発症5日目、土日で治ってくれれば・・・と思ってましたが結局無理でした、しばらくは眼帯キャラとなりそうです。

そんなわけで、あまり目が使えないこの連休は特に動きの激しくない本(ラノベ)ばかり読んでました。という事で感想が書けそうなものをご紹介。相変わらずラノベというと日日日さんばかりですが仕様です。



みにくいあひるの恋(日日日/みことあけみ)

気付いたら2巻まで出ていた不思議。

端的に言いますと、原因不明の「恋の病」というものが存在する世界(重度だと死ぬらしい)。ただまあ、それだと普通に人類滅亡しますので、生まれた時から異性の兄弟(血は繋がってません)と生活するというギャルゲーみたいな前提があります。

そんな中、兄弟でもないヒロイン(あひる)は主人公(陀衣)が好きになってしまう・・・なんていうお話です。ただ、主人公は今期のバカテスの木下秀吉のようにいわゆる男の娘。更にヒロインには何故か血の繋がってない姉がいたりと回収するべき謎がいくつかあり、続きが気になる内容となってます。

イラストが完全にギャルゲーなので、ある意味アニメ化はしやすそうです。



しかしながら、妹がいる身の意見としましては、物心つく前から兄弟として生活してきた異性にそういう感情は一切生まれないと思いますので、そこは若干アレな感じは致します。



ささみさん@がんばらない(日日日/左)

日本の神様を基にしたお話。

作中にも実名の例えで出てきますが、神様は「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒの能力を持っています。その神様が人の体に収まっていると・・・まんまハルヒじゃん!とも言えますが、異なるのは当事者達が自覚している事と、実際は本人の能力ではなく神様自身の能力という点です。

そして日本の神と言えば八百万の神々なので、当然神はたくさんいます。この世界での詳細設定は作品中で丁寧に説明されているので、非常に簡単に物語に入れます。オンラインゲームの話も出てくるので、その辺に手を出している人は更に読みやすいのではないかと。

パロディというか例えが結構多めで、いろんな意味で最近っぽい作品だなと。



■うさぎさん惑星(日日日/山崎透)

地球が住みにくい環境になって月に移住しちゃったお話。

タイトルのうさぎさん惑星はまあ月なわけです。そこに元から月に住んでいる「月裏」早々と移住した「月宮」未だに地球にいる「玉宮」という種族(作中では苗字ですが)がいまして、地球が駄目になってしまった経緯などを中心に物語がゆったり進んでいく話です。そして、「うさぎ風邪」という先ほどの「恋の病」のように、原因不明の病気設定があります。

主人公は「玉宮」の砂山、ヒロインは「月裏」のチュチュ美。といっても、結構他キャラの出番も多いので何とも言えない感じです。種族同士の争いも上記の設定上当然発生するのですが、「地球の重力に魂を引かれた人」がどうとか言ってコロニーを落としてしまうような物騒な話はなく(ちょっとだけありますが)、割と平和に読めます。

作者が最後に東方プロジェクトの幻想郷を例えて「理想郷モノ」と書いてましたので、今の地球がどうとかではなく、多分そんな感じです。



人類は衰退しました(田中ロミオ/山崎透)

人類は妖精さんになりました。

何か頭の悪い人みたいですが、そういう話ではありません。人の数が少なくなってしまい、代わりに現れた妖精さんが「人類」になったという感じです(妖精:人間=200:1みたいな比)。といっても、武力によって駆逐されたとかそういうのではなく、自然とそうなっている雰囲気です。

主人公は妖精を調査する調停員という役職だそうで、調査の視点で物語が進みます。妖精自体は10cmくらいで普通にしゃべります、そして集団になると異常なスピードでモノを作ったりします(見てないとこでやるので、くつの妖精のイメージかと)。そのモノがまた面白いモノだったりして、主人公が妖精と会話等のやりとりしつつ調査していく・・・といった感じです。(何か明確な目的はなさそうです)

妖精は個々であまり差がないように思いますが、基本的には何かに夢中になって楽しむけど空き易い・・・例えるなら小岩井よつばを小さくして特殊能力を持たせたようなイメージです。

うさぎさん惑星と同様、ゆったり平和に読める作品じゃないかと思います。

偶然にも上記の「うさぎさん惑星」とイラストが同じ人でした。そしてあまりそんな感じはしませんでしたが、筆者はエロゲーシナリオライターらしいです。






そういえば今日はバ○ンタインでしたっけ。街中で「バレンタイン・キッス」が流れてるのをよく耳にしましたが、何かこう・・・柊つかさで脳内再生されます。私の年齢付近だと国生さゆりはリアルタイムではないと思いますので、こういう人は少なくないと思います。