妹は本命の○○大学のために色々情報を収集しています。その理由はどうあれ(遊びたい他)、何かを達成するために色々やっているのは好ましい行為です。






妹「そうそう受験でさ、申し込みに行ったわけよ」

私「あー、滑り止めの」

妹「そんでさ、単にお金払って終わりだと思ってたんだけど」

私「うん」

妹「パンフレットの一番後ろに志望理由とか書くところがあってさ」

私「いや・・・あるだろ普通」

妹「隠れてるんだって、袋とじだよ袋とじ」

私「袋とじか、よく分からんがいい響きだ」

妹「それに気付いたのが受付の順番が回ってくる1つ前でさ」

私「それはもうダメなんじゃないのか」

妹「受付のくそババア『はっ!持ってないのかい』みたいな顔してんの」

私「通常の反応だろ、あとせめて「くそ」は外せ」

妹「あと写真を貼るところがあってさ、『写真も持ってないんだろ』みたいな顔で聞いてきたのよ」

私「あーいう書類に写真はつきものだからな」

妹「写真もないなんて言ったらますますバカにされそうだったから『ありますよ!』って言ったらちょっと見直してた」

私「実際写真は持ってたのか?」

妹「いや、ないよ

私「うむ・・・・・・まあ証明写真とかある便利な世の中だから大丈夫か」

妹「私がそんな金を持っているわけないじゃん

私「・・・・・・え、やっぱりそれはもうダメなんじゃないのか。お金借りたとか?」

妹「いや、徒手帳の写真を切り取った

私「・・・・・・なんだって?」

妹「徒手帳の写真をそのまま切り取って使ったんだよ!

私「そ、そんな漫画みたいな・・」

妹「大丈夫大丈夫変わってないから」

私「・・・・・・そんで文章はどうしたんだ」

妹「30分で書いた

私「さっ・・・・・・本命との扱いが全然違うな」

妹「抑えだしね」

私「受かったら行くつもりは?」

妹「あー、微妙