体調に違和感がありつつもまだ元気だった土曜日、映画「カイジ 人生逆転ゲームを観てきました。

予告編を見ていると、「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」と、アニメで26話かかった内容を2時間でやろうとしていたので、どう考えても詰め込みすぎになるだろうなあと・・・そう考えていました。



・・・予想通り・・・詰め込みすぎっ・・・がっ・・・これはこれで!!



・・・一言で表現するならこんな感じでした。

原作のいいトコを切り取り、出演者の演技で貼り付ける。ちょっと格好いいカイジ・だいぶキャラが変わってる遠藤ももちろんよかったですが、香川照之演じる「利根川はその中でも特に抜けていたように思います。原作寄りの方でも最後のEカードのシーン(※)は漫画とは違った楽しみ方が出来たのではないかと・・・。

※個人的に好きなセリフ「惚けた老獪・・・間抜けな人殺しめっ!!」がなかったのはちょっと残念でしたが、「そうか。ならお前が蛇なんだ」で大体満足できます。



時間が短いこともあり、細かな駆け引きとかルールの穴をつくといった所謂「ギャンブル映画」にはなっていませんが、藤原竜也演じるダメ人間「カイジ」が歪んでいるけど優秀な「利根川」に対抗する姿は見物です。

一緒に行った原作知らずの友人も楽しめていたようなので、初めての方にもオススメです。