話は大きく変わりまして妹の話。今日は大学合格祝いという事で、いとこの家族も含めザギンでシースー銀座でちょっと高いものを食べに行きました。






・・・それに行く前の朝の話

妹「つうかまた脚の指が折れたっぽい

私「あ?今度は何をやらかしたんだよ」

妹「それが夢の話なワケだよ」

私「夢?」

妹「夢の中でゴキブリが大量に出てきてさ」

私「ああ・・」

妹「走って逃げようとしたわけよ

私「うん」

妹「そしたらこう・・・目が覚めた後も走っちゃって

私「また変なとこ器用だなお前は・・・」

妹「そんで座布団でこけてポキッと

私「ポキッと

妹「しかも同じとこ」

私「同じとこかよ

妹「また病院行かないと、めんどくせ

私「いや、早めにいっとけよ。けどホントに折れてんのか?」

妹「見る?」






私「あー、折れてるな、紫色だし。歩けんのか?」

妹「肉を食べれるのに行かないわけないじゃないか

私「まあ俺の部屋まで来てるって事は歩けてるわけか」

妹「かなり痛いけどね」

私「そう見えないのが不思議だ」

妹「あー、ますます学校に行く気がなくなってきた」

私「前は友達に気をつかってもらえるって喜んでたじゃないか」

妹「これだけ間隔が短いとそうもいかないでしょ。『またかよ』って

私「そういうとこは冷静だな」

妹「まかせてくれ」

私「でも夢の延長で走ってしまうと」

妹「夢と現実の狭間で生きてるんだよ私は」

私「意味ありげなのにひどく軽いセリフだ!

妹「特に意味なんてない」

私「深くもないし韻だって踏んでないもんな」

妹「ミスチルだ!






私「醤油とってくれよ」

妹「足が折れてるからできない

私「それはもう前に聞き飽きた」