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妹がいつの間にかAO入試(※)たるものを受けていたようです。
※受験生の人間性・意欲・将来の可能性を、面談を通して総合的に評価する入試(らしい)
以上を踏まえた上でのお話です。
私「面接か何かあったんだって?」
妹「あー、あったよ。眠くてさっさと帰りたかった」
私「いきなりすげえ発言だな」
妹「マジ面倒だよ、集団面接でさ。周りが緊張してんの」
私「緊張しない方がおかしいだろう」
妹「えー。私は面接の前に爆睡してたよ」
私「周りの人はさぞかしプレッシャーだっただろうな・・面接はどんな感じだったんだ?」
妹「んーよく覚えてないけど、美術系だから作品が必要だったらしいんだよ」
私「まあ持っていくのかな普通は、そんでどうしたんだ?」
妹「忘れた」
私「いや、忘れちゃまずいだろ・・」
妹「だって重いじゃん」
私「・・・・・・他の人は持ってきていただろう?」
妹「小学校の賞状とか持ってきてた人もいた」
私「・・・・・・気の毒だけどその人は多分駄目だろうね」
妹「小学校の持ってきてもねえ」
私「でもお前に言う権利はないと思う」
妹「あと質問で、『この大学で何をしたいですか?』って」
私「典型だな、で答えは?」
妹「こう・・己を表現したいみたいなそれらしい事をさ・・」
私「得意そうだなそういうの、絵を忘れてる時点で説得力がない気もするけど」
妹「あ、その前に『高校の授業が終わると何をしていますか?』って言われたよ」
私「そんで?」
妹「『遊んでますね』って」
私「そこは正直なんだな・・」
妹「あとさー、何か1人の面接官の地元がうちの方と近いらしくて、『○○知っていますか?』とか言ってきたのよ」○○=地名
私「うん、何て答えたんだ?」
妹「普通に『知らないですね』って即答」
私「うーむ、無理に合わせる必要もないがそこまで合わせないのも逆に凄い気がするな」
私「ところで、お前はその大学に行きたいのか?」
妹「いや、別に・・」