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私の家のネコはとにかく交戦的です。引っ掻く、噛み付くは当然で、ひっぱたこうとするとその手にじゃれついてくる始末、寝ている背中にムーンサルトをすることもしばしばあります。とにかく、一度スイッチが入ると手が付けられません。
噛み付く癖は子猫の時からありました。注意はしてたんですが、何回も何回もやってきました。
私は今までネコを飼ったことがなく、他のネコと比較することはできませんが、
母親は子供の頃に何回かネコを飼ったことがあり、そんな母親が言うには、「それきっとネコちゃうで・・・何か別の・・・」「こいつはネコじゃねえ!」とのことです。
そこで、何故狂暴なのかをちょっと考えてみました。
まず遺伝的なもの、DNAは関係あるかどうか・・・前の日記(8月14日)で少しばかり触れましたが、奴はロシアンブルーとアビシニアンの混血です。
ただ、前に書いたことはすべてプラスの特徴でした。そこで凶暴という部分に関わる暗黒面マイナス面を調べてみたところ・・・
アビシニアンには噛み癖や、凶暴性のある奴もいるとのことでした。
ただ、言い忘れていましたが、彼には生き別れの双子の兄弟がいます。兄とか弟とか、それはどちらでもかまわないのですが、その兄弟は伯父の家にいまして、何回か見たことがあります。
当然同じ血統、顔から判断しますと、どう考えても一卵性の双子。つまりDNAも理論上は全く同じなはずなのです。
しかし、伯父の家のネコは、三日ほど一緒にいましたが、初対面の人にも懐いていて、噛み付くどころか引っ掻くことすらしません。(うちのは用心深く、人によっては毛を逆立てたりします)
モノみたいな言い方ですが、素材は一緒のはずなのにあそこまで違うのはどういうことなのでしょうか・・・
結論から言えば、もう環境的な影響しかないわけです。
思いあたる節を挙げてみますと・・・
奴の母親、彼女はアビシニアンの暗黒面マイナス面を継いでいるようで、ものすごく狂暴でした。
体が小さいのでダメージは少なそうでしたが、誰に対してもしっぽを立て、毛を逆立て、蛇のような声を出して威嚇していました。彼女の影響でしょうか・・・
しかし、生後15日位でもらってきたので、そこまで母親の影響を受けているかどうかは定かではありません。(ずっと一緒にいる兄弟がおとなしいことからもその線は薄いと考えるのが常です
やはり家に来てからが原因でしょうか・・・
思い当たるものといえば・・・
頭を鷲掴みにして紅蓮腕ごっこをしていた事(注:管理人は大人です)
ねこじゃらしをライトセイバーに見立ててスターウォーズごっこをしていた事位ですね・・・(注:管理人は若干大人です)
※エピソードⅡ〜Ⅲのマスターヨーダのように軽快な動きをします、三角飛びもお手の物です(注:管理人は風呂上りのタオル一枚でそれをやっていることもあります)
結論!
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって何かが目覚めてしまった
きっとそうに違いありません!
ちなみに、餌をあげたりトイレの掃除をするのは私と母親だけで、玄関でお出迎えするのも大抵私と母親に対してだけです。そしてじゃれる戦うのも私と母親に対してだけです。
つまり、あの凶暴性は彼にとっての愛情表現とも取れるのかもしれません。
でもそのせいで私の腕には怪しい傷がいっぱいです。