AJCC

今年初めの予想が1月半ばと・・・酒のせいだと思っていたらやっぱり酒のせいでした。

さて、去年に引き続きGⅡなのにかなりアレなメンバー構成。3週後の京都記念は出走予定メンバーでもアドマイヤムーンポップロックトーホウアランサクラセンチュリースウィフトカレントと実にGⅡらしいのですが・・・

まあどんなメンバー構成であれ古馬GⅡ。賞金6000万は川崎記念とか南部杯とか地方のGIと同じですよ奥さん!

軽い皮肉はさておき、頭数も少ないので全頭見ていきたい感じです。






1 1チェストウイング 牡6 57.0 吉田隼人

距離が若干短めというのも強調できませんが、長くいい脚を使うタイプで中山よりは明らかに東京・京都などの広いコース向き。さらにスローペースが見込める今回のメンバー構成。4走前の福島(1000万下)で上がりの競馬を制してはいますが、3走前のオクトーバーSの内容からもペースが速い中でこそ持ち味を活かせると思われます。力をつけてきてはいますが、ここは掲示板がいいところではないかと。



2 2グラスポジション 牡8 57.0 蛯名正義

8歳と年は食っていますが、リアルシャダイ産駒という事で怪我が多くそこまでの戦績は積んでなく、年齢が示す通りの衰えはないと思います。もともと中山コースは得意で速い上がりも使えるタイプ・・・と思っていたのですが調教があまりにひどいので今回よりダイヤモンドS辺りの方が狙い目ではないかと。



3 3インテレット 牡4 56.0 後藤浩輝

ここ3戦の成績から見れば厳しいようにも見えますが、菊花賞は後方からかなりいい脚を使っていました。中山の芝は未勝利ですが、ダートで2勝しているようにコース自体は得意、実力的にもまだ未知数な部分があり、魅力があります。この内枠を活かして先行できるようなら・・



4 4インティライミ 牡5 57.0 柴田善臣

休養明け・距離が長い・スロー展開・暴走・トップハンデと敗因があるにはありますが、そろそろ言い訳も効かない戦績。距離2200mは重賞を勝っている様に得意で、輸送もダービーを見る限り問題なし。初の中山コースも坂のある阪神コースで好走していることを考えれば苦手とは思えません。重・不良馬場も勝利経験ありで先行脚質の馬と相性のいい印象のヨシトミ騎手。この枠・このメンバーで上位を外す事はないと思います。



5 5マツリダゴッホ 牡4 56.0 横山典弘

以前本命にして落馬してしまったのでどうにも嫌な思い出のある同馬ですが、中山適性は高かったようでその後は準オープン戦2戦で勝ち上がり、その勢いのまま重賞へ。ニホンピロキース・フェイトトリックスなど、準オープンの常連を正攻法の競馬で好勝負してきた内容は評価できます。人気先行タイプですが、それも素質を見込まれてのもの、ここでも充分好勝負可能です。



6 6ラッキーブレイク 牡6 57.0 田中勝春

平安Sに出たかったところですが除外でこちらへ。適性を見込んで使ってきたのなら狙ってみてもいいところですが、6歳まで芝を使わなかったのは適性がないと思われていたからこそ、芝で目覚めた当時のグラスワールドと年齢が同じだったりしますが、向こうは父ラーイと芝の適性もありそうな血統でした。母父シアトルスルーカワカミプリンセスシーキングザパールを出している点が少々気になりますが、ここは無視したいと思います。



7 7シルクネクサス 牡5 57.0 松岡正海

休養明けで実績を挙げていなかった馬が、前走の準オープン戦でメンバーが手薄とはいえ一変して勝利。ここにきて能力が開花したと見るのもいいかもしれません。もともと重賞競走で掲示板にのるレベルであり、叩いてのロベルト系ということで上積みも見込めます。ヒモとして抑えるのもありかもしれません。



7 8フサイチアウステル 牡5 57.0 柴山雄一

ここ3戦惨敗が続いていますが、中山2200mの重賞で2着2回というだけで完全に切ることはできない感じです。スローの切れ味勝負では分が悪いですが、自ら前へ行って競馬ができるのは強み。調教の動きからも頭は想像しにくいですが、馬券圏内に届く力はあると思います。



8 9ジャリスコライト 牡4 56.0 北村宏司

実力的にもどうも上位に来るイメージが沸きません。体重もかなり増えてきているとの情報もありますので人気になっても信用はできないなと・・・怪我をしているわけでもないのに休養してきた点から、充電してきたという見方もできますが2歳時から走ってる馬ですし・・・



8 10エアセレソン 牡7 57.0 四位洋文

さすがに18ヶ月振りで好走できるほどの実力はないと思います。2200mの実績はありますが未勝利戦・500万下・1000万下では非根幹距離適性の評価は難しいところ(1600万で負けてますし、重賞勝ちは2000m)、さらに重馬場苦手という不安もあります。ここを叩いてからの次走以降ではないかと。






本命はインティライミ

流石にここでは・・・という評価です。前走の競馬を見る限り完全に死んだというわけではなさそうですし、斤量57kg、そして枠も魅力的です。2〜3番手から好位の競馬をすればあっさり勝てるのではないかと。

対抗はマツリダゴッホ

抜けた2番人気になりそうですが、この評価も仕方のないところ。本格化したサンデー産駒は強いですから。

3番手はインテレット

能力の片鱗を見せた毎日杯は伊達ではないはず。まだまだこれからの馬と見まして。

抑えはシルクネクサスフサイチアウステルの2頭



インティライミ
マツリダゴッホ
インテレット
シルクネクサス
フサイチアウステル



今年からは馬連3連単という形式で

25% ◎4番インティライミ→○5番マツリダゴッホ
15% ◎4番インティライミ→▲3番インテレット
10% ○5番マツリダゴッホ→▲3番インテレット
50% ◎○▲△△の5点BOX(10点)
※100%=2000

1着 インティ マツリダ インテレ
2着 インティ マツリダ インテレ  
3着 インティ マツリダ インテレ アウステル ネクサス 

計18点

合計3800




正直平安Sの方が荒れそうで面白いのですが、おそらくとんでもない点数になりそうなので買いません。とりあえず人気どころは脚質的に危ない感じです。