1着・・・ウオッカ

中団から進み直線までじっと我慢、追い出してからは抜群の反応で、最後は圧巻の3馬身。桜花賞では何故この馬が負けたのか不思議でしたが、この結果で改めて実力を証明したと言えます。チトセホープ以来46年ぶりの馬券対象を超え、クリフジ以来64年ぶりの牝馬によるダービー制覇、エアグルーヴ超えとかそういう話も分かる気がします(まだ分かりませんけど)。そして今回確信に変わった事は、この馬が「ためてこそ」の馬だということ。桜花賞チューリップ賞は、仕掛けが早めだったせいか(いわゆるマクリの競馬)直線の伸び脚がイマイチでしたが、「脚をためた」エルフィンS阪神JFでは、いずれも高レベルな内容の競馬でした。もともと強いので、ベストな競馬をしなくても結果は出てしまうのですが、やはり上にいくとそううまくはいかないわけで・・・桜花賞の敗因はそんなところにあるんじゃないかと思ってます。まあ当然、桜花賞ダイワスカーレットも相当強いと思いますけどね(アストンマーチャンも)。

これで今年は凱旋門賞挑戦のプランもあるそうで、あまり凱旋門賞向きの重い血統(有名どころではサドラーズウェルズ系やブラッシンググルーム系、リファール系など)ではない点は気になりますが、頑張って欲しいものです。(正直なところ、パワーと持続力を持ち味としているメイショウサムソンの方が、凱旋門賞という舞台では上だと思っていますが・・)



2着・・・アサクサキングス

祐一くんどうしたんですかねホントに(別に祐一君を特別下手と思ったことはありませんけど)。土曜日の中途半端なアドマイヤメインの騎乗っぷりなど、微妙な点ももちろんあるのですが、最近の大舞台での活躍は素晴らしい限りです。まあ私自身騎手はそこまで重視しませんので、別に買い方が変わるわけではないんですけど・・・

あ、人気がなかったせいか馬の話をしていませんでした。東京コースがあってたのとペースがよかったせいかなと、正直この馬はあまり強いと思ったことはないのですよ・・・きさらぎ賞しかり



3着・・・アドマイヤオーラ

随分と派手な追い込みでしたが、やはり堅実な強さというのがこの馬の印象です。GⅡまでならかなり強そうです。



4着・・・サンツェッペリン

うまく流れに乗っていました。速い流れでも遅い流れでも対応可能・・・というよりは気分よくいけてこそという印象です。その辺は出遅れたヴィクトリーにも言えそうですが。



5着・・・ドリームジャーニー

怒涛の追込。ペースに左右されるのは仕方ないところですが、これがこの馬の持ち味。前にいくと多分伸びないと思いますし、今後もこのスタイルを貫いて欲しいものです。



7着・・・フサイチホウオー

頭は危ないような気は少ししていましたが(そんな理由から3連複だったわけですが)、ここまで負けるとは思っていませんでした。さあ伸びるかというところでバッタリ止まってしまいましたし、今までの相手関係からも弱いわけありませんので、復活に期待です。


  • 馬券

今年のGIはちょっと厳しいですね・・・周りも当たったという声はほとんど聞きませんし。


馬連複:11戦5勝(20000→8850)

馬連単:1戦0勝(2000→0)

三連複:6戦0勝(16400→0)

三連単:10戦1勝(19500→28670)

全成績:15戦5勝(58900→36980)【回収率63%】【−22920】