は明らかに体調不十分でした。それでも勢いで逃げてしまった展開の中、GIで3着に来る辺り、その能力は高いと思われます。予定していたチューリップ賞を回避したように、急仕上げの感は否めませんが、8分のデキでもここは好勝負と見ます。
前走はスタートで出遅れた事に加え、道中はいきたがってしまいスムーズに競馬ができませんでした。全3戦を見ても分かるように、ややかかり癖のある馬なので、今回の距離短縮は確実に好材料、内回りでペースが速めになるのもいい方向に働きそうです。2走前にアーリントンCでこの世代の能力指数基準となっているローレルゲレイロ(やや失礼な言い方ですが)と互角以上の接戦を演じたトーセンキャプテンと好勝負している点から、能力的にも見劣りはありません。初の坂もアグネスタキオン産駒を見る限り特に問題はなし、ごちゃつく多頭数は好材料と言えませんが、勝つ可能性は十分秘めています。
2 3 ヒカルアモーレ 牝3 54 岩田康誠
魅力はありますが・・・産駒数が少ないとは言えクロフネ産駒に芝とダート両方をこなす馬は見た事がありません(かろうじてフラムドパシオン・フサイチリシャール辺りでしょうか)。アイヴォリーカラーやストラディヴァリオのようなタイプじゃないかと思います。
2 4 ハギノルチェーレ 牝3 54 武幸四郎
ダンスインザダーク産駒にしては小回りが利くタイプですが、前走の内容からもやはりベストは広いコースである京都。前走以上はないと見ます。
芝は1200m〜1800、さらにダートもこなしてきた同馬。それでいて掲示板を外したのはデビュー戦のみと、その万能性はあまり類を見ません。2戦目の小倉芝1200mでは、今回人気になっているアストンマーチャンの3着という経験もあり、相手なりに走る馬と見ることもできます。そういった馬がダートながら2連勝中と、勝ち癖をつけてきた辺りに魅力を感じます。使いつつも体重が減っていない点はタフな証拠、意外に侮れません。
惜敗の続いている良血馬。2kg斤量差のあったウオッカに前走3馬身突き放されたことから、本番云々を期待するのは酷ですが、堅実さは買いたいです。ただ、前走を見る限り、一角崩しという魅力には欠けます・・・
初戦のレース内容は悪くないのですが、距離短縮・小回りはおそらくマイナス材料、いきなりの好勝負は難しいと思います。今後のレース次第では、オークスで狙いたい馬です。
1400mで負けて、坂で負けてと、阪神コースでの強調材料に欠けます。使い方を見ても明らかに短距離路線を狙ってる印象ですし、ここは試しに使ってみる程度と思います。まあもし短距離一本なら今日のファルコンSを使ってるはずなのですが・・・
母父Woodman等の血統背景から、成長力に若干の不安は残るものの、チューリップ賞を着差以上の強さで快勝したウオッカとタイム差なしの阪神JF(2着)のレース振りを見る限り、このメンバーでは能力が抜けています。さらに前傾・後傾ペースでも能力を発揮できる自在性に加え、1分20秒3のレコード勝ちのある芝1400mへの距離短縮(この時の京都の馬場は異常でしたが)、今日のダノンムローの騎乗はかなりアレでしたが、武さんに期待です。
という事で
◎アストンマーチャン
○シュガーヴァイン
▲ルミナスハーバー
△ニシノマナムスメ
△タケイチゼット
- 馬連複
30% ◎→○
10% ◎→▲
10% ○→▲
50% ◎○▲△△BOX
100%=2000
1着 マーチャン
2着 ヴァイン ルミナス
3着 ヴァイン ルミナス マナムスメ ゼット
計6点(各200)
1着 ヴァイン
2着 マーチャン ルミナス
3着 マーチャン ルミナス マナムスメ ゼット
計6点(各100)
合計3800