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非常にくだらない話です。でもこういう間抜けなやりとりは好きです。
妹「うおっ!こいつはすげえ!」
私「ほう、どうしたんだ?」
妹「これだ」
私「さっき買ってきたきのこの山・たけのこの里のファミリーパックだな」
妹「最高じゃないか!」
私「そんなに喜ぶとは思わなんだ」
妹「あっ、何でたけのこの里を食べてんだよ!」
私「当然そっちの方がうまいからだ」
妹「食べ方としてはきのこの山の方が楽しいけどね」
私「あー、チョコの部分だけ最初に食べるあれだな」
妹「そうそう。たけのこの里ではそれができない」
私「クッキーの部分が崩れちゃってな」
妹「これは誰もが一度は経験してると言えるね!」
私「やけに強気な発言だが、ものすごく規模の小さい話だ」
妹「ちなみに他のものでも代用可能なわけだが・・・知っているかな?」
私「知っているさ・・・、フリーザポッキーだろ?」
妹「光栄だな。こんな東京のはずれの下町にまでポッキーの名が知れ渡っていたとは・・・だが残念な事に、ボクが極細ポッキーでそれをできないことまではご存じなかったようだ・・・」
私「しかし人前ではできんな。正直、あまり好きじゃないって人もいるし・・・」
妹「全く皆分かっちゃいねえなあ、分かっちゃいねえよ」
私「二回言うんだ」
妹「こういう話ができる人とは楽しくやっていけそうだよ」
私「そうだな。ところでもう『たけのこの里』がないようだが・・・」
妹「気にするな」
私「お前、『エリーゼ』も白いのだけ先食っちゃうんだよな・・・」
妹「結婚するなら絶対黒いのが好きな人だね。そうすれば白いのが独占できる」
私「なかなか個性的な結婚条件だ」
妹「ところでこの「チョコをなめ終わったきのこの山」を見てくれ、こいつをどう思う?」
私「いいから早く食えよ」