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金曜日。終電で友人とバッタリ出会ってそのまま飲みにいきました。どっちが先に肝硬変になるかとか10年後には笑えなくなってるかもしれない物騒な話もありましたが、非常に至福を感じました。「酒があるから生きていける」にはこんな意味合いも含まれているんじゃないかとまれに思います。
さて、ちょっと語ってみましたがそれとは特に関係のない妹話です。
妹「そういえば昔変な女の子に道聞かれてさ」
私「唐突だな、昔ってどの位よ?」
妹「小学生位の時かな、確か自転車の練習をしてたのよ」
私「うん、そんで?」
妹「分かんなかったから、あっちの方って答えたのよ」
私「・・・うん」
妹「そしたらいきなり髪の毛引っ張られて逃げられて・・」
私「ひどいな」
妹「自転車で追いかけたのよ」
私「ちょっと待て、自転車の練習中じゃなかったのか」
妹「そんな事は問題じゃないんだ!」
私「・・・・・・うむ」
妹「でもその女の子も自転車でさ、全然追いつけないんだよ」
私「そうか」
妹「結局そのまま帰ってきたのよ」
私「ふむそうか・・・」
妹「あれは一体なんだったんだろう・・気付いたら家にいたしなあ」
私「・・・なあ、その話夢じゃないのか?」
妹「夢・・・あ、そうだ夢だ」
私「お前・・・」
妹「時々夢と現実が分からなくなるんだよ」
私「あまりそれを大きい声で言わないほうがいいぞ」
妹「大丈夫だよ、外じゃ普通なんだから」
私「しかし・・・道が分からないのにあっちの方って言うお前は夢の中とは言えすごいな」
妹「あ、それは現実でもしたことある」
私「・・・・・・」