だいぶ空いてしまいましたが、年末のお祭りの話でも。

今回はユンスクさんのお誘いを受けてmorichanと共にサークル参加。何か描いたりしたわけではないですが、売る側は未経験だったので、文字通りいつもと違った視点が経験できそうで楽しみでした。



3日目ほどではないとはいえ、逆三角形の建物に群がる行列は他を圧倒する存在感。競馬場で開門ダッシュを狙うソレと属性は同列と思われます。

通常であれば、「君とてそのひとつだろうが!」という天の声に従い、列の一部と相成っているわけですが、サークルチケットというアイテムを手に入れるとその状況は一変。ビルとビルの間を鉄筋渡りする人を安全な場所から見下ろす優越感・・・は流石に言い過ぎですが、それと似た感覚は確かにそこにありました。



ということでスムーズに入場。チケットは門で渡してしまうらしいので、記念に激写。そういえば、色といいバランスといい勝馬投票券と似ております。

え、似てませんか?(笑)



優越感なんて無理やりに表現しましたが、思っていたよりサークル参加者が多めで驚きました。ただ、1サークルに3枚のチケットがあるらしいので、そう考えるとそこまで不自然でもないのかなと。

少し歩いてスペースに到着。



ユンスクさん「製本やらないか」

私・morichan「こ・・・これは・・・」



おもむろに取り出したるはテープカッター・・・ということで製本のお手伝い。製本テープと呼ばれる代物を、ホチキスでとめられたコピー本の背部分にDOするだけの単純にして明快な作業。ただ、逆側を止めるとある意味コンビニのエロ本より階級が上がってしまうので油断は禁物です。(※本は健全本です)

程なくして製本完了、二列に並べて「どこからでも来い、近づく奴はみんな灰にしてやる!」といったイメージとなりました。



おおよそ10時にお祭り開始。流石に整備されているようで、開門ダッシュのような凄味はありませんでしたが徐々に人は増加、見慣れた景色に変わっていきました。お釣りの小銭作りと個人的な買い物も兼ねて、最初の20分ほどは手ぶらで会場をフラフラ、笹原くんの気持ちがちょっと分かった瞬間でした。

スペースに戻って本業の売り子を。仕事柄、あまり接客するような機会はないのですが、声色は結構変わっているらしいです。本題の同人誌は一定のペースで購入されていきました。若干マイナー(あくまで人気ジャンルに比べ)なジャンルゆえ、周りの騒がしさに比べると若干人が少なめに感じましたが、手にとった回数に対する購入率が非常に高いように感じました。ええ、流石はユンスクさんです。



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結局12時ちょい過ぎに完売。「倍の量でも全然いけたんじゃないですかー」なんて話もしてましたが、本を折り込んでホチキス止めるのに5時間かかったと聞きますと、なかなか難しいところです。

あ、そういえば開始30分くらいでmorichanが鞄だけの存在になってました。どうやら他所様(川口翔さん)に鹵獲(ヴァーチェ的な意味で)されたらしく、午後に見に行ったらスタンディングオベーションで働いておりました。

私「裏切り者ですね」

ユ「裏切り者だ」

私「ころせー」

ユ「かもせー」



・・・なんて会話はしてませんが、似たような話はしてました(注:当然ながら、あくまでジョークのレベルです)。

そういえば手の空いていた午後、適当にうろついていたら、初日にもかかわらず結構いろいろ買ってしまいました。相変わらず、あの場の空気は不思議です・・・






恒例のオフ飲みがあるということで参加させて頂きました。例によって、飲みの連闘中でしたが、まあこういうのは飲むと治るってもんです

その開始前に登場したのが、ユンスクさんのお持ちした大吟醸生原酒 龍神丸もやしもんにも登場した日本酒です)。お店の開始までに時間があったこと、さらには持ち込みが不可であったことから急遽発足した0次会。新○の汽車の前で酒相手に「かごめかごめ」をする大人達、なかなかに面白い絵と思われます。

ビールなしでは生きられない体の私ですが、この日本酒はホント飲みやすくて味わい深いものでした。もやしもんでも言っていたようにフルーツのような甘みがあり、飲めない人でもついつい飲んでしまいそうな、そんな代物でした。私は実質2杯飲んで、この時点で結構キてました。

とは言ったものの、いざビールが出ればそれとこれとは話が別。これを飲まずにして何をするのかと、そんな感じで飲んでました。その後、カラオケ部隊と帰宅部隊とで別れ、万事終了。次の日も行く予定だった私は帰宅部隊に入隊、自宅で床についたのでした。



ということで1日目終了。割と長くなってしまったので、2・3日目はまた後日。