仕事から帰ってきた私がだいぶ遅めの夕食をしていると、現代文の教科書を持った妹がやって来ました。



妹「この味噌汁は飲んでいいのかな

私「いや。新しいの入れてこいよ・・・ん、勉強してるのか?」

妹「テスト前だし」

私「昨日俺とマイマザーにあれだけ言われたしな。というか現代文得意教科だよな、今日はそれしかやってないの?」

妹「うん」

私「得意なのは最後に残しておいた方がいいぞ、気力がなくても結構できるから。あ、一日単位の話でね」

妹「確かに・・・」

私「得意なものは時間が余ったらやればいいんだ、最後に苦手教科を残しておくと手をつけずに終了する事が多い」

妹「むぅ・・・」

私「計画を立てておくと確実だ。何教科あるんだ?」

妹「10教科」

私「となると一日3〜4教科が順当かな。そんで得意なのと苦手なのを分けてうまく配分するんだ」

妹「えっと現代文、古文、化学・・・・」

私「ん?9教科しかないぞ」

妹「あれ?おかしいな・・・兄者は知らない?」

私「自分の受けてる授業位把握しとけよ・・・・・・時間割見たらどうだ?」

妹「そうか、えっと現代文、古文・・・・・・・あれ!?11教科ある
 
私「何で増えるんだよ・・・」

妹「おかしいな・・・」

私「その情報はどこで仕入れた?」

妹「後ろの男子が言ってた

私「なっ・・・お前・・・」(CV石○彰)

妹「あいつらいつも良く分かんない事言ってて面白いんだよ」

私「・・・・・・お前はそんな奴らの情報を鵜呑みにしていたのか?」

妹「あ・・・そういえばそうだ・・・バカだねー」

私「・・・よく分からなくなってきた・・・」

妹「味噌汁くんでこよっと」

私「・・・・・・」









よくよく聞いたらまだ範囲が出ていなくてテストの教科が分からないそうです。(普通に授業を受けていればすぐ分かると思いますが・・・)

それと2週間前ならもう出てる気もするんですけどね・・・。







そんなわけで計画は後回し、とりあえず数学を教えていました。



妹「こんなもん将来役に立たないよ!」

私「関数ねえ・・・」

妹「ああ、もうめんどくさい!」

私「どうでもいいけどお前授業中にガム食ってんのか?」

妹「なんで?」

私「この破け方がね・・・虫食いみたいな」




















妹「よく分かるねー」

私「俺もやるしな・・・・・・しかし、流石にワークではやらんな・・・」

妹「あー、ミスった」

私「破く時に何故躊躇しないんだ・・・」

妹「ほら、勢いってあるじゃん」

私「妙なところで勢い使ってるな・・・」



どうでもいいですが、破いた人がどの位いるのかちょっと気になりました。