いつものように・・・というわけではありませんが実験です。



ずいぶん前にお話したことですが、私が実験している部屋は、夏は暑く冬は寒いというジーパンのような部屋です。

そんなわけで、今日はだいぶ冷え込んでいました。

ただ、冷え込んだと言いましても肌寒い程度、少々厚手の上着を羽織ればなんてことはありません、私は!



何回か書いていますが、私が研究で扱っているのは生きたコオロギです。

ちょっとばかし残酷な話ですが、少しでも活きのいい方が当然いいデータが取れます。

コオロギの最適活動温度は夏の夜、つまりは25度前後がベストとされています。



そうです、回りくどい言い方をしましたが、効率を上げるため、部屋を暖める必要がありました



しかし、この部屋にはエアコンという現代機器は存在せず、あるのは明らかに私より年配なガスストーブが一つ・・・

離れると寒く近づくと熱い、三つしかない男子トイレにて真ん中のトイレを挟んで人が二人並ぶその間の距離位が快適と言える代物です。



当然部屋全体を暖めることはできませんが、コオロギを暖めるだけの目的なので今日のところは好都合と言えます。

そして、ガスストーブをつけながらの実験が始まりました。



作戦も功を奏し、順調に実験が進んでいました。



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数時間後、顕微鏡を覗いていたらふいに妙な音がしました・・・



「ポン、カタン、シュー」



「ポン」は何かが外れた音、「カタン」は「どこかで何かが壊れる音がした」的なノリの音・・・まあそれはいいとしまして・・・





シュー





シュー





シュー?






ガスストーブ





シュー





ガスストーブ!!





















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危うく某爆発アイドル三人娘みたいになるところでした・・・



すぐに爆発しないのは知ってますし、そこまで危うい状況でもなかったと思いますが、少々肝を冷やしました・・・

いつもみたいに音楽を聴いていたりしたら・・・・・






一定時間経つと元栓から抜ける仕掛けには皆さんも気をつけましょう!!
日付が昭和40年代以前は危険と思われます。