有馬記念(GI)

今年最後のGIはやはり予想しないといけません。(東京大賞典は例外としまして)

1頭1頭分析しようと思っていましたが、トーセンシャナオーとかもうどうしようもないのでやはり普通の予想スタイルでいきたいと思います。




まずはディープインパクト

去年まさかの敗退を喫したレースではありますが、去年と違い調教もちゃんと動いていたので、間違いがなければ8割〜9割は勝てるはずです。ただ、東京コースなどと違い、実力通り決まらないのが中山2500m。他の馬がつけいる隙もあるにはあります。



ディープと言えば3コーナーから外を回ってのゲームのようなマクリが印象的ですが、アレに対抗できるのは直線を向いた時点でディープにマクられない先行グループ。今回で言えばダイワメジャーデルタブルースコスモバルクアドマイヤメインメイショウサムソンの5頭(トーセンシャナオーはちょっと厳しいです)。

順番に見ていきますと、まず3番人気のダイワメジャー。GI・3勝という実力馬ですが、彼が本領発揮できる距離は1600m〜2000m、やや距離が長めです。さらにこの秋激しいレースのGIを連勝しており、体調的にお釣りがない感じ(調教もイマイチでした)。抑えという評価が妥当と思います。


8番人気のデルタブルースはオーストラリアのGI・メルボルンCを勝ってきましたが、香港のレースを回避しての急遽参戦であり、同じく体調面に不安があります、そしてダイワメジャーとは逆に若干距離が短めです。(典型的なダンスインザダーク産駒で、勝利したGIも3000m超え)


6番人気のコスモバルクは前走が流れよく目一杯の競馬、中山コースの相性のよさから掲示板に乗る力はあっても、上位進出するような魅力はありません。


9番人気のアドマイヤメインは大逃げ宣言。ただ、歩幅の大きい走法なので小回りの中山よりは東京や京都外回りの方が条件がよく、中山で100%の力を発揮するのは難しそうです。


最後に4番人気のメイショウサムソン。今年の日本ダービーを勝っていながら、秋は2着→4着→6着と順位を落としている成績。ただ、敗戦を見てみると、神戸新聞杯(2着)はドリームパスポートが最高に乗った展開のアヤ。菊花賞(4着)は距離と明らかに太かった馬体重。JC(6着)は上がりの競馬で切れ負け。

今回の有馬記念は、2500mでまず距離がベスト、さらに暮れの中山は上がりのかかるレースであり、持続的に脚を使うメイショウサムソンには絶好の舞台、さらに中山コース2戦2勝と最後の坂を苦にしないパワーも持っています。調教もいつも通りまずまず、名前もレースも騎手も地味で華に欠ける馬ではありますが、まぐれで2冠が取れるほど競馬は甘いものと思いません。2冠馬の意地を見せてもらいたいところ。





そのほかとしまして、2番人気のドリームパスポートは騎手もコースも問わない万能馬ということで、抑えには必要です。

5番人気のスイープトウショウは現役最強牝馬の座もカワカミプリンセスに奪われた印象で、衰えが隠せません。エリザベス女王杯からのローテも相性が悪く、パワー型のノーザンダンサー系の血統の良さはありますが、ここは消しです。

あとは有馬4連覇中の外人騎手かつ2500mの成績が3-0-2-0の7番人気ポップロック、さらに格は落ちるも充実中の10番人気トウショウナイトを抑えておけばいいのではないかと。




◎4番ディープインパクト

○8番メイショウサムソン

▲3番ドリームパスポート

△1番ポップロック

△5番ダイワメジャー

△9番トウショウナイト

△10番アドマイヤメイン



3連単フォーメーション

1着 ディープ サムソン
2着 ディープ サムソン ドリパス
3着 ディープ サムソン ドリパス ポップ メジャー ナイト メイン

計20点




※現実の馬券としては、ディープ・サムソン軸→ドリパス・ポップ・メジャー・ナイト・メインの3連複(5点)も抑えたりしてます。