第30回エリザベス女王杯(GⅠ)
もう分からない人は完全に置き去りと思いますが・・・・・・まあ日記なので(笑)
去年の2着馬、逃げ馬にはこれ以上都合のいい事はない枠。切れる脚がないので4コーナーでかなりのリードを取る必要があり、この枠ならそれも充分可能ですが・・・なるべくならペースを速くして他の馬をバテさせたいところ・・・マイネサマンサとの兼ね合いがポイントとなりそうです。
ここ3走、勝ってはいませんが、4、3、5着と安定して走っているのはプラス。有力馬と同じ脚質なので、もう一つプラス要因が欲しいというところで久々のインコース!ロスの少ない内を付いて追い込めば逆転も・・・先々週のヘヴンリーロマンスと同じような競馬ができれば・・・
現在2連覇中、中央同一GⅠ3連覇は史上初の快挙。ただ、今年5戦は一度も馬券対象にならず、しかも前走で初めて武さんに捨てられる(笑)などひどい有様。しかし、牝馬限定レースだけ走る馬は過去に何頭もいました。この馬はその典型で、牝馬限定戦だと4-1-1-1とほぼ完璧な成績。3連覇しても不思議はありません(去年より勢いがないのは確かですが・・・)
騎手が不安との声もありますが、上村騎手は今年すでに41勝(ここ10年で最高勝利数)先週も3勝挙げており勢いも申し分ありません。
前走で底が見えてしまった感があります・・・
距離は何の問題もありませんが、メンバーが揃った今回は見送りが妥当でしょうか・・
個人的にこういう頑張り屋は大好きです。しかし、去年の夏から一度も掲示板に乗っておらず、年齢的に上積みも見込めないため、スルーでいいと思います。
キアヌ・リーブスを喜ばせた馬としても有名ですが、この成績でGⅠ挑戦は・・・・・ちなみに引退レースらしいです。
相手なりに走る堅実な馬、脚質も先行やや差しと安定傾向。ただ、重賞で連対もしていない馬がGⅠで好勝負というのは少々考えにくいところ・・・入着まででしょうか・・・
現役牝馬で最高の切れ味を誇っているのは間違いありません。満を持しての中一週かどうかは分かりませんが、この馬は間隔をつめた時の方が走るので特に問題はありません。
前走はあまりに展開が悪すぎ、前々走は57kgに休養明け、体重が450kg台に戻っていれば確勝か・・・
重賞実績もない条件馬ですが、ずっと1600m以下でいまいちだった馬が距離延長の1800mでいきなり1着・・・そして今回はさらに距離延長の2200m・・・さらに鞍上は世界のペリエ・・・まあ大丈夫だと思いますが・・
スタミナはあるので前にいければそこそこ粘る絵も浮かびますが・・・ちょっと厳しそうです。
「選ばれし者(武さんに)」
前走で初GⅠ勝利、秋に入っての成長が著しい一頭です。シーザリオを超えたかと言われると微妙ですが、この世代のトップクラスなのは間違いありません。京都コースも得意で距離延長も問題なし、先行もできる自在性、トップジョッキー、特にマイナス材料が見つかりませんが、やはり古馬の一級線と初対戦というのは考慮しなくてはいけない点だと思います。
夏から秋にかけて重賞2勝を含む3連勝、今が一番の充実期。
最近は追い込みだけでなく差しでも結果を残していて、肉体的成長とともに精神的な成長も好成績に繋がっていると思われます。
ただ、この馬は使えば使うほど体重が減ってくる馬なので、大幅な馬体減があるようだと少々不安です。加えて、降着も含めると6勝しているわけですが、そのうち5勝が左回りというのも気になるところです・・・
7 枠13番 サミットヴィル 牝5 56.0 サンダース
外国馬で先行馬。25戦3勝(GⅢ1勝)ただ、3着以内は15回。GⅠの連対経験もあるようです。しかし、本質はマイラーとのことなので抑えが妥当でしょうか・・・
「1年振り」のレース、調教は完璧との情報ですが、休養明けのレースがメンバーの集まったGⅠというのは少々荷が重いと思われます・・・しかし、安定した実績には目を見張るものがあり、さらにこの馬の父は「一年振りのレース」を制したトウカイテイオー・・・油断は禁物です。
前走大敗、休養明け、さらに2200mは血統的にも少々長め・・・マイナス要因はたくさんあるのですが、差し、追い込み馬の多い今回のレースで先行できる点は強み、GⅠ実績もあります・・・スローペースになるようなら抑えたい一頭です。
大体負けた馬にはそれなりの敗因があるものなのですが、この馬はよく分かりません(笑)
おそらく気性があまりよくないので折り合い一つで変わってくる馬なのかと・・・そういう意味で実力のあるルメール騎手が乗るのはプラス材料と言えます。コース的にも大敗していない京都コース。スローペースで、なおかつオースミハルカを前に置く形になるのが理想ですが・・・
阪神コースのローズSを勝っていますが、平坦コースでの好走が目立つ馬。切れ味勝負のスローペースより多少ハイペースの方が向いています。前々走ヘヴンリーロマンスに勝っている実力は本物かどうか・・・
8 枠18番 ベストアルバム 牝5 56.0 渡辺薫彦
条件馬ながら、牡馬と混じって走ってきたその実力はかなりのものです。切れ味は上位の馬と大差ありません。関西を中心に使っているのでコースも手馴れたもの、そして何より・・・今は亡きナリタトップロードのために、渡辺騎手の感情は高ぶっているはずです・・・
逃げるのはほぼ間違いなくオースミハルカ、二番手にマイネサマンサ、ウイングレット、サミットヴィル、オースミコスモ。
人気どころではヤマニンアラバスタが5,6番手、スイープトウショウ、アドマイヤグルーヴ、エアメサイアが後方グループ(ただ、エアメサイアは融通が利くタイプなので前に行く可能性もあります)
ハナを切るオースミハルカはハイペースで逃げるタイプではありませんが、他に逃げることのできる先行馬が何頭かいるので平均から少々速い流れになると私は予想しています。(ハイペースはないと思いますが)
そんなわけで、本命はスイープトウショウ、前走、前々走は敗因が明らか、宝塚記念のような位置取りなら・・・
対抗はアドマイヤグルーヴ、近走不振でもファレノプシスの様な復活劇を期待します。叩き2戦目以降の方が走っているので(天皇賞(春)は例外)上積みも期待できます。
穴はライラプス、インコースならロスなく競馬ができ、京都コースなら内も空きやすいということで一発狙ってみる価値ありです。
抑えは、弱気発言でもエアメサイア、先行で粘れそうなオースミハルカ、渡辺騎手のベストアルバム。
◎スイープトウショウ
○アドマイヤグルーヴ
▲ライラプス
△オースミハルカ
△エアメサイア
△ベストアルバム
あえて3連単を狙うなら
1着 スイープ アドマイヤ
2着 スイープ アドマイヤ ライラプス オースミ
3着 スイープ アドマイヤ ライラプス オースミ エア ベスト
フォーメーション24点!!
ヤマニンアラバスタはコース適正、上積みがなさそうな点から思い切って切ります。