■
本日はバイト→大学という予定でした。
バイト・・・またも一人にされてしまいました。(2時間だけですが)
ただ、何回かレジの混雑にてプレッシャーを感じる事はあったものの、特に問題なくこなすことができていました・・・(後でミスが見つかるかもしれませんが)
しかし!あと30分でバイトも終わろうかという時間に、とある事件が起こりました。
レジの死角である少女コミックコーナーから女性と男が出てきて店員である私に言いました
女「この人痴漢です、スカートの中を携帯で撮ってました」
男「・・・・・・」
私「・・・・・・」
・・・・・・
・・・・・・
『ちかん・・・女性にみだらな行為をする男。生息地は主に電車内』
『ちかん・・・ある化合物中の原子や原子団を、他の原子や原子団で置きかえる化学反応。置換反応とも言う』
『えーっと・・・これはどういったフラグですか?』
『マニュアルにない!』
『明後日は天皇賞だなあ〜、天皇さんが何年か振りに訪ねるらしい・・・』
・・・・・・
・・・・・・
明らかに私より体格のいい犯人らしき男、ちょっと怖いです・・・
訴えてきたズボンの女性、なんかおかしいです・・・
無数の思考が脳内を駆け足した後、『ドッキリか!』と半ば確信に近づいたところで、スカートの女性が出てきました
ズボンの女性は第三者、発見したのが彼女で、スカートの女性が被害者だったようです(当たり前と言えば当たり前のことですね
「疑わしきは罰せず」などと言いますが、男はいかにも「私がやりました」的な表情でうつむいて無言だったため、とりあえず逃がしてしまっては大変ということで、女性と共に容疑者の腕をつかみ、系列が同じで社員さんのいる隣の店まで連れていきました。
私「えっと・・・あなたを犯人です痴漢をした犯人らしいので警察に連絡していただけますか?」
社「・・・・・・」
私と全く同じ反応をしたので、あまり好感を持っていなかった社員さんが少し好きになりました。
簡単に事情を説明した後、店を開けっ放しにしていてはそれこそ大事件なので、社員さんにまかせてそそくさと店に戻りました
五分ほど妙な動悸がしていましたが、後は普段通り・・・
でもなかったです・・・
警察の方々がやってきました。
最初は、明らかな警察官が2人
私「いらっsh・・・あ、ご苦労様です」
本屋に警官って異様です・・・
続いて刑事っぽい格好の2人組
やっぱり2人組っていうと刑事っぽいです(ドラマとかの見すぎですかね
今度は1人
何かを記録する人でしょうか、ボードのような物を持っていました
計5人、痴漢ってやっぱり重罪なんですね。
・・・・・・
・・・・・・
さらに10分ほど間をあけまして2人やってきました・・・
またも刑事っぽい2人組・・・というか、ちょっと多くありません?
さらにさらに、今度は3人
いや、もう制服プレイは満喫しました・・・
とどめに1人
暇なんですね?そうなんですよね?そうだと言ってください!!
計11人・・・
広いとはいえない事務所は一瞬にして物々しい雰囲気になりました・・・
痴漢で11人出動ですか・・・
この分だと、痴漢のゲームとかしていたら2人位来てもおかしくないんじゃないかとさえ思いました・・・
彼らは30分程でぞろぞろと帰っていきました、ほぼ同時に引継ぎの方々が見えたので、終電を逃さないよう、急いで大学に向かったのでした。
「本日のポイント」
・痴漢はものすごい犯罪なんだと再認識
・事情聴取たるものを体験
・警察官は、もしかするとものすごく暇を持て余してるのかもしれない、いや裏返せばそれは平和なことなんだと自己解決
・店で一人なんてことは滅多にないはずなのに、そういうときに限って妙な事が起こる己の身の上に感動