困った時の占いババウチの妹のお話です



採用されるのに十日間かかったバイトが午後10時半からあるので、午後8時頃まで寝ている予定でした。(寝たのは12時過ぎです)

そんな夢現つの中に現われたのがマイシスター・・・



妹「勉強を教えてくれないか?」

私「ウホッ!いい妹!ん・・・6時か・・・眠いからまたの機会にしてくれないか?」

妹「ウホッ!いい兄者!いいじゃん教えてよ」

私「いや、何もよくないんだけど・・・」

妹「あ、でもシャンプーが切れてるからそれ買ってきてからね」

私「人の話聞けよ・・・・・・まあいいか、んじゃついでに栄養ドリンク買ってきてよ、特に眠気が取れるやつ」

妹「それ買ってきたらやってくれる?」

私「分かった分かった」

妹「んじゃお金頂戴」

私「自分の金で立て替えといてよ」

妹「40円しかないんだよ!

私「・・・いや、そんな強気で言われても困るんだが・・・・・・そこの鞄に財布入ってるから、とりあえずそれで買ってこい」



数十分後、ちゃんとドリンクも買って帰ってきたので教える事にしました。



私「ここはこうなるわけだよ」

妹「へー、こうなってるんだ〜」

私「そうそう、ここでこれを抜くって考えると分かりやすいんだよ」

妹「あー分かった気がする。こっちは?」

私「こっちは入れるって考えるといいね」

私「これで陽イオン・陰イオンについては分かるだろ?価電子が抜けたり入ったりしてるわけだよ」

妹「そうか!」



そんな感じに色々と説明をしていました。



私「とりあえずこのプリントは全部埋まったから終わりでいい?」

妹「んー、こっちのプリントも終わらせておきたいんだけど・・・」

私「また今度にしてくれよ」

妹「んー、でも明日のテストの範囲はこのプリントまでなんだよね」

・・・・・・

・・・・・・

私「え?明日?

妹「そう明日」

私「大丈夫なの?」

妹「ダメじゃないかな」

私「・・・・・・」

妹「でも化学はいい点取りたいんだよねー」

私「・・・そうか」