日曜日は釣りに行っていました。

以前からちょくちょく行ってはいましたが、正直なところ「釣りをする」というよりは「川の匂いと流れを楽しみながらビールを飲んでついでに竿を垂らしておく」というのがデフォルト。

時間・ポイントも適当で、優先項目としては「日陰」「なるべく周りに人がいないところ」「コンビニが近い」等、外で飲む場所を探す人間の行動原理そのままで上記の表題通りと言えます。



が、今回に関しては事前にポイントも調査のうえ、午前6時に起床して真面目(?)に釣りしてきました。



場所は江戸川放水路近く。自宅から車で20分程の場所で、釣具屋完備なのはもちろん、釣専用の船や無料駐車場もある完全に認知された釣りポイント。

狙うのは当然『ハゼ』。この江戸川放水路、ググればすぐ分かりますがハゼ釣りで非常に有名な場所らしく、うまい人だと100〜300匹。嘘かホントか知りませんが1000匹(※)釣る人もいるそうで、まあこれなら坊主という事はないかなと、そんな感じで行ってきました。

※30秒に1匹としても8時間以上かかる計算ですが



餌は「アオイソメ」。ゴカイの仲間で環形動物門に属する多毛綱・・・

まあ外見は「動く塩辛」みたいなものです。300円位で1日使っても全然余るというリーズナブルな餌。まれに噛み付かれるので針に付ける際には少し注意が必要です。



そんなこんなで開始。



意外な程すぐ釣れました(2〜3分くらい)。というか周り見ると泳いでるのが見えます。



しかしながら、どうもスムーズにいかず。原因としては猛暑の影響か大量に生えている「藻」(※糸状なので、単純に糸状藻ってやつでしょうか)。

ハゼは川底を泳いでいるため、ウキを付けずに錘で釣るのが普通らしいのですが、絡んでしまってどうしようもないので途中からウキ釣りに変更。



ヒテンミツルギ釣りスタイルとして、対岸から優雅にというものではなく、川の中に直接踏み込んで釣っていたのですが、「足を挙げる際に働く↑の力」と「上記の藻や泥がビーチサンダルに絡む↓の力」によって右側のビーチサンダルが大破(※)し、途中から裸足で戯れることとなりました

※左側には残っている円状のつっかえが千切れました



なんてトラブルがありながらも、1時間半位で20匹程は釣れました。

単純計算ですが、適当にやってても1日やってれば100匹位は釣れるんですね。



日が登って暑くなってきたのと、日曜の風物詩・家族連れが出てきて少々騒がしくなってきたため、裸足でアクセルを踏んで撤退。家に着いたのは競馬発走前の9時半位。実践するかは別として、少し遅刻を覚悟すれば「会社行く前に行ける」ような気もしてきました。









・・・魚といえば土曜の夜、コップに入れていたはずの芋焼酎が蒸発してしまったため、酒+つまみを買いに24時間スーパーに出向いたのですが、サンマの値段が凄まじいことに。



きゅうひゃくはちじゅっ!?・・ゲホッ、ケホッ・・・」

「ああ、3匹か・・・・・・いやいや、それでも300円超えてるじゃん!

幸い周りに誰もいなかったですが、独り言で咳き込んだうえにセルフツッコミする男はなかなか怪しいと思います。

しかし300円・・・獲れてないなんてニュースは耳にしてましたが、サンマの相場って大体100円で安いと3匹で200円とかそんなはずが通常の3倍にまで値上がりしているとは・・・ニュースだと「あー」って感じですが、実際現場を目にするとまた違うなと・・・

という事で、隣にあった298円のマグロブツでお得感を感じつつ帰宅したのでした。