第39回スプリンターズステークス(GⅠ)

1枠1番 ゴールデンキャスト
成績以上の人気を持つ馬。毛色が綺麗なせいでしょうか・・・若かりし頃は8戦連続1番人気という面白い記録もあります(でもおそらくそれは武さん(武豊)効果)。前走で1年ぶりの復活(重賞2勝目)を果たしましたが、GⅠとなると少々力負けしているように思えます。



1枠2番 テイエムチュラサン
若き乙女の3歳牝馬、適正距離の関係により夏から古馬との対戦を強いられました。前走、斤量が軽かったとは言え、去年のこのレースの覇者(カルストンライトオ)を破っての勝利は価値あるもの。逃げ馬の中で最内枠を引いたのはこの馬、自らのペースに誘い込こめるかどうか・・・



2枠3番 リキアイタイカン
オープン馬になってからは人気薄で激走する妙な馬になってしまいました。当然今回も人気はないと思いますが、GⅠ3着が2回、そして今年3年半振りの勝利を挙げている点は無視できないところ。
PS2ダビスタはやけに強かった印象があります。



2枠4番 デュランダル
ガンダムSEED DESTINYに登場する議長。声優が池田秀一さんということで、某赤い人とかぶるということで有名怪我の多い短距離王、実力は他馬より1枚上手。ただし、例のごとく今回も休養明け(9ヶ月ぶり)でその点はマイナスですが、過去の長期休養明けも2着、3着、2着と勝ってはいないものの実力は出しているのが事実です。

名前の由来の通り、切れ味抜群の追い込み馬。(大外から茶色の馬体が追い込んできたら十中八苦この馬です



3枠5番 ケープオブグッドホープ
海外馬ながら、去年のこのレースの3着馬。そして1勝もできなかった去年とは違い、今年はすでにGⅠ2勝、勢いは明らかに違います。
ただ、同じく海外馬、7枠13番のサイレントウィットネスには、10回戦って1回も勝っていません。



3枠6番 シーイズトウショウ
安定という言葉がピッタリの馬。そして今回は生涯初めての連勝中で、その勢いは侮れません。成績は今回出走の牝馬の中では1枚上手。ただ、調子がイマイチとのこと・・・



4枠7番 シルキーラグーン
重賞こそ勝っていませんが、この年になって実力をつけてきています。中山も合っているので前に取り付いて流れに乗れば馬券的にも面白い一頭です。



4枠8番 プレシャスカフェ
春のGⅠの前まではスプリント界の新星として期待されていた馬でしたが、前走、前々走と惨敗。(特に前走はこれといった敗因が見つかりません)中山のコース自体は合っているはずです、強い同型がいますが名手蛯名騎手がどう乗るのか見物です・・・



5枠9番カルストンライトオ
去年のこのレースの勝ち馬。惨敗が続いてもう終わったかと思うと又復活するという安定しない馬(笑)それでも去年の今頃から、惨敗は慣れていない海外レースの一度だけ。去年と同じローテーションで連覇に挑む。この馬がハナを切る(スタートから先頭にたつ事)か切らないかはかなり重要です。内にいるテイエムチュラサンとの兼ね合いに注目。
鼻の白さも特徴的な馬。



5枠10番 キーンランドスワン
重賞を二つ勝っていて、GⅠ成績も悪くない、連敗からの復活もしていて海外レースにも参戦している実力馬、外見も綺麗に見える栗毛ですが、イマイチ人気が出ないこの馬。桃瀬くるみ地味です。海外で連敗、前走5着ということで今回も人気はなさそうですが果たして・・・



6枠11番 ゴールデンロドリゴ
年を重ねながらも懸命に走っている姿はカッコイイですが、今回はスルーでいいと思います。しかしリキアイタイカンと同じく、この馬も人気のない時だけ走ります。



6枠12番 アドマイヤマックス
今年の春の短距離GⅠ高松宮記念の勝ち馬。武さんと組むと7戦して3-1-1-2、芝1400m以下でも安定した成績を残していて、期待は高まります。ただ、右回りの成績が悪いのであまり強気にはなれません。
個人的に、高松宮記念で美味しく頂いたので嫌いな馬ではありません(笑)



7枠13番 サイレントウィットネス
デビューから無敗の17連勝を達成した香港の英雄。前走、前々走と負けてはいますが、2戦ともこの馬にとって距離の長い1600mでのもの、距離が縮むのはどの馬よりもプラス。圧倒的なスピードで初の海外馬スプリンターズステークス制覇に挑みます。本来は逃げ馬ですが、抑えても何の問題もありません。
タマが付いていないので5本目の脚は使えません。


7枠14番 マルカキセキ
今年に入って上昇してきた馬ですが、前走のメンバーで負けている辺り、一級線が相手では少々荷が重そうです。直線坂のあるコースであまりいい成績を残せていない点も割引です。



8枠15番 タマモホットプレイ

いつ結果を残すのか分かりにくい馬、後方からの追い込みが決まれば一発あるかもしれませんが、今回は同型で強い馬がいるのでスルーでいいと思います。



8枠16番 ギャラントアロー
逃げ馬ですが、逃げなくてもいける点は強み。重賞を二つ勝っていますが、最近はOP戦でも勝てない始末。GⅠでは・・・






整理しますと



おそらくはカルストンライトオがハナを切る展開、そこまでハイペースではないと思いますがスローペースでもなさそうです。逃げも追い込みも決まる中山1200mですが、今年はどちらかと言えば前に行く馬が有利な展開だと思います。

そこで挙げられるのはやはりサイレントウィットネス

前走、負けたとは言え苦手な距離1600mで脅威の粘り腰、2着のスイープトウショウがその後宝塚記念を勝った点から見ましてもレベルの低いレースではなかったと思います。

調教も抜群で一番人気になりそうな感じですが、17連勝は伊達ではないと言うことで。


対抗は、議長デュランダル

こんなに安定した追い込み馬はあまり例がありません。確実に追い込める脚はやはり無視できません。

穴狙いですとシルキーラグーン。得意の中山、5番手位に付けていればなだれ込んで2着、3着はありそうな感じがします。

抑えはケープオブグッドホーププレシャスカフェ桃瀬くるみキーンランドスワン



サイレントウィットネス
デュランダル
シルキーラグーン
ケープオブグッドホープ
プレシャスカフェ
キーンランドスワン


上2頭をはわわマルチにした3連単(8点)か、

上の2頭それぞれから5頭(10点)に馬単のつもりです(上2頭は抜けてる存在だと思いますので)








































でも多分買いに行かないと思います(笑)