今期アニメの話でも。



コードギアス 反逆のルルーシュR2(1〜5話)

半年待たせたこともありまして、やはりいい出来と言わざるを得ません。前回の最終回後の展開が少々あっさりし過ぎていた感がありましたが、ヴィレッタ先生とオオギ、ロロのギアス能力の見せ方(ナイトメア戦→部下殺害→ルルーシュと繋ぐ辺り)などの伏線の置き方をはじめ、盛り上がりの演出(1話の最後など)は流石です。ルルーシュのギアス復活や、ヴィンセントの登場シーンなどの見覚えのあるシーンも、特にしつこさがなければ逆にいい材料になっていたように思います。

今作の特徴として、前回はマオだけでしたが、ギアス能力者が複数出てきそうです(ロロの回想で、「ぼくの」ギアスと言っていた点からも、そこは確かなはずです)



「戦略が戦術に潰されてたまるものか!」



「ボロぞうきんのように使って捨ててやる」

引き続き、名台詞が多いです。やはりルルーシュ慌てているか、悪人面してる時が映えます(笑)



さて、今期一番の注目&人気作品ということで、00のグラハム・エーカーと同じく誰かに注目しようということで、4話から可愛くなってきたロロと迷いましたが、この人にしました。(→)

2話と5話の2回の登場で、必ずスザクに肉体的な絡みをかけるという夏コミが楽しみなキャラです。名前はジノ(CV:保志総一郎

まだ大きく絡んでませんが、オープニングも登場していることからそれなりの活躍は期待できそうです、ナイトオブラウンズの一人ということで専用ナイトメアも持ってますし。






・紅(1〜4話)

1話時点では、エンディングが新谷さんだと言うこと以外正直よく分からなかったので、切ってしまおうかとも思ったのですが、2話、3話あたりから、具体的な説明がされていき、おおよその内容が分かりました。

高校生活をしつつ、揉め事処理屋として裏仕事もする「紅真九郎」と、その依頼の一つとして付属されてきた世間知らずのお嬢様「九鳳院紫」。

基本的には揉め事処理をする真九郎が軸の話、大筋は見えていませんが、とにかく紅香さんに自分を認めて欲しい真九郎と、物事をいい意味でも悪い意味でもまっすぐ見ようとする紫との妙な関係には注目です。本編とは直接関係ない噛み合ってないようで噛み合ってる会話もなかなか。色々やっかいな紫も、怒られる度に理解していく辺りには好感が持てます。

大きな目的で進んでいくわけではないんですが、部分部分の話が結構しっかりできているように思います。3話の電車の中の話などは少々考えさせられました。電車に限らず、頭下げるだけで解決するなら一時だけですからね、分からない奴には何を言っても無駄と。そういう意味では社会って怖いですね・・・「分からない奴」はおそらくずっと気づけないんですから。



妙な境遇にある人間模様を描くものかと思いましたが、人外的な要素もあるようで・・・真九郎の腕から出てきたカーズの刃(骨?)みたいなのは何ですかね。「崩月の」とか言ってましたから、過去に何かあったとみるのが普通ですが・・・

まあとりあえず、新谷良子真田アサミ沢城みゆきブロッコリー組と、沢城さんのひだまり荘大家さん喋りが聞けるだけでも個人的には価値ありです(笑)

あ、あとリモコンが同じで親近感が。






アリソンとリリア(1〜5話)

ちょっと強気な軍人少女アリソンに振り回されるちょっと弱気な学生ヴィル、少し子供な幼馴染の男女二人(一応二人とも17歳ですが)がやや古い時代背景で飛行機に乗って・・・なんていうとLASTなEXILEが思い浮かびますが、それは特に関連のない話。

終わらない戦争を背景に、レプカ・・・じゃない元軍人の爺さんが「その戦争を終わらせることができる宝」があると言うので、それを探しに行こうというところから物語が始まります。話をした途端にじいさんがさらわれたり、主人公が鹿に蹴られたり、いきなり昔話をしだして息子と夫の軍服を貸してしまうばあさんなど、唐突なところも結構ありますが、物語のテンポとしては非常に分かりやすくてよいです。

終わらない戦争という割と規模の大きいはずの話が僅か4話で終わり、そこからどうやって話を持ってくるのかが気がかりでしたが、ヴィルの研修先とアリソンの演習地がほぼ一致したと言うことで、アリソンのヴィル拉致という一方的な観光旅行で再び物語が進行。一応終戦を迎えたと言うことで特に盛り上がりはなさそうに思うのですが、まあ小規模な争いなんてものはどこにでも発生するもので・・・また色々楽しませてくれそうです。

しかし水樹奈々さん最近主役級でよく出てますね。やはりこの人は瑞生(もっけ)やすなお(つよきす)のような明るくてちょっと騒がしい女の子が合います。フェイト(なのは)や梨々(ガーゴイル)のようなやや無口なタイプだと、正直微妙に違和感があります。



戦闘シーンもなかなかよいです






狂乱家族日記(1〜4話)

カオスと言う意味合いでは最強クラスかもしれません。簡単に言いますと、昔世界を滅亡させようとした化け物の子供の可能性のある(DNAが入っている)やつらを全員家族化して仲良くさせちゃえば世界を滅亡させることもないだろうというよく分からない設定です。

その子供らしいのが「地下帝国出身のネコ耳超能力娘」「極道の息子でオカマ」「3歳の生物兵器」「犯罪者の娘」「ライオン」「クラゲ」だったりするわけで、もはや何が何だかなと。(+公務員的な主人公、犯罪者の娘の姉で家族単位)

ただ、個人的には割とお気に入りです。多分主役である「地下帝国出身のネコ耳超能力娘」凶華様が結構気に入ってしまったからかなと。Key作品のアレな娘とは別の意味でぶっ飛んでいますが、たまに正論っぽいことも言うので油断なりません。



まじまじと見るとすごい格好です。



それと、千子ちゃんはキャラ変わりすぎです(笑)






かのこん(1〜3話)

何と言いますか、逆レ○プアニメですかね。絵柄が好みだったので、3話までみましたが毎度毎度似たような展開でもういいかなあと。川澄さんがのとまみさんを襲っているというアニメです。






仮面のメイドガイ(1〜4話)

以前ちょこっと書きましたが、小山力也さんを楽しむアニメです。しかしながら内容もなかなかです、バカな事を真面目にやっていて(数学が出来ないのは胸が大きいせいだからサラシを巻けばいいじゃん等)、繰り返して見るには実にいいアニメに思います。



やましい気持ちは全くなく女子高生からパンツを抜き取るコガラシさん






マクロス FRONTIER(1〜3話)

前作は親父がプラモデル持ってること以外知りませんが、何か次が気になる感じで楽しめています。特別凄みは感じないんですが、何話かで見えてくるものもあるのかなと・・・。それと声優が豪華です、グラハム・エーカールルーシュティエリア・アーデ、カミナ、みゆきさんをはじめ、永遠の17歳の人や初代リインフォース、更にはキョンラクス、フレイまでいたりしてなかなか大変です。



変形とかかっこいいんですが、正直なところ、ロボットはCGじゃなくセルでやって欲しいです。






図書館戦争(1〜4話)

最初見てなかったのですが、友人に薦められて鑑賞。「メディア良化法」という斬新な世界背景もいいのですが、主人公の成長物語が見どころかなと。正義の味方に憧れるのは結構なことですが、憧れと仕事は違うものと。

面倒で地味なことから始まってそれで終わることだってある・・・まあそれじゃ物語が盛り上がりませんので、色々起こるわけですが・・・。

とりあえず、堂上さんがカッコよすぎです!こういう分かる人には分かる上司に私もいつかなりたいなと。それと手塚くんもいいキャラです、初登場時はただのエリートと思わせておいて、認めるところはちゃんと認める辺りがかなり好印象です(第一印象が悪いと、コレは出来そうで意外と出来ないものです)。

「無能な癖に努力もしないバカは一番迷惑なんだよ!」

「正しければ何を言ってもいいわけじゃないんだよ」

「この人に認められたことが・・・こんなに嬉しいなんて」

結構いいセリフも多いです。



堂上さん。中の人は関智一さんでも違和感ないなと。






見ている中での今後における期待度ははこんな感じに


◎1 コードギアス 反逆のルルーシュR2
◎2 紅
◎3 狂乱家族日記
○1 図書館戦争
○2 アリソンとリリア
○3 マクロス FRONTIER
○4 仮面のメイドガイ
▲1 かのこん

◎・・・かなり
○・・・なかなか
▲・・・普通

今期は不作かと思いきや意外に面白いものが多かったです。「To LOVEる」「クリスタルブレイズ」「RD 潜脳調査室」は録ってあるんですがどうしようかなあと悩み中です。