マーメイドS(G3)

1 1シールビーバック  牝4 50.0 中村将之

もちろんアイルビーバックもいます。芝は4戦してすべて着外、ダートでも準オープンで掲示板がやっとの馬。(3歳限定の重賞2着がありますが)斤量50kgとは言え、ここは厳しいと思います。



2 2サンレイジャスパー 牝4 51.0 佐藤哲三

イマイチ勝ち切れない感じがありますが、51kgはトウカイラブと比べてもかなり恵まれた感じがあります。準オープンの身ではありますが、もともとはローズSで4番人気に支持された素質馬。前の方で競馬もできるので内枠も問題なし、実績のある京都コースならこのメンバーでも・・・



3 3スプリングドリュー 牝6 50.0 鮫島良太

前走勝利で勢いはありますが、正直メンバーがかなりイマイチだった印象。(むしろ3走前の3着の方が評価できます)馬場悪化はプラスだと思いますがそれだけでは・・・


3 4オリエントチャーム 牝4 51.0 赤木高太

最近は走っているだけという印象ですが、不利があったものもいくつかあり成績を鵜呑みにするのは早計です。チューリップ賞秋華賞で4着に入るなど実力はある馬。京都内回りコースは得意で51kgもかなり恵まれた感じ、一変ありと見ています。



4 5トウカイラブ    牝6 52.0 幸英明

おそらく気性の関係で逃げるか追い込むかという両極端な馬。エイシンサンサンみたいなものでしょうか・・・近走はどのレースでもいい脚を使っていて安定しています。上積みはなさそうですがさり気なく3着くらいにいそうな気がします。



4 6プリモスター    牝5 51.0 和田竜二

前走からも、なかなか厳しいと思います。距離も少し長め、前目で競馬が出来るのは強みですが・・・



5 7フィヨルドクルーズ 牝5 53.0 吉田豊

実にタフネスな馬でキャリアも豊富ですが、前走の負けっぷりや脚質的なものが気になります。斤量的な面でも妙味は少なく、この馬を狙うなら他をといった感じです。



5 8ライラプス     牝4 55.0 岩田康誠

京都コースでは大崩れ無しと狙える要素はありますが、前走は明らかに展開が向いての2着(終始インコース)なのであまり評価できません。馬場が渋ると気にはなりますが・・・多分マリアヴァレリアおばさん(母の妹)が先着を許さないのではないかと(笑)



6 9マイネサマンサ   牝6 56.0 福永祐一

前走は明らかに体調が悪かったと思います。体調が戻ればアドマイヤグルーヴと接戦するほどの実力の持ち主。京都コースも得意で開幕週で先行できる脚質も向きます。ベスト距離はマイルだと思いますが、去年2着に入っているように2000mも許容範囲内。56kgでもこの相手なら・・・



6 10プリンセスグレース 牝4 51.0 生野賢一

重賞2戦で結果を残せていませんが、前走は外を回されての0.3秒差6着。体重が減っていたことも考えれば充分に巻き返し可能です。そして51kgの斤量も魅力的、3走前の京都2000mで見せたパフォーマンスが出るようなら・・・



7 11レクレドール    牝5 55.0 武豊

武さんの影響か一時期1番人気になっていたようですが、この馬は重賞クラスに上がってから洋芝がある時しかまともに走れていません。斤量も枠も微妙なところで渋った馬場も微妙・・・ここではなくクイーンSが狙い目と見ています。



7 12マリアヴァレリア  牝5 50.0 吉田隼人

3連勝中でこのレースを勝ったフサイチエアデールの妹という事でちょっと人気になっていますが、3連勝といっても500万下でのもの。前走も楽勝ではなく何とか凌ぎきったといったような内容だったので、50kgとはいえ一気のメンバー強化は酷だと思います。



8 13ソリッドプラチナム 牝3 49.0 安部幸夫

ジョッキーも大変ですよね49kgとなると・・・終いの切れ味には魅力的なものがありますし、馬場悪化も距離もいい感じです。ただ、この時期いきなりの古馬戦はどうなのかと・・・(でも今日3歳馬フィールドカイザーが勝ってたりします)月1ペースで使われてきた疲れも少し気になります。



8 14ヤマニンシュクル  牝5 57.0 四位洋文

実績だけならこの馬で決まりですが、フィヨルドクルーズと同様に脚質的な面、そしてこの大外枠・57kgは気になります。それでも、秋華賞で2着したように京都2000mは問題なく、追い込み馬ながら堅実な成績を残しているので切ってしまうのはちょっと怖いです。(京都牝馬Sみたいな気もしますが・・








斤量51kg以下の馬が8頭というとんでもないレースになりました。比較的人気どころで決まっていたマーメイドSのイメージは捨てて福島牝馬S中山牝馬Sのようなノリで考える必要があります。

逃げるのはおそらくマイネサマンサ、他はシールビーバックやスプリングドリュー、マリアヴァレリアがついていくイメージです。ハイペースはないと思います。



本命は56kgマイネサマンサ

一頭で逃げられる京都コース。折り合いがついてマイペースの逃げなら順当に勝ってくれそうです。展開面でヤマニンシュクルより上回っています。



対抗は51kgプリンセスグレース

騎手は2回跨って1-0-1-0の生野騎手。初重賞制覇があるかどうか・・・



3番手は51kgサンレイジャスパー

内枠から前目の競馬もありそうです。最近はいい意味で安定してきているので斤量を活かしての好走を期待します。



抑えはディープの調教相手51kgオリエントチャーム、自在脚質とは少し違う52kgトウカイラブ、実績馬57kgヤマニンシュクル



マイネサマンサ
○プリンセスグレース
サンレイジャスパー
オリエントチャーム
△トウカイラブ
ヤマニンシュクル



いつも通りのフォーメーション

1着 サマンサ グレース

2着 サマンサ グレース ジャスパー

3着 サマンサ グレース ジャスパー オリエント ラブ シュクル

計16点