阪急杯(GⅢ)


今週は夜勤がないので東西共にがっちり予想を・・・

今年から1400mになりましたが一応高松宮記念のステップレースと言えます(来週のオーシャンSの方がそれっぽいですが)。なかなか面白いメンバーが揃いました。



1 1 ローエングリン   牡7 58.0 四位洋文

距離の短すぎたCBC賞には目をつぶりまして、それ以外の近走は実に気持ちのいい競馬をしています。勝つか負けるかという逃げ馬らしい逃げ馬。こういう馬は気持ちの面が変わると急に走ります。今回はテン乗りの四位騎手、そして内枠、加えて1600m以下の阪神コースは3-1-1-0、年は重ねましたがまだやれる馬と見ています。



2 2 シルクトゥルーパー 牡4 56.0 池添謙一

近4走が17、18、16、16と見せ場もなく終了、サムソンビッグとかコウエイロマンでも見ているかのようです・・・流石にここも厳しいと思います。



2 3 スナークスズラン  牝7 54.0 モンテリ

調教もよく、1400mの実績もなかなかありますが重賞の最高着順が5着ではなかなか厳しいです・・・



3 4 ニシノデュー    牡5 56.0 武幸四郎

中距離を使っていましたが最近は母ニシノフラワーの血が目覚めたのか短距離でいい成績を残しています。しかしハンデ戦ならともかく今回は別定戦、準オープンを勝ちきれない馬が重賞で好走は難しそうです



3 5 ビッグプラネット  牡4 57.0 和田竜二

勝つときは全て逃げ切りですが、強引にいくタイプではなく本質的には2番手以降でも競馬はできます。距離短縮はプラスで阪神コースも特に問題なし、ローエングリンを行かせて2〜3番手で折り合えれば・・・



4 6 グランリーオ    牡6 57.0 柴山雄一

左回りの方がいいのは間違いありませんが、今の調子なら右回りも問題なし。様々な距離を使われていて適正がどこにあるのかわかりませんが、先行するようになってからは大きな負けはなく安定しています(前走の大敗は馬体重の影響)。調教も良くすんなり前に付けそうなこの枠もプラス、ただ、重馬場が少し苦手な模様・・・



4 7 ゴッドオブチャンス 牡8 57.0 佐藤哲三

頑張っているのは認めますがこの成績では・・・



5 8 ハッピートゥモロー 牡6 56.0 川島信二

念願のオープン入りを果たしましたがどうにもその後がイマイチ、条件変更の1400mは一考できますが力不足感が強めです。



5 9 ブルーショットガン 牡7 56.0 松永幹夫

松永騎手最後の重賞騎乗に選ばれた同馬。1400mで2勝を挙げていますが本質はスプリンター、斤量増加に加え、ややスタミナが求められる阪神1400mでは分が悪そうです。



6 10 オレハマッテルゼ  牡6 56.0 柴田善臣

姉にはエガオヲミセテ、馬主はオダギラーこと小田切有一、面白名馬の半数はこの人関連です。この兄弟は名前に負けず劣らず優秀な成績を残しています。同馬も今回人気の一頭です。

芝1400mの適正、コース経験は充分。安定した先行力はハイペースもスローペースでも苦にせず、重馬場も得意。枠は微妙な位置を引きましたが実力は上位、重賞初制覇は目前です。



6 11 タマモホットプレイ 牡5 57.0 渡辺薫彦

前走では見事な復活、追い込みの型がうまくハマると絶大な力を発揮します。少し落ち着く1400m変更はプラス条件ですが如何せんこの馬は重馬場が大の苦手、良馬場でこそ最後の末脚が生きる馬なので馬場の悪い今回は厳しいところ。



7 12 ロードマジェスティ 牡4 56.0 藤田伸二

上昇一途の4歳馬、力のある馬で坂のあるコース・重馬場は歓迎ですが1400mよりは1600mの方がいい馬、別定戦もやや厳しい感じでメンバーの濃いここはどうでしょうか・・・



7 13 コスモシンドラー  牡4 55.0 安藤勝己

マジェスティより上昇中なのがこの馬。阪神コースで連対がありませんが、成長前の2戦を無視しますと4走前のレースは前が不利な展開での0.1秒差の4着、坂が苦手というよりはたまたま条件が悪かった可能性の方が高い感じで今の勢いなら克服可能、差す競馬を覚えてからは順調で斤量マイナス1キロもプラス、メンバーは一気に強くなりますが底が見えていない分面白いです。



8 14 コスモサンビーム  牡5 58.0 本田優

再起不能と思われた怪我を克服し、前走で見事復活を遂げたGⅠ馬。1400mの実績は充分、坂も問題なし、重馬場もOK、外枠と58キロというマイナス条件もありますが地力は他馬より一枚上手です。



8 15 ウインクリューガー 牡6 58.0 吉田稔

GⅠ馬らしからぬ成績でいつ走るのかよく分からない馬です。斤量は苦にせず坂も重馬場も問題なしですがどうしても安定度に欠ける馬、今回は果たして・・・




今年から1400mに変更されたレース。同条件のフィリーズレビュー等を見ますとスプリンターには厳しいレースとなっています。中山記念と同様に少し長い距離の経験も欲しいところです。



展開としては最内のローエングリンが単独先頭、それをビッグプラネットが追い、オレハマッテルゼ、ニシノデュー、グランリーオ辺りが追う展開を想像しています。逃げ馬が2頭なのでやや落ち着く流れも考えられますが、短距離の重賞と言う事でおそらく平均からやや速めのペース、それでも中山と同様に先行馬の残り火には注意が必要です。




本命はオレハマッテルゼ

枠がやや引っかかりますがそれ以外は特に問題なし、今年のヨシトミ騎手は何か違う印象です。



対抗はローエングリン

又とない展開、調教量が少ないらしいですが調教を見た限り悪い動きではありませんでした。スローペースで逃げる馬ではないので引き離して逃げてほしいところです。



3番手はコスモサンビーム

パワーを要求される展開に滅法強い馬。ただ、休養明けで馬体も増えている事が考えられるので、次走期待の2着までで。



抑えは、距離短縮のビッグプラネット、重馬場苦手でもグランリーオ、上昇中のコスモシンドラー、よく分からないウインクリューガー






◎オレハマッテルゼ

ローエングリン

コスモサンビーム

ビッグプラネット

グランリーオ

コスモシンドラー

ウインクリューガー



1着 マッテルゼ ローエン

2着 マッテルゼ ローエン サンビーム

3着 マッテルゼ ローエン サンビーム ビッグ リーオ シンドラー クリューガー


計20点


馬連ならオレハマッテルゼから各印へ6点。