函館記念


そもそも、ハンデ戦3連単しか買っていない時点で少々間抜けな気がしてきています。それでも、まだ10回ほど猶予がありますので、そこまではトコトン狙い続けます。



今回は、残る馬より切る馬を挙げていきたいと思います(結局同じですけど)。







データ① 近2走で3着以内がない馬には北海道実績(洋芝実績)があった

洋芝独特の時計がかかる馬場、力のいる馬場の適性というものがあります。近走の成績が悪くても、2000m以上の洋芝実績があった馬は絡んでいます。過去10年(30頭)で、近2走に3着以内がなかった馬は6頭、その馬の内4頭が2000m洋芝勝利馬。グロリーシャルマンも函館の準オープン2000mで3着の実績がありました。唯一の例外クラフトマンシップサドラーズウェルズの洋芝適性位でしか拾えないので無視します。

「該当馬」
トウショウナイト
シャーディーナイス
ユキノサンロイヤル
マイソールサウンド



データ② ロベルト系は軽視

函館2000mではロベルト系の成績が極端に悪いです。函館記念に限れば過去10年で3着以内に入った馬にロベルト系の馬は1頭もいません。ロベルトの血が入っていたにしても、父母父ロベルトのトップコマンダー、母母父のエイシンガイモンブライトサンディーの3頭のみ、父系から直にロベルトの血を受け継いでいる場合は完全無視したいと思います。

「該当馬」
マヤノライジン(父マヤノトップガン
マチカネメニモミヨ(父ブライアンズタイム
ニシノデュー(父ブライアンズタイム










残りは9頭、ここからは1頭ずつ見ていきます。



1 1タガノデンジャラス 牡4 56.0 岩田康誠

連勝中。正直強いのか弱いのかよく分かりません。血統的に推せる部分もないのですが、競馬の内容自体はかなりいいので、休養明けでも抑えには加えたい1頭です。



1 2ブルートルネード 牡5 56.0 秋山真一

エリモハリアーとの対戦成績は1勝4敗。負けた時は2着・2着・4着・3着で、何故か一つ前にエリモハリアーがいるという図式になっています。(勝った時は本馬が4着、ハリアーが6着)ただ、前走・前々走ともハナ差。去年ほどの差はなく、体調面を考えれば今回はこちらの方が有利に運ぶはずです。短期休養を叩いての1戦、前に行く馬ですが何が何でも前へ行くタイプでもなく番手の競馬も可能。鞍上との相性(0-1-1-0)、競馬場の相性(0-2-1-0)から見ても、ここは外せません。



2 3エリモハリアー セ6 56.0 安藤勝己

あまり過剰に信じられるタイプでもないのですが、去年の覇者にも関わらず前走据え置きの斤量56kg、得意な洋芝、前走の乗り方はアレでしたがマイナスにはならない鞍上、程よい枠、休養明け3戦目、3着以内を期待するのであればこれ程最適な馬もいないかと。



2 4エアシェイディ 牡5 57.0 後藤浩輝

戦績や血統(SSは函館2000m得意です)を見ると切れない馬ではあるのですが、それ程強い馬とも思えません。個人的には中山記念で言い訳の効かない負け方をし、底を見せている感じがあります。重賞級の流れになり、底力を問われる展開になりそうな今回は何とか3着確保がいいところだと思います。



3 6ストーミーカフェ 牡4 56.0 武幸四郎

調教過程にかなり疑問があります。1週間の間に函館から美浦に帰って、調教してもう一回函館に遠征はどう考えてもマイナス条件です。前走は4コーナーで完全に馬群に沈みそうな中いい粘り腰を見せましたが、ここは悪い癖が出ると見ましてパスです。



4 8シェイクマイハート 牡6 53.0 柴山雄一

斤量差から考えますと、エリモハリアーが勝てるなら、この馬が1着でもおかしくなかったりします。中1週の成績も1-2-1-6(4着1回、5着2回)と悪くはありません。自在に近い脚質も大きな武器、3着を拾うくらいならと。



6 11サクラゲイル 牡9 51.0 小林徹弥

年齢さえ無視してしまえば、2000mで4勝、ハンデ51kgは魅力的なのですが、流石に9歳は無視できない感じです。ゲイリーフラッシュみたいな事はないと思います。



8 15アスクジュビリー 牡6 54.0 横山典弘

前走の内容は休養空けの1戦としては最高の1戦でした。休養明けであれだけの脚が使えたのは調子のいい証拠。外枠での実績もあり、鞍上も期待できます。血統的にも、トニービンの血が入っている点が強調できます。



8 16セフティーエンペラ セ7 55.0 長谷川浩

前走はやや外にヨレてしまい、最後伸びきれませんでした。成績は下降気味ですが、北海道に戻ればまだまだいけます。斤量も1kg減って重賞を勝っている2000m。(2000mの成績は1-0-0-8ですが、重賞で5、4、5着した成績も含まれているので苦手とは思いません)年齢も年齢なので勝ち切るのは難しそうですが、入着までならと・・・。





本命はブルートルネード

打倒エリモハリアー。前走は明らかに太め残りの中で宿敵とはハナ差。去年より着差を詰めているように年を通しての上昇度・成長度はこちらの方が上。速い流れを抜け出しての押し切りに期待です。



対抗はアスクジュビリー

調教師さんも引退って事で、人気のある方は血統で切れてしまったのでこちらに期待です。前走はなかなかいい脚を使っていました。ひと叩き後の一変の期待も込めまして。



3番手はエリモハリアー

年齢のせいかややズブくなっている感じがしまして、どうしても勝ち切れるイメージがありません。ただ、実力は確かなので2着までは十分ありと見まして。



抑えは連勝中タガノデンジャラス、人気先行型エアシェイディ、個人的に割と買っているシェイクマイハート、ズブすぎるセフティーエンペラ



ブルートルネード
○アスクジュビリー
エリモハリアー
タガノデンジャラス
エアシェイディ
シェイクマイハート
セフティーエンペラ



3連単フォーメーション

1着 トルネード ジュビリー

2着 トルネード ジュビリー ハリアー

3着 トルネード ジュビリー ハリアー デンジャラス シェイディ シェイク エンペラ

計20点