AJCC(GⅡ)

ほんとにGⅡなのか疑いたくなるようなメンバー構成、消去法で予想したらほとんど消えてしまって大変なことに・・・(笑)



1 1 ソウゴン      牡7 57.0 北村宏司

条件馬に加えてそのクラスでも下位に位置する馬。先週重賞を勝った北村騎手騎乗ですが、流石にここは無謀な挑戦かと・・・



2 2 シェイクマイハート 牡6 57.0 木幡初広

OPに入ってから10着、15着と大敗していますが、前々走は小回りの左回りが合わなかったのか全く競馬にならず参考外、前走はスローペースになるも後続に一気に来られる展開、流れが味方しませんでした(それでも0.5秒差)。距離延長はプラスで、絶対的な先行馬もいなく、落ち着いた流れになりそうな今回、内枠という事で展開も味方に付けられそうで近走不振な実績馬の上を行く可能性もあります。



3 3 ユキノサンロイヤル 牡9 57.0 小野次郎

去年、一昨年とこのレース3着、中山は全7勝のうち5勝を挙げている相性のいいコース。近走不振でも急に変わるのがこの馬の特徴で間隔は詰めた方がよく中1週はもってこいな条件、重い馬場も比較的得意な方で、年明け9歳のおじいちゃんという点が気になりますがまだまだ頑張れそう。



4 4 フサイチアウステル 牡4 56.0 藤田伸二

とにかく切れ味のない同馬、並んだ時の根性は重賞級ですが腰が弱いということで坂を苦手としています。しかし、今回のコースと全く同じ舞台のセントライト記念で2着している辺り、坂が全く駄目というわけではなさそうです。重い馬場への対応や休養明けによる状態面の不安も残りますが実力は上位、先週のアドマイヤフジに続いてディープ世代の力を見せ付けられるかどうか。



5 5 ニシノサブライム  牡7 57.0 柴山雄一

OP馬になってから9戦して4着が最高着順。中山が得意な馬で距離もピッタリ、騎手も好調の柴山騎手ですが近走完全な力負けをしている辺りなかなか難しそうです・・・



6 6 グラスボンバー   牡6 57.0 勝浦正樹

今が充実の時期、この後休養に入ると言うことで今回が全力投球との事。しかし、有馬記念の調教を見る限りでは前走が目一杯の仕上げ(重めだったのは確かですが)、上積みはおそらくありません。ただ、それでも有馬記念1.0秒差の9着は立派な成績で大きな調子崩れもないはずです、中山経験も豊富、距離も適距離ではないにしろオールカマーを見る限り許容範囲内、斤量も経験済み、重馬場も得意、そしてメンバーの質が下がった今回なら。



7 7 シルクフェイマス  牡7 58.0 柴田善臣

報われない雨男ならぬ雨馬。力のいる重馬場が苦手な事で有名な同馬、天皇賞(春)で急に降ってきた雨の中、無謀な逃げでシンガリ負けをした辺りはサクラホクトオー(雨を呼ぶ馬として有名、もちろん重馬場は苦手)並の哀愁を漂わせました。ただ、GⅡ2勝、GⅠ2着1回3着2回の成績はここでは胸を張れる成績。休養明けを1戦叩かれて状態は上向き、中山も去年の有馬記念で3着している辺り問題なし、2200mも得意、絶好調時の勢いはないもののこのメンバーなら勝負にはなりそうです。しかし今回は雪・・・なんとも運のない馬です。



7 8 コスモインペリアル 牡6 57.0 バルジュ

格上挑戦ですがかつてはオープンクラスで活躍していた馬。速い時計勝負は苦手ですが時計のかかる馬場ではまずまずの成績を残しており、豊富な中山経験や現在の馬場状態を考えると上位進出も十分ありえます。ただ、前走骨折明けで激走した点や地力を考えると決して強気にはなれません・・・



8 9 オペラシチー    牡5 57.0 佐藤哲三

近走不振の実力馬・・・と言えるほどの実力があるのかどうなのかもよく分からない馬です。

3走前は距離不足に加えた重い馬場(良馬場発表でしたが力のいる馬場でした)の影響、前々走は距離不足と原因はいくつか考えられますが、前走は調子も上向き、そして前が比較的有利な展開で好位を進んでいたにもかかわらず直線あえなく後退、状態も良かっただけに意外な結果でした。スタミナタイプの馬なので距離短縮はややマイナス、坂のあるコースは合いそうなのですが・・・ただ、前走が力負けだとしてもここでの力は上位、騎手も主戦の哲造騎手に戻っての一戦・・・ここが正念場・・・



8 10 ハイアーゲーム   牡5 57.0 内田博幸

ダービー3着馬、2着馬はあのハーツクライ

成長が期待されていた一頭でしたがその後は苦戦続き、どうやらGⅠ級ではなかったようです。しかしGⅡ以下に限定すると4戦して4着、4着、13着(3位の上がりで0.9秒差)、3着。2走前のカシオペアSでは武さんの思い切った騎乗(「追い込み」から「逃げ」に転換)で復活の兆しも見えていて、GⅡとは言い難いこのメンバー構成に加え中山も4着、4着、6着(有馬記念)と許容範囲内の成績、歩幅の大きい馬なので重馬場への適性が気になりますが、まだ終わってはいないと思います。









関東は雪で土曜の中山競馬は全中止、雪は止むようですが冬場と言うことで馬場回復は遅め、馬場はかなり悪い模様・・・ダートでの開催はないと思いますが果たして・・・(馬場が悪いとダートで開催する時もあります)



逃げ馬不在の10頭立て、ニシノサブライムシェイクマイハート、あるいはハイアーゲーム辺りがハナを切りそうです。

その他の馬も比較的先行馬が多め、固まった展開の可能性もあります。ペースは遅めで普段なら切れ味勝負になりそうですがこの馬場状態、先週の京成杯以上にスタミナ、パワーが要求されそうです。(特に後者)






迷いに迷って本命はグラスボンバー

調教もいい動き、前走の疲れもなさそうで重馬場も中山も得意、どこからでも競馬ができるので展開も問題なし、唯一心配なのはスタミナ勝負になった場合ですが、ペースが落ち着きそうなので今の調子ならどうにかなりそうです。



対抗はシェイクマイハート

距離延長、馬場悪化によるスタミナ・パワーの要求、そして内枠と全てがプラスに働きそうな条件。ムラのある馬ですが3走前にスウィフトカレントを負かしたのはフロックではないはず・・・



3番手はハイアーゲーム

調子が戻ればまだまだやれる馬、右回りに適正がないのは確かですが全く駄目な馬ではありません、名ジョッキー内田騎手が鞍上なら・・・



同評価なのがフサイチアウステル

調教はイマイチでしたが地力は上。重馬場適性、坂などの不安は残りますがスタミナ、勝負根性は申し分ないので上位争いできるはずです。今日のフサイチジャンクに続けるか・・・



抑えはこのレースと相性のいい年配者ユキノサンロイヤル、調子は一息でもオペラシチー







グラスボンバー
シェイクマイハート
ハイアーゲーム
フサイチアウステル
ユキノサンロイヤル
オペラシチー



3連単フォーメーション



1着 ボンバー シェイク

2着 ボンバー シェイク ハイアー アウステル

3着 ボンバー シェイク ハイアー アウステル ユキノ オペラ


計24点