中山牝馬S(GⅢ)


1着・・・ヤマニンシュクル

スタートから中団、3コーナーでも動かずに後方グループ、4コーナー手前で徐々に進出、最後の直線にて大外に持ち出しました。直線、ペースが速めだったのか内枠のグループはイマイチな伸び脚、それを外から鋭い伸び脚でゴボウ抜き、追って来たディアデラノビアに1馬身半4分の1差を付け余裕のあるゴール。2歳女王復活の瞬間でした、この後はおそらくヴィクトリアマイル、GⅠを勝っている距離なだけに当然有力です。



2着・・・ディアデラノビア

スタートがいい事もあって一瞬前へ出ましたが抑え気味でヤマニンシュクルの内へ、3コーナーでは我慢、4コーナーでヤマニンシュクルが動いたと同時に追うように直線へ、一番大外から脚を使い始めます。ヤマニンシュクルに負けず劣らずの末脚、一瞬交わしそうな勢いでしたが最後は脚色が同じになってしまいました。体重がきちんと増えていた事と岩田騎手がプラスに働いたのは確かですが彼女もこれで復活と言っていいと思います。



3着・・・ヤマニンアラバスタ

煽ったスタートで道中最高方、4コーナーでも後方グループ、直線で中を付くとこじ開けるように追い込んできました。外の2頭に交わされはしましたがいい競馬でした、出遅れて後方になったのが逆に良かったのかもしれません。ただ、今回休養明けながら体重減での出走、使い減りする馬なだけに次走の体重には注目です。



4着・・・コスモマーベラス

先団グループのやや後ろの外、枠が枠なだけに外を回さざるを得ませんでした。大外の2頭の伸びが目立っていてこの馬は霞んでいましたがこの馬もそれなりに伸びています、最後足らなかったのは大外を回した分かと・・・それでもGⅠでは足らない印象ですが重賞級なのは間違いありません。次走内枠に入った時は狙い目だと思います。



5着・・・ライラプス

枠も活かして4〜5番手の先行集団へ、しっかり折り合ってそのままの位置で直線へ、予想に反してペースが速くなってしまいましたがしぶとく伸びていました。先行集団で一番伸びてきたのはこの馬、もう少しペースが遅ければ3着はあったかもしれませんがその辺は仕方のないところ・・・12番人気でしたがそんな評価を受ける馬ではないと思います。ヴィクトリアマイルにいくとしたらちょっと面白い存在かもしれません。



11着・・・レクレドール

この馬ウイングレットのせいでまともに競馬が出来ていませんでした。こんな実力の馬ではないと思います。良馬場の阪神コースでもう一度走って欲しいです・・




12着・・・メイショウオスカル

好スタートから2番手集団へ、しかし2コーナー付近から引っかかってしまい先頭へ、あれでは流石に最後まで持ちません・・・ずっとイライラしていて息も入っていませんでした、そして追い討ちをかけるように内に切れ込んできたウイングレットに前を塞がれ(レクレドールも塞がってました)撃沈・・・・・・気分よくいけないと駄目なのは逃げ馬の性ですね・・・