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電車内って妙に集中できる気がします。あの絶妙な閉鎖空間がそうさせるのか、どうなのか。
人間観察をしているわけではないですが、特にここ最近は単語帳やら簡易問題集やらを片手に緊迫感を漂わす学生その他をよく見掛けます。こんな時期なのでそれも納得できますが・・・
しかし、そういった類とはまったく無関係な妹は時間を持て余しています
- 今週の水曜日
私「お前今暇なんだろ」
妹「暇だねー、学校は行ってるだけよ」
私「今週のセンターもお前にゃ関係ないもんな」
妹「そういうこと!」
私「全く、普通この時期は大変な事になっているはずなのに・・・」
妹「あー学校にもいるよー、空気読めっての」
私「まて、十中八九お前が読む側だろう」
妹「まあ分かるけどさ、でもウチは外を受験する人が少ないんだよね」
私「確かに付属学校だと立場の逆転も少しは考えられるか・・・」
妹「そうそう。それに周りに気を使わせてまで学校で勉強ってのもおかしくね?」
私「まあな。そういうのは図書館とか家でやるべきだな」
妹「うん、だから自習中に遊んでる私はうるさくても仕方がないと」
私「いや、そのりくつはおかしい」
妹「えー」
- そんなこんなで本日金曜日
私「あー今日も疲れた。微妙に胃ももたれてるしさ(←昨日午前3時まで飲んでいた人)」
妹「あっはっは、私は今日も暇だったよ。しかも明日から5連休だ!」
私「センター試験なのになあ・・・」
妹「あーそうだセンター試験か、ちょっとそれに関する悩みを聞いてくれ」
私「いいだろう」
妹「センター試験前の友達にメールを送るとしたら何がいいかな?」
私「いや・・・そんな切羽詰った時期に送らなくてもいいんじゃないか・・」
妹「送って欲しいって言われてさ」
私「そうか。何を望んでるのかは分からんが、送って欲しいと言うならそれに応えなくてはいかんな」
妹「でもめんどくせえ、てか送りたくねえって」
私「じゃあ送らなくていいんじゃないか?」
妹「それでもほら、送らないのもアレじゃない」
私「女の子は特にそういうの気にするかもな」
妹「とりあえず見てみてよ」
『件名:元気?(^ω^)/』
私「件名から駄目だろこれは」
妹「やっぱり軽いかな」
私「まあ捉え方によってはいいのかもしれないが・・・」
『本文:とうとう当日だね!!!』
私「どこの家庭教師だお前は!」
妹「私もこれはないと思った」
私「それと【!】も多いよ」
『明日は頑張って下さい!』
私「何故に敬語!?」
妹「私にも分からない」
私「件名はあとでいいとして、文章は考え直した方がいいな」
妹「よし!」
妹「『〜〜〜ってことでめっちゃ応援してます』・・・ってファンかよ!」
私「やっぱり一番お前が分からんのだが」
『やれることはやったんだろうし、いつもの調子で落ち着いて頑張ってね!』
私「まあ無難なところかな」
妹「たかだか2行の文章なのに疲れた・・・」
私「しかしその娘も分からんなあ」
妹「件名は『おはよう!』と」
私「なんだ、朝送るのか?」
妹「だってこんな時間(12時過ぎ)に送って目が覚めちゃったら悪いじゃん」
私「そういうとこはしっかりしてるんだな」