2日連続「School Days」。もえたんは明日総集編まで追いつきます。



School Days(7話)

両思いなのはかまいませんが、言葉の処理をどうするのか・・・両人ともバレてないと思っているようですが、前回も書きましたように、同じ学校(かつ知り合い)ならバレない方がおかしな話であって・・・



『ハイール、イルパラッツォ!』とかそういう系のセリフが当てられそうです。

画像は特に関係ないですが、今回は刹那が色々ちょっかい出してきます。とりあえず、「誠と言葉が別れている」かつ「誠と世界が付き合っている」という、あっているようで間違っている情報を周りに伝えます。



そのほか、言葉を誠から遠ざける、言葉を着信拒否(もちろん誠の電話)、など色々やります。しかし、その行動のすべては「世界と誠を恋人同士にしたい」という願望に基づくもの・・・これまた謎の行動ですが、何かしら意味があるのでしょう。



無言で毛糸をほどいていく言葉、すごく怖いんですが・・・・・・というか今回は言葉が精神的に追い詰められていて不憫です。誠くんのイカれた行動は言わずもがなですし、刹那の行動も間接的に攻める形になっていますし(※)、加藤乙女率いる4人組にも色々と・・・

※特別言葉を陥れたいという考えはないと思います、今のところは・・・



委員会の部屋から出た誠+刹那が言葉と遭遇。刹那は上記の意思に基づいて、相手にしないよう誠の腕を引っ張りますが、「やっぱ、ほっとくのは良くないよ」と言葉を追いかけてしまう誠くん。

・・・誠くんのセリフ+行動、ここだけ見ると別におかしくはないのですが、この男の場合、今まで無視し続けてきた行動パターンから見ても明らかに「優しさ」等ではなく、単なる「思いつき」「気まぐれ」・・・もしくは透けた服を見て「あの体を手放すのは勿体無い」気がしてきたという欲望・・・なんとも・・・



その後、追い討ちをかけるかのように、加藤乙女の友人に「伊藤だけじゃなく、澤永にまで手を出すなんてサイテーだね」などと、ありもしない事を言われ、攻められる言葉。友人は元々言葉をあまりよくは思ってないようですが、誠の行動を知らないと考えると、真の悪意はなく、勘違いが重なっているだけと思います(きっかけを作った澤永くんも馬鹿ですが、知っている情報を考慮すると、ああいった行動を取ってもおかしくはありません。何と言っても盛りの高校生)。まあこの出来事の主原因は、序盤の刹那の発言なのですけれど・・・

事情をすべて知っている誠くんは現場にいたにも関わらず、例によって何もフォローせずに見ているだけ、まあ実際世界とニャンニャンしているから言いにくいのは分かりますけど、「何か言えよ」と突っ込みたくなります。しかし友人に対してのこの目つきは「余計な事を・・・」という意思表示ですかね・・・この男、ホント凄いです・・・



途中に出てきたこのカメラは一体・・・なんか来週起こるんですかね。体育倉庫でカメラとか犯罪の臭いしかしませんが・・・






場面は変わって誠くんの家、世界も一緒。「言葉を擁護しようとした行動」に特に意味がなかった事を示しています。世界はそれを知って不機嫌になりますが、ここ3話くらい世界1本で来ていた誠くんの行動から見れば自然な行動に思います。そんなことを話していると・・・



「きちゃった♪」とばかりに言葉登場。携帯が繋がらなければカチコミされても仕方ないです。それでも、誠くんはしれっと「こっちの携帯が調子悪かった」といって着信拒否の事実をごまかし、世界との関係を気付かれないように言葉を帰しますが、靴をしまってなければバレるってもんで・・・

そういう関係を確信した言葉ですが、直後に後夜祭に誘い、「私と誠くんが別れたなんて思ってて・・・私、ずっと誠くんの彼女なのに・・・」とやや大きめの声で脅す(他に表現が見当たりません)。誠くんは曖昧な表現でごまかし、言葉帰宅(扉の閉め方が怖いです)。



「好きだって言ったくせに、お前はっきりしろよ!」とでも言いたそうな世界も怒って帰宅。これまで「桂さんに悪いよ」と擁護していた割には、やや身勝手な行動とも思いますが、先ほど書きましたように、ここのところ世界1本できていた誠くんの行動を考えれば、自分を「彼女」だと認識してしまうのは当然なわけで・・・そりゃ言葉の発言を全く否定しない誠くんに腹も立つってものでしょう。



しかし、言葉から見れば、世界は「誠くんを奪った女」としか見えません。



そんな二人が遭遇(というか言葉の待ち伏せ



振り上げた腕から仕込み銃でも出すかと思いましたが、平手打ちでその場は終了。






さて、これはなかなか展開が動いてきました。



世界としては、上にも書きましたように、言葉に悪いという気持ちもほとんど消え、誠を9割方恋人と認識。しかし、言葉の気持ちを気にしつつも、自ら行動に移さなかったツケが回ってきました。

言葉については、周りから色々言われ、誠くんにも冷たくされて非常に不安定な状態。自分に原因があるとは思いつつも、何が起こっているのかイマイチ理解できない。そんな中、誠と世界がくっついている事実が判明・・・その過程は分からなくても、突き詰めるべきコト、責める対象は確定。ただ、「言葉の相手するのって疲れる」発言等を聞いていないとは言え、もう少し誠を問い詰めればいいのですが、初めてできた恋人補正で誠を擁護しがち。そして事情を知っている人が世界だけだと、事実を理解することはおそらく永遠にないわけで・・・

刹那は「世界と誠が一緒になって欲しい」という目的のためだけに行動。よく分かりませんが、割に事態をややこしくしている感じはあります。といってもそれは結果論であって、「誠が世界を好き」「世界も誠が好き」という事が分かっている刹那としては「はっきりしない誠」を誘導しているだけに過ぎません。この行動の真意はいつ明らかになるのでしょうか・・・

加藤乙女は、言葉とくっついていなきゃとりあえずいいんですかね・・・。仲間がなにやらカメラを仕掛けていたようですが・・・意外に鍵を握っているのでしょうか。

澤永くんは、光の行動に全く気付かず本能のままに行動。まあそれでも、彼はよくいる高校生のように思います。

誠くんは・・・性欲を持て余す年頃の高校生とは言え、あまりに行動がバカすぎます。救える部分を探すのが非情に難しいです。



残り6話(1クール13話として)、どういった展開になりますか、原作知らない身としては今後も楽しみです。

とりあえず、各人のマイナス行動の原点には、ほぼすべてに誠がいるという点は常に頭に入れておきたいところ。