桜花賞（GⅠ）
始まりましたクラシック第一弾、1番人気が2勝馬という大混戦のスタートです！
近年は追い込み馬より好位中団グループが1着を取っています。今年は果たして・・・
書いているのは日曜の朝です。
やや使いすぎの印象、体重も使う度に減っていて上積みはもうない模様。それでも、調教ではそこそこ動いていました。1600mの距離も克服済みで、得意な阪神コース、馬群をうまく捌ければチャンスはありそうですが果たして・・・
自分のペースで逃げると驚異的な粘り腰を見せます。アイアムエンジェルの兼ね合いがキーとなりますが、ジュベナイルフィリーズを見た限り、逃げる事さえできればそれなりには走る模様、内枠の利を活かしてハナを切れるか・・・ただ、控えるのもありという話があるようで・・・どうなのか・・・
前走は大幅な馬体減が響いた模様。スムーズに流れには乗ったものの、最後の伸びのなさはその辺が影響していたと思われます。今回は休養明けを一叩きされての一戦、さらに絶好の内枠。距離・急な騎手変更（騎乗停止により）と不安要素はありますが、実力は相手関係からも問題なし、巻き返すチャンスは充分です。
2 4 ダイワパッション 牝3 55.0 長谷川浩
目下4連勝中の同馬。枠を問題にせず、逃げ・先行・差しの脚質を使いこなし、勝負根性も抜群、勢いは出走馬中最高レベルです。しかし、芝1600以上ではあまり実績のないフォーティナイナー産駒、そして持ち時計の遅さ、さらに減りつつある馬体重、不安要素は多めです。
マックスハートからスプラッシュスターになったかどうかは知りませんが2歳牝馬チャンピオン。前走のチューリップ賞は調教一息・騎手変更（骨折により）・4コーナーの紛れと敗因は多かった模様、そんなスムーズに走っていない中で4着に来たのなら上出来です。さらにタフな産駒の多いパラダイスクリーク、間隔が詰まっているここは上昇度も高め、オリジナルより有名になれるか・・・
ダート重賞2勝、芝では1勝も挙げていません。前走は相手関係から2着に入れましたがここは厳しい印象です。やや時計のかかる馬場、ペースなどは向きそうではありますが・・・
前走で意地を見せましたがアレが目一杯の様子。スピードに任せて先行集団に取り付く展開が向くのは分かりましたが長めの距離、徐々に減る馬体重、やや使いすぎの戦績、流石にここは厳しい印象です・・・
武さんの影響でやや抜けた一番人気。未勝利戦・チューリップ賞で見せたような器用な脚（マクリ）を使う馬で、持続的なスピードが最大の武器です。前走のチューリップ賞では休養明け・そしてやや太目だと思われた馬体重で見事勝利。地力に関しては問題ありません。調教もよく状態はさらに上向き。持ち時計は遅めですが、時計の出る馬場で走っていないだけの事で特に気にする必要はなし。やや過剰人気の感は否めませんが、上位進出は充分あると思います。
5 9 アイアムエンジェル 牝3 55.0 柴山雄一
圧倒的先行馬、スピードはこのメンバーでも見劣りません。しかし、スタミナも必要とされる阪神コース、前走の中京1200のようにはいきません、血統からも距離延長は明らかなマイナス要因、展開を握る馬ではありますが、上位進出は厳しい模様・・・
4連勝の後2連敗、血統的な面から早熟・距離が長いという評価を受け、今までが嘘のような人気・・・確かに血統面から見ますと早熟・短距離馬で間違いないです。しかし、前走はあのバタバタ調教で4着、前と離されはしましたがまだ終わっていない事を示しました。そして今回の調教は合格レベル、状態は確実に上向いています。人気がなければ変なプレッシャーもかかりません、鞍上もデムーロ騎手で不安なし、枠も真中でOK、ここで巻き返すか・・・
アイアムエンジェルと同じ父、1600で結果を残していないように距離は長め、展開面や状態面でも強調する点はあまりなく厳しいと思います
ジュベナイルフィリーズで味気ない敗退後2連勝、ダイワパッション同様勢いがあります。ただ、2連勝してきたレースレベルには疑問が残ります。直線の脚も目立ったものはなく地味に勝った印象、鞍上は魅力的ですがGⅠとなると少し足りないかなと・・・
休養明け3戦目で変わる見込みはありますが、実力差が明らか・・・2勝の内容も威張れるものではなく厳しい模様・・・
戦績から見てアドマイヤキッスの関東版といったところでしょうか。前走は前がデタラメに逃げバテたとは言え最後までしっかりとした伸び脚、この安定した末脚は武器になります。ただ、去年暮れのデビュー戦から休みなしで5戦、減り続けている馬体重、そして初の輸送、これらを見込んで早めに調教をしたようですが疲れが溜まっている可能性は高いです・・・意外とタフな血統ではありますが果たして・・・
7 15 ウインシンシア 牝3 55.0 秋山真一
終いの切れ味は相当の馬、前走はうまい具合に嵌った感がありますがそれも出遅れてのもの。スタートがちゃんと決まれば上位と差のない競馬をする可能性もあります。キャリアが少ない分未知数なところは魅力的です。ただ、芝未勝利ですからね・・・ホーネットピアスみたいになるかどうか・・・
白みの強い芦毛馬。目立つのでレース中も見やすいです。デビューから7戦、未だに1600mのみを使っている辺り只ならぬこだわりを感じます・・・前走の馬体減は増えていた分が戻っただけの事、調教の走りはイマイチでしたがもともと調教は走らない馬。どの馬よりも経験の多い1600m、スピードを活かしてどこまで・・・
阪神JF3着後2戦は期待を裏切るレース内容、3戦目で勝ち上がるもののフラワーCでは若いところを見せてしまいました。ペースが速くなる桜花賞、今回かかる事はなさそうですが1戦多く使った分がここでどう出ますか・・・
8 18 タッチザピーク 牝3 55.0 柴原央明
前走の敗退によりアルーリングボイス以上に人気を落としています。坂が苦手だったのか、距離が長かったのか、もしくは父スペシャルウィークの京都大賞典のようなものなのか・・・それでも、紅梅Sで見せた末脚はまがい物ではないはずです。早熟なはずもなく調教もいい動き、距離も血統面からは問題なし、不可解な1戦で見限るのは早計です。
展開はアイアムエンジェル・アサヒライジング辺りがハナ、その他に先行馬も多いことからハイペース気味と予測します。魔の桜花賞ペース到来かと・・
そんな中、本命はテイエムプリキュア
黄砂で時計のかかる馬場は（昨日結構時計出ていた印象ですが）歓迎。絶好枠、一戦叩かれての上積み、そして骨折を早期で治して出走の熊沢騎手・・・GⅠ2勝もすればネタ馬とは言われないはずです。
対抗はタッチザピーク
不可解な敗戦は競馬ではよくあること、混戦の桜花賞・・・まだチャンスはあるはず
3番手はアドマイヤキッス
何だかんだ言っても武さんが選んだ馬、展開も向きます。ただ、混戦を抜け出すほど強いとは思えないので2着評価まで・・・
抑えは一変に期待のラッシュライフ、実績馬アルーリングボイス、早くもマイラー宣言のシェルズレイ
3連単フォーメーション
1着 プリキュア タッチ
2着 プリキュア タッチ キッス
3着 プリキュア タッチ キッス ライフ ボイス レイ
16点
省略したら1着馬はアニメ馬になりました（笑)
