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家に帰ってきたら当然御飯を食べるわけですが、その現場であるリビングルームで妹がテレビを見ていました。
私「ほら、どいてくださいよ」
妹「ここは私の席だ！」
私「俺の席だ」
妹「じゃあそのスイカちょうだい」
※晩御飯のメニューはオムライス（実は手作り）・野菜・スイカです
私「なぜゆえに？」
妹「食べたいからに決まってるじゃん」
私「お前もうスイカ食ったみたいじゃないか、ごみ箱に残骸があったぞ」
妹「あれは違うんだよ」
私「違わない、これは王である俺のものだ！」（CV：関智○）
妹「ちっ」
私「ん、食べる前にちょっとトイレだな」
妹「・・・」
私「食べるなよ」
・・・・・・・・およそ1分後、再びリビング・・・・・・・
私「・・・・・・」
妹「（ニヤニヤ）」
私「なんだこれは・・・」
妹「大丈夫大丈夫、てっぺんは食べてないから」
私「・・・・・・」
妹「スイカのてっぺんは一番美味しいからね、とっておいたよ」
私「食べるなよと言ったのがまずかったのか・・・」
妹「あ、こっち側も食べた方がバランスいいかな」
私「・・・・・・」
スイカごときと言えばスイカごときなんですが、意外に大きいやるせなさが残りました。
