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金曜日の後の話になりますが、妹の試験が返ってきたお話を。
消しゴムで消えない普通のボールペンで、マークシートでない筆記のテストを受けた妹でしたが、テストはちゃんと返ってきました。しかも返した直後にテスト結果を資料とした面接まであったようで、話はそんな内容も踏まえております。
妹「結果返ってきたんだよ」
私「例のボールペンのやつか」
妹「素質があるって言われた」
私「何のだよ」
妹「素質だよ素質」
私「そんな勝った理由を明確にしたくない調教師みたいなこと言われても分からん」
妹「かなりの高レベルだってよ!」
私「いや、だから・・・」
妹「終わった後に面接があったんだよ!」
私「そんなこと知るか!」
妹「ほら、この成績表を見てよ!」
※各項目毎に短評が書いてある成績表(英語)
妹「この最後の問題の正解率が高いのよ」
私「ふむ、確かに高いな。しかも平均点がかなり低いなここは」
妹「見た?私の実力を!」
私「しかし他のところは普通だな、後ろから一個前の問題に限っては悪いくらいだ。何故最後のところだけ・・・」
妹「まあ5択の問題を適当に答えたら10問中7問あってたんだけどね」
私「・・・・・・・」
妹「面接の人が『何でここだけ高いの?』って不思議そうな顔してた」
私「・・・・・・・そうか」
妹「そんで最後に『君は大丈夫、素質があるよ』って言われたんだよ」
私「言い得て妙・・いや、ものは言い様かな・・」
妹「そんなわけで私は大丈夫なんだよ」
私「全然まとまってないが、悲しい事に俺も平気な気がするんだ」
簡単に言ってしまえば・・
試験というものは、大抵後半に行くにしたがって難易度が上がるもの(まれに違うものもありますが、あくまで一般的に)ですので、普通の方であればだんだん正解率が下がっていきます。しかし奴の場合、実力以上に「運」という論理化できない不確定要素を持ち合わせているので、時にとんでもない爆発力を発揮すると・・・(しかも割と発生頻度が高い)
グラフで書くとこのように
左:一般の方(得意分野が中盤にあった場合)
右:今回の妹
まあとりあえず、妹はずるいなあと(笑)