忙しさを理由にしていたらずっと書けない気がするので、いけるトコまで。

最近読んだラノベの話。



サクラダリセット

これも丁度2週前だった気がしますが、友人と秋葉原をうろついた際にどうせなら何か買おうと言う事で買ったのがコレ。「乙一絶賛!」の帯に反応したのは言うまでもありません(笑)

「サクラダ」という街があり、そこの住民のほとんどが様々な超能力が使えるという話。ただし、能力は街の中にいないと使えず、しかも街の外に出ると能力を持っていたことすら忘れてしまうという設定。

声を届ける能力(24時間の範囲で予約可能)、物事すべてを記憶できる能力(引き出し自由)、触れたものを消滅させる能力(場所も指定可能)、人の情報を栄養にする能力、幽霊になる能力(死んでから発動、スタンド「ノトーリアス・B.I.G.」と発動条件は同じでしょうか)、猫の言葉が分かる能力・・・etc

そして、タイトルにもなっている時間を「リセット」する能力(ヒロインの能力)。まあ要はスタンド「キラークイーン」の「バイツァ・ダスト」です。ただし、能力には色々制限があり、この能力にも「特定の人の許可がないと発動できない」「セーブしないと戻れない」「3日以上は戻れない」「1回戻ってからは24時間使えない」「リセットするとそれまでの記憶がなくなる」など、色々制限があります。

特に最後の条件はかなり不自由な能力になってしまう要因なのですが、そこは主人公が「物事すべてを記憶できる能力を持っているので、この二人が一緒だとゲーム機と同じようにやり直しがききます。



そんなこんなで、この能力を使いつつ、色々やっていくというお話。

「いいや、限界だ!押すね!」のような熱い展開はありませんが、「今回はいつもと違う」といったような展開が多く見られ、続きが気になる作品でした。

いわゆるアニメキャラっぽい登場人物(やたらテンション高かったり、語尾がおかしかったり、ありえない格好だったり、作られた天然だったり)がいなかったので、あまりラノベっぽくなかったですが、一気に読めてなかなか面白かったです。

続編も作成中との事で、少し気にしてみようと思う次第です。