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昨日ちょこっと書いた妹の夢の一つである「財布を拾う」行為。本日はそれを知る事となったお話を(確か春ぐらいだったと思います)
妹「今日も財布落ちてなかったよ」
私「あれ、お前財布なんか落としたっけか?」
妹「ちげえよ、人のだよ」
私「ん、どういうことだ?」
妹「財布が拾いたいんだ」
私「ああ、しかしそんな簡単に落ちてないだろう」
妹「だから常に地面に注意を払っているんだ」
私「確かのび太くんも似たような事言って脚に目玉付けてたな・・・」
妹「あー、あれ欲しいわ」
私「そんで・・・1割が欲しいってやつか」
妹「拾ったら全部私のものだ!」
私「そこは胸を張るところじゃない!」
妹「でも落ちてたら素敵だと思わない?」
私「そうだな〜、こう言っちゃ落とした人に悪いけど期待しちゃうね」
妹「それ見たことか!」
私「だから・・・・・・まあいいや。でも実際落ちてたら届けるだろ?」
妹「うー、まあ届けるかな・・・・・・いや、やっぱ無理だな」
私「もう少し悩めよ・・・・・・」
妹「へっ、私だって警察に届けたことくらいあるさ!」
私「なんだ、ちゃんとしてるんじゃん」
妹「折り畳み傘の袋をね」
・・・・・・
・・・・・・
私「何だって?」
妹「ほら、傘をたたんで入れる袋あるじゃん。アレ」
私「そこは分かるよ・・・・・・・・・・何か警察に嫌な事されたとか?」
妹「いや違うって。小学生の頃はさ、なかったら困るだろうなーって思ってたのよ」
私「ああ、なんだ小さい時の話か。しかしなあ、それにしたって傘の袋はないと思うんだが」
妹「警察の人も大変だね」
私「そういうのでも何か報告書みたいの書くのかな・・・俺も2年生くらいの時100円拾って届けたことあるけどその時はそのまま100円貰ったから書いてないだろうし」
妹「あ、いいな」
私「すぐ金に反応するんじゃない!しかし傘の袋はなあ・・持ち主が出る確率は100万馬券を1点で取るくらい皆無だと思うし・・・」
妹「捨てると」
私「捨てるタイミングを誤ると子供が1人心に傷を負うかもしれないな」
妹「しかしあの頃は若かったよ。今見つけたら多分踏みつけるからね」
私「何も踏みつける事はないだろう・・」
2006年9月現在。妹はまだ拾ってはいないようです。
ちなみに、私は拾った事ありませんが落とした事があります。奇跡的に無傷で見つかって良かったのですが、発見場所が何故か自分の家の住所という妙な結末でした。
発見者報告の発見時間から察するに、家から出た瞬間に落としたという説が有力なようです。