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母「○○(妹の名前)、目に傷が付いたんだって」
私「目に傷!?それはまずいんじゃ・・」
母「昨日目医者に行って来たみたい」
私「昨日・・・そうか、胃が痛かったけど「焼肉とビールが今日まで半額だ」って言うから飲みに行ってて気付かなかった・・・」
私「目は大丈夫なのか?」
妹「よく見れば分かるだろう」
私「なっ!?・・・お岩さん!どうしてこんな!」
妹「いやー、コンタクト入れたまま寝ちゃってさ」
私「エ?」
妹「だからワンデイコンタクトをしたままだったの、2日連続」
私「それはひょっとしてバカなんじゃないのか」
妹「ひょっとしなくてもバカなんだよ」
私「そうか、まあバカでよかった。「目に傷」って時点で花京院を想像してたから」
妹「あぁ、あの砂漠のやつね。そんな事より眼帯を買ってきてくれよ」
私「あとでな」
妹「そういやあ眼帯ってさ、何かこう・・かっこよくね?」
私「あぁ、黒いやつはな、柳生・・」
母「眼帯といったら丹下段平でしょ」
私「あー、やっぱそっちかな」(←最初に浮かんだのが十兵衛ちゃんだった人
妹「ジャック・スパロウでしょ」
私「・・・・・・確か眼帯してないんじゃないか、してそうな雰囲気は分かるけど」
妹「全く細かいな、だから家を出るとき雨が降るんだよ!」
私「それは関係ないだろう」
妹「ということで明日は注目の的だよ『どうしたのその目!』(裏声)『ははは、コンタクト入れっぱなしでさ』(地声)」
私「バカ丸出しじゃないか」
妹「骨折は2週間で治っちゃったからなあ」
私「はやく松葉杖返してこいよ」
妹「ほら、あまり早く返すと演技だったと思われるじゃない」
私「思わねえよ」
妹「しかし・・・ホント折れてたのかなアレ・・・」
私「お前は風邪引いても怪我してもダメージが全くないな」
妹「兄者は・・・そういうのいつもタイミング悪いよね」
私「あぁ・・・半年勉強してきたにも関わらず試験当日に生涯2度目の角膜ヘルペスで右目が全く見えなくなった時はある意味運命を感じたよ」
妹「仕方ないよ、兄者と車に乗ると踏み切りと赤信号に必要以上に引っかかるし」
私「運という要素をどうにかして理論化してみたいもんだ・・・」