馬濃度が非常に濃いので早く流すためにも(笑)







先日、ウチの妹が料理を作りたいと騒ぎ立てました。






はっきり言いまして、妹は料理についてはド素人です。某カメラを壊しちゃう身長195cmのおじいちゃんの孫の序盤の野球ゲームの腕くらいド素人です。



私「おまえ・・まさか・・その、ひょっとして・・・この料理、いや、即席麺以外の料理と呼べるもの自体作ったことがあるのか?」

妹「・・・」

私「答えろっ!妹ーーーっ!」

妹「答える必要はない」



とりあえず親からの材料費支給許可は得たようで、野菜をたんまり買ってきました。どうやら野菜スープを作るとのこと。

材料は「タマネギ、キャベツ、セロリ、完熟トマト、コンソメ」私としては勝手にやっててよと言った感じでした



しかし、しばらくして不穏なタマネギ臭が立ち込めてきました。これはもう友人から全巻借りたガンダムSEEDなんか見ている場合じゃありません、一旦停止してその様子をうかがいに行きました



私「臭いぞ」

妹「タマネギを切る時はやっぱり水中眼鏡かな」

私「別に決まってないと思うが・・」

妹「持ってきてよ」

私「どこにあるか分からん」

妹「痛い!どうすれば・・」

私「切ってからすぐ水に付けとくんだよ、タマネギのからみ成分は水に溶けやすいんだと」

妹「・・・面倒だから別にいいや」

私「・・・」

妹「あーやっぱ痛い!!」

私「・・・・・・というかタマネギの量が多すぎじゃないか・・・3つ!?」

妹「脂肪燃焼スープだからタマネギが多め」

私「そういえばそんな効果があったような・・・でももう鍋に入らないだろう・・・」

妹「んー・・・」



私「材料の分量はどこに書いてあったの?」

妹「ネットの変なページ」

私「・・・鍋の大きさは書いてなかったのか?」

妹「大きめって書いてあった」

私「・・・水の量は?」

妹「ひたるまで」

私「・・・・・・鍋取り替えよう・・・よく見たら水すら入ってないし・・・」


鍋取替え


私「一番でかい鍋でも水入れるとギリギリだな・・・」

妹「・・・」

私「あと普通はタマネギを最初に煮込むんじゃないのか・・・炒めたりしてから」

妹「いくら叫ぼうが今更!」

私「これが望みか!貴様の!」

妹「まあ煮込めばどうにかなるよ多分」

私「どっかで聞いた事あるなそのセリフ」


煮込み中・完熟トマト投下


妹「何か魔女が煮込んでる薬みたいになってきた・・・」

私「確かに赤色のアクは妙な迫力があるな・・・しかしタマネギ臭がすごいな・・・」


さらに煮込み中、コンソメ投下


妹「やっとまともになってきたかな」

私「そういえばあんた花粉症気味だったね・・・」


さらにさらに煮込み中


私「そういえばタマネギ嫌いの人って多い気がしないか?」

妹「からいしね」

私「それと歯ごたえだろうね・・・・・・しかしタマネギ臭い・・・」

妹「日記のネタにするんでしょ」

私「よく分かってるじゃないか」







タマネギ臭を消すために結局30分以上煮込んでいました・・・味はまあ・・・「野菜」煮込んで「コンソメ」いれて「塩・こしょう」ですから、タマネギ臭さえ消えれば普通でした。



私「そういえばセロリ入れてないね」

妹「・・・忘れてた」